丹沢の細流とイワナ

月曜日、渇水で苦しむ丹沢へとイワナ釣りに。

考えてみたらイワナ釣りに行ってないな。そこで10時に工房仕事を切り上げ、パッと支度してザザッと川を歩いてズバッ。ちょっといいイワナが顔を見せてくれました。





イワナタックル
ミノー：ソリスト40DD/ヤマメ　ソリスト40DDフラットサイド/クロギン
ロッド：レヴェルトラウト5.0MT
リール＆ライン：ステラ2000にナイロン5lb

最初は40DDフラットサイドでキラキラ誘って食わせていましたが、アピール力を少し落としてレンジを変えてと40DDにチェンジ。40mmだけで通した午後でした。

このレヴェルトラウト5.0MTは気がついたらもう11年目のシーズンを迎えていました。今年も現役バリバリ、傷だらけですが頼もしい限りの5.0MT。長持ちさせたいので2本をローテして使っています。靴は2足をローテーションさせると倍以上長持ちすると言いますよね、ロッドも同じなんじゃないかなあ。



渇水時のイワナ釣りではひとつ、頭に置いておくべきことがあります。いつもうまく行くとは限りませんが、この時もその通りの結果でした。

もちろん増水時の方が活性そのものは上がるでしょうが、渇水時のイワナ釣りもなんの。これはこれで楽しいものです。

いいサイズはこの1本だけでしたが、7～8匹のイワナが相手をしてくれ、4時間ほどの谷歩きを満喫してきました。



実は初めての沢でした。知人がこの沢にはイワナがいない、と言っていたので試しに探索してみました。確かに魚影は濃くありませんでしたが、イワナはしっかり世代を継いでいましたよ。

これを書いている今いくらか降っているようですが、水量回復を切に望みます。このまま五月雨に恵まれず、空梅雨だったらもう持ちませんね。



痩せ細ったイワナ。こういうイワナばかりではありませんでしたが、雨が降らずに陸生昆虫が落ちて来ず、流れてこなければイワナは痩せてしまいます。



1匹の価値は自分が決めること。渇水時のちょっといいイワナ、十分です。ありがとう。

山を下ってそのまま相模川本流の夕まずめをやりましたが、何もおきませんでした。

Photo＆Report by 小平