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丹沢、源流大イワナ

2018年07月26日 | 渓流・本流2018
先日の続編を。


谷も狭まり、姿を見せるイワナとヤマメの数が逆転した。そろそろこの日の釣りも詰めに掛かるとき。橋本さんが右俣に、私と八橋さんは左俣に進んだ。

ここまで来てもまだ姿を現す堰堤をうんざりしながら越え、枝沢をさっとチェックしたりしながら奥へと進んだ。途中で尺はあろうイワナの姿は見たが、ニョロッと出てきてそれっきり。少し前から大きいのが釣れそうな雰囲気を感じていたのだけれど。

小さな落ち込みに大岩が絡む、いかにもという場所だった。岩の下から黒い影がすっ飛んできたと思った瞬間、ガツンときた衝撃と黒い影の大きさに源流大イワナを確信した。チリチリとドラグを鳴らしながら黙々と上流へ向かって泳ぐさまに、その力強さに、このイワナの顔が見たいと願った。







41cmの雌、本流や水量のある渓ではともかく、ここは神奈川・丹沢の原頭近く。丹沢源流では私自身経験のない大イワナだった。



体側にあった古傷。へこみとして残っていて、その時の傷の大きさを感じさせた。この傷とともにたぶん長年、ここで生き抜いてきたのだろう。

この色合い、この胸びれ。もうたまらん。しっかりとリリースできてよかった。

ロッドはレヴェルトラウト5.0MT。ひたすら上流へと突き進もうとするパワーを受け止め、最後の大暴れをいなし、余裕すら持ってキャッチに繋げられたのはレヴェルトラウトの底力があったからこそ。

ミノーはソリスト40DD、FS(フラットサイド)のクロギン。簡素なカラーリングだけれど、信用できるから出番が多い。凝ったカラーももちろんいいけれど、2色か3色でまとめたこういうカラーが一番好き。



このサイズは多く遊んでくれた、感謝。感謝。また感謝。


神奈川にももっと夢を。

様々に思いを巡らせながら、仲間とふたたび長い時間を掛けて山を下った。

下山中、40あれば源流の大イワナと呼んで差し支えないかと尋ねてみたところ、もちろんとの返答だった。そこで源流大イワナなどといくらか大仰かもしれないが、そう呼ばせてもらうことにした。


タックル
ロッド:レヴェルトラウト5.0MT
リール&ライン:2000番にナイロン4lb
ミノー:ソリスト40DD、同FS、ソリスト50MD2、同FS、60ストレートなど
偏光サングラス:talexイーズグリーン
 
Photo&Report by 小平


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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
モンスター (相模の釣師)
2018-07-26 20:11:53
丹沢源流モンスターですよ~素晴らしい
私も釣りたいという衝動になれました。
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Unknown (新横浜の佐々木)
2018-07-26 21:43:09
41㎝ですか。。。ホント凄いです
日曜日詳しくお話聞かせてくださいね

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相模の釣り師さんへ (小平)
2018-07-27 08:42:26
おはようございます。
モンスター認定有り難うございます。
源流50cm待ってますね。
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新横浜の佐々木さんへ (小平)
2018-07-27 08:44:22
おはようございます。
よくぞ生き延びて・・その生命力に感服しました。

日曜日に!
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