パニックになるんだ

先日、私は腰を痛めてしまいました。

ゆうやを見送って片付けをしていたところ、ギクッと嫌な感じが、、、。
ああ～！
腰が曲がったまま、元に戻らないではありませんか。

ゆうやが帰宅するまで安静にしていたのですが、そうそう短時間で治るものでもありません。
困ったなあと思いながら、ゆうやの帰宅を待ちました。

ゆうやは私の姿を見て、怒り出しました。
「どうしてそんな歩き方をしているの？！」

ゆうやは、私が咳をしたり苦しんだりしていると、いつも怒ります。
いたわるどころか、いつもにも増して無理を言います。
「お母さん！もっとこうして！」

体が辛い時に全く理解を示してくれませんので、いつも苦労します。
ゆうやはどうして私が体調を崩すと、怒るのでしょうか。

以前、私の従姉妹が幼いときの気持ちを話してくれました。
「もしも自分のお母さんが死んだら、、、と想像するだけでよくパニックになったわ～。」

同じように、ゆうやもパニックになっていると思われます。
私以外の人が体調を崩したら「大丈夫かなあ。」と心配しているところを見ると、お母さんがどうにかなってしまうのではないかと想像して怖くなっているのですね。

でもね、やっぱり「お母さん」の体調が悪いときには気遣う気持ちが大事だと思うのです。
ゆうやもいつか、「お母さん、大丈夫？」と言えたらいいなと思います。


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