ゆうやプロジェクト

瞳をキラキラさせながら、ゆうやは今日も足こぎ車椅子COGYに乗って頑張っています。体が不自由だけれど、なんのその~。

黄色のバス

2018-02-20 12:03:07 | 日記
ゆうやは昨日、アンパンマンのバスを見かけました。

そのバスは黄色の車体で、アンパンマンの登場人物が描かれていたようです。
近くの幼稚園の送迎車のようでした。

ゆうやはそのアンパンマンのバスを、「また見たい。」と言いました。
「どこかで見ることができるといいんだけど〜。」

ゆうやは私の顔を見て言いました。
「お母さん、ボク、小さい時に黄色のバスで遊んだよね。」

4〜5歳ぐらいだったでしょうか、ゆうやは黄色のバスで遊んでいました。
ボタンを押すとバスの扉が開き、それをとても喜びました。

「お母さん、あのバスは?」
「もうないよ。」
「ボク、黄色のバスで遊びたい。」
「あのバスは小さなこどもが遊ぶためのバスだから。」

夜になり、ゆうやは甘えた声を出しました。
「お母さん、だっこ〜♪」

完全に幼児返りしていますね〜。
黄色のバスを思い出して、気分は幼児になったのでしょうか。

「ゆうや、すっかり大きくなったから、もう抱っこはできないよ。」
ゆうやは、ちょっと残念そうな顔をしていました。

黄色のバスで遊んだ頃から、もう20年ほども経ったのですね。
時間の経つのは早いなあと思います。

今ではゆうやはすっかり大人になり、今朝は作業所へ向かいました。
行く間際に、ゆうやは言いました。

「今日もアンパンマンのバスを見ることができるかな。」
黄色のバスは、ゆうやにとって思い出深いバスなのでした。


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