ゆうやは最近、痛みを訴えることがあります。
ある土曜日の夜に、ゆうやのパパと日曜日のお昼ご飯について相談していました。
「ぼくね、カレーうどんが食べたいんだ。」
「じゃあ、近所のうどん屋さんに食べにこう!」
ゆうやはとても楽しみしていました。
日曜日の朝、ゆうやは張り切っていました。
介助をゆうやのパパに受けながら、ゆうやは椅子からトイレへ移動していました。
その時、ゆうやのパパが言いました。
「食べに行く時間があるかなあ。」
するとゆうやが急に痛みを訴え始めました。
「痛たたたっ!」
ゆうやのパパは心配してゆうやに尋ねました。
「どうした?どこが痛い?」
ゆうやは「痛たたたっ!」と言うばかりです。
私はその様子を見て笑いました。
「ゆうやはね、どこも痛くないのよ。食べに行けないかもしれないと思って心が痛んだのよね、ゆうや。」
「うん、そうなんだ。」
「な~んだ、心配して損したー。」
ゆうやは身体の痛みはなかなか訴えることができないけれど、軽い心の痛みはこうして訴えることができるようになりました。
深い心の傷はまだまだすぐに言えないのですが、少しずつでも心身の痛みを言葉で表現できるようになってきたのはいい傾向だと思います。
その日のお昼は、カレーうどんを食べることができ、ゆうやは満足していたのでした。
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「ぼくね、カレーうどんが食べたいんだ。」
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「どうした?どこが痛い?」
ゆうやは「痛たたたっ!」と言うばかりです。
私はその様子を見て笑いました。
「ゆうやはね、どこも痛くないのよ。食べに行けないかもしれないと思って心が痛んだのよね、ゆうや。」
「うん、そうなんだ。」
「な~んだ、心配して損したー。」
ゆうやは身体の痛みはなかなか訴えることができないけれど、軽い心の痛みはこうして訴えることができるようになりました。
深い心の傷はまだまだすぐに言えないのですが、少しずつでも心身の痛みを言葉で表現できるようになってきたのはいい傾向だと思います。
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