6月の中旬から下旬にかけて12日間、モンゴル再訪の旅に出掛けてきました。
ブログでは何回かに分けて写真をアップします。
より詳細な釣行・旅行記は前回の旅と同様、Gijie誌にて掲載の予定です、どうぞそちらを楽しみにして下さい。
掲載時期などはまだ未定です、決まり次第お知らせしますね。
写真はクリックで拡大してご覧頂けます、ごゆっくりどうぞ。
6月某日 初日(UB着)~二日目
・丘陵に囲まれた盆地にあるチンギスハーン国際空港。 in ウランバートル
風に弱いんだな、ここ。
おかげで数時間遅れるも無事に1年と9カ月ぶりのモンゴルに降り立つ。
・UBで一泊した翌日、まずは国内線に乗り換え、地方都市ムルンへと。
国内線はなんでも新規参入の会社らしく、かなり新しい機種のよう。
前回の旅では大草原の真ん中を縦断するチョロート川などを釣り歩いたが、今回はモンゴル・ロシア国境のより高地を目指す。
前回にも勝るスケールの中で釣りが出来るのではと、まだ見ぬフィールドに想いを馳せつつの往路となる。
UBから国内線でムルン⇒ムルンから車に分乗して初日のキャンプ地へ⇒翌日も車でさらに奥地へ⇒これ以上四駆でも進めないところからはボート(もちろん手漕ぎ)で川下り 帰りはボートで遡れないから馬で戻ることになる⇒最終目的地のキャンプ
この行程だけで三日がかり!
・こちらはロシア製アントノフ24、国内線ではいまだ主力。
噂だと時々・・
・機内からモンゴルの大地を見下ろす。
・一時間半ほどでムルンに着。
この街で買い出しを済ませ、早速車に乗り換え国境エリアを目指す。
天気予報が悪く心配していたが、まずは見事なモンゴル晴れ。モンゴルはこうでなくちゃね。
・ウシの仲間、ヤク。
より高冷地に適する。ムルンからまだいくらも走っていないが、この辺りではもう彼らが主力のようだ。
今回初めて食べたがなかなかいける。
・我は小さく、大地は限りなく。
なにも無い。それでいて濃密な何かに満ち満ちた大草原。
実際の大草原は草の密度がひどくまばらでちょうどいくらか枯れた芝生のようだが、生える草花は決して一種類だけではなく、香草の類も混じる。
この香草の匂いが鼻孔をくすぐる。これが嬉しい。
五感の中でも嗅覚は特に過去を喚起させる力に優れていると思う、モンゴル再訪を実感させてくれる匂いだ。
また来たぜ!ってね。
・ランクルとロシア製ジープに分乗し、ひたすら目指す。モンゴルでは頻繁に見かけるこのロシアンジープ。
表情ゆたか、愛嬌たっぷりで魅力的な車だ。
壊れやすいのが玉にキズだが、構造が簡単なため修理のしやすさもピカイチなのだ。
一台欲しいぞ。
・橋が少ないからさ。ザブザブと。
・父と娘
途中で立ち寄った食堂にて。
遊牧の傍ら、通りがかりの旅人に食事を出すこともする。
モンゴルでもかなり田舎のこの辺り、貴重な現金収入なのだろう。
・二歳だって。将来はモンゴル一の美人だな。
・お嬢様方はチャックだって全開なのだ。
・その食堂で出た昼食、モンゴル風焼きソバとチャイ。
焼きソバ(焼いてない)は残念ながらいま一つである。
我々の車を運転してくれる、生粋のモンゴル人であるドライバーたちも首を振りつつ黙って箸を置き、ほとんど口をつけない。
練った小麦粉を細切りにしてジャガイモと一緒に茹で、これまた塩茹でした羊肉を絡めてある。
炭水化物 meets 炭水化物 プラス 羊
もう少し丁寧に料理してくれればこれはこれでいけると思うのだが、なんだかネチャネチャし過ぎているし、素っ気ない味付けには一皿平らげる前に飽きが来る。
油で炒めれば良いのに、我々はそう思うがモンゴル人は伝統的に茹でる調理、シンプルな味付けを好む。
調理器具なども含めモノは最小限に。そして保存がきくように。
遊牧民としての必然、知恵なのだろう。
チャイは塩で味付けしてあるミルクティー。
乾燥しているからか、ここで飲むとしょっぱいミルクティーも結構いける。
モンゴルで最も普通に飲まれている飲み物であり、大体どこへ行ってもこれが出てくる。
ぁぁモンゴルに居るんだな。
そう思わせてくれる。
・奥地に進むにつれ雲が濃くなる。
ひとしきり叩くような雨が降る。
大草原にかかる虹のアーチをくぐって我らは進むのだ!
・二重の虹まで出、歓迎してくれる。
・一日中移動して夜の九時過ぎにようやく今日の宿泊地であるホグのキャンプに辿り着く。
この時期はおよそ九時半が日没であるから、まだまだ外は明るい。
キャンプの目の前をなかなかの川が流れているのだが、さすがに釣りに出掛ける元気はない。大草原の移動は、それだけでかなりの体力を消耗するのだ。
明日の早朝、少しだけこの川をからかってみようと決める。
どんどん雲が厚くなり、風も出てきた。
夜半にはまとまった雨になるだろう。
ところでモンゴルは6月の今こそが春のまっただ中である。
普段は乾燥している大気が湿気を帯び、長く厳しい冬を耐えこの季節を待ちわびた草花が放つ匂いは日を追うごとに濃密さを増し、大地に満ちる。
草花が活気づけばそれを食む家畜たちはもちろん、蛾、羽虫、バッタ、カゲロウなど陸棲水棲を問わず昆虫たちが一斉に騒ぎ出す。
つられ、水中のトラウト達も一気に活性が上がる最高の季節なのだ。
簡単に食事をすませ、いくらかのビールとウォッカで再訪を祝い、これからの旅路の無事を祈りさっさと毛布にくるまる。
・キャンプ地から国境辺りを遠望する。おおよそこの山々の麓あたりを釣るはずだ。
イメージとしては険しい山に乏しいモンゴルだが、ロシアとの国境付近には高山がそびえ国境を守る。
これ以上ない自然要塞だろう。
ちなみにモンゴルの最高峰は4.370m(アルタイ山脈 フィティン)だそうで、富士をはるかに凌駕する。
・目的地と方角は異なるが美しい山だ。
・ズームしてみる。
マッターホルンや剣岳を想起させるこの山、名は知らぬ。
ただ威風堂々とそびえる、印象的な山だった。
明日も一日中移動だ。
四駆でさらに奥地へ、行けるところまで行く。
やっと更新されましたね!
っても、釣りの話はまだですか!?
σ(^_^;)アセアセ...
次の更新を楽しみにしていますよ!
こんばんは~
ようやくの更新、お待たせしました。
これから少しずつ更新出来れば・・
書いているうちにエンジンかかってくるかな?
釣りの話
だってモンゴルは広いから、移動している時間の方がどうしても長いんですよ
釣り以外の風景などもご自身が旅した気分で楽しんでいただければ幸いです。
さっそくワクワクさせてもらってます^^
結果も気になりますが・・・ゆっくり楽しみませていただきます~
こんにちは。
お待たせ致しました~
少しずつですがアップしたいと思います。
タフでしたよ、モンゴルは!
ところで釣りには行ってますか?!
渓流にでもご一緒したいですねえ。