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ゆうやプロジェクト

瞳をキラキラさせながら、ゆうやは今日も足こぎ車椅子COGYに乗って頑張っています。体が不自由だけれど、なんのその~。

家でも体幹を鍛えよう

2012-11-09 13:52:18 | リハビリ関連・リハビリグッズ
ゆうやの体は体幹機能がなく、グラグラしています。

椅子に座っていても、オットット~。
バランスを崩して転倒してしまいます。

頸椎損傷をしたのも、それが原因でしたorz
自分1人で座っていられなくて転倒し、壁の角で打ち付けてしまったのでした。

車椅子や家の椅子に座るとき、胸ベルトが命綱となります。
必ずベルトを留めなければ安全確保できません。

私は、ゆうやを守るためにもベルトだけに頼るのではなく、体幹を鍛えたいと思いました。
昼間、足こぎ車椅子に乗ってトレーニングすることに加えて、何かいい方法がないか考えました。

私はまず、トイレに行ったときに少し体幹を鍛えるトレーニングをすることにしました。
手すりを持たずに座る練習です。

もちろん、すぐに姿勢が崩れて壁に頭をぶつけてしまうので、素早くゆうやの体を支えなければなりません。
家のトイレなら狭いので、安全にそのトレーニングをすることができます。

また、夜、ベッドに入る前に、ベッドに腰かけて座る練習も始めました。
初めはゆうやの体を両手でしっかり支えているのですが、徐々に手の支えを緩めていきます。

ゆうやも不安なのか、なかなか両手をひざに下ろすことができません。
「ゆうや~。両手は太腿の上に置いてごらん~。」

恐る恐る、ゆうやは手を膝の上へ。
だんだんバランスが取れてきたようです。

一本ずつ指を離して、最後に1本の指だけゆうやの体に触れている状態になりました。
指1本でもゆうやの体に触れていると、ゆうやは安心して座ることができるようです。

次は1人で座る練習です。

支えなしで、数秒ぐらいなら1人で座れるようになってきました。
「1、2、3、4、5、、、おっと危ない~。」

毎日、地道なトレーニングを積んでいこうと思います。


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体幹がぐらぐらです

2012-11-03 09:41:47 | リハビリ関連・リハビリグッズ
ゆうやは作業療法訓練の時、最近は後半に上肢の訓練をして頂いています。

アクリルコーンという道具を使用してそれを握って右から左へ左から右へと移動させます。
なぜかゆうやはそれを「牛乳」と呼んでいます。

「先生、今日も牛乳したいです。」
「はいはい、後で牛乳するよ。」

ゆうやは右手で牛乳を握って移動させる時、顔を牛乳の近くに近づけます。
顔を近づけたまま右から左へと移動させています。

先生が、ゆうやの頭を固定して首をシャンとさせてくださいました。
さて、これでもっと上手にできるかな。

と思いきや、頭を上げると腕の動きが悪くなってしまいました。
ゆうやは腕の動きを首でサポートしているようでした。

また、身体の前の牛乳を掴む際、肩甲骨が後ろに引いた状態になっていました。
私たちは腕を前に伸ばすと肩甲骨も前へ移動しますが、ゆうやは反対でした。

何か物を掴むという動作一つとっても、通常の動きとは全く異なる動きになります。
これを正常に近づけるために訓練をするのがいいのか、それとも今の動きを残しながら別の動きもできるようにするのがいいのか、非常に悩むと先生がおっしゃいました。

全ての解決策としては、まずは体幹をしっかりさせるということになります。
ゆうやは頸椎損傷後、足こぎ車椅子に乗って体幹がしっかりしてきていたのですが、長い間寝たきり生活を送った為に体幹がぐらぐらになってしまったのです。
車椅子に座っていても体が右に傾いています。

これからどれほど体幹が戻るか分かりませんが、まずは体幹機能を取り戻すために頑張ろうと思います。
まだまだ先は長いと思われますが、じっくりコツコツと取り組んでいくつもりです。



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日本のリハビリ制度

2012-11-01 10:08:25 | リハビリ関連・リハビリグッズ
ゆうやは今、毎日リハビリを受けています。
リハビリを受けることができるようになって、私は内心とても有り難いと思っています。

日本では、近年、介護保険の制度が整い、高齢者は保険適用をしてリハビリを受けることができています。
私の父も、理学療法訓練を週に何度か受けています。

脳梗塞で倒れて身体が不自由になっても、リハビリを受けることで回復することもあります。
父も春には寝たきりでしたが、リハビリを受けて今は車椅子に座ることができています。

さて、障害児はリハビリを受ける環境が整っており、ゆうやも小さいころは選択肢がありました。
どの病院へ行くか、選ぶことができたのです。

ところが、中学生になってからは、リハビリを受ける機会がうんと減りました。
今まで1週間に2回受けることができていたのが、1週間に1回以下になります。

高校生になるとさらに減ります。
1ヶ月に1回ぐらいです。
1ヶ月に1度のリハビリで果たしてどこまで成果が出るでしょうか。

ゆうやは高校2年生の冬に頸椎損傷をした為、ドクターの特別の計らいで1ヶ月に4回受けることができました。
理学療法訓練が2回と作業療法訓練が2回です。

ただ、それは高校在学中まででした。
高校を卒業するとリハビリする機会がなくなってしまいました。

障害児が障害者となったとき、リハビリを受けることができなくなるのが、今の日本の制度です。
18歳はまだまだ可能性があります。
私は人は死ぬまで可能性があると信じています。
それなのに、18歳になったら、ポンと見捨てられるのです。

ゆうやは幸いなことにと言っていいかどうか分かりませんが、病気になって入院していますので、リハビリを受けることができています。
けれど、退院するとリハビリを受ける機会をまた失います。

退院したらどうしたらいいでしょうか。
もちろん、足こぎ車椅子に乗って家でのリハビリは欠かさないようにしようと思っています。

ですが、プロの観点から身体を診て頂く機会を時々は持ちたいのです。
個人の努力だけではカバーできないことも多々あります。

今、私はゆうやの将来を思い、考え中ですー。


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手のリハビリが始まりました

2012-10-31 08:03:32 | リハビリ関連・リハビリグッズ
ゆうやは入院中は、平日午前中に理学療法訓練を午後から作業療法訓練を受けています。

理学療法訓練では、主に座位、立位の練習や歩行訓練をしています。
先生は、いつも汗だくになって訓練してくださいます。

午後からの作業療法では、一昨日まで移乗の訓練を中心に行っていました。
車椅子からトイレへ、車椅子からベッドへの移乗の訓練です。

日常生活で最も重要なポイントは移乗です。
私一人でもゆうやの介護ができるためには、移乗がスムーズに行えることが必須です。

先生は、まず訓練の最初にゆうやの身体の筋肉を緩めることから始められます。
ある程度、筋肉の緊張がとれたら立ってみます。

ゆうやが踏ん張れたら、次のステップに移ります。
車椅子に移れるかな。
少し歩けるかな。
先生が介助量を増やしたり減らしたり様子を見ながら、移乗をします。

昨日は、ようやく移乗がうまくなってきたので、手の訓練をしました。
久しぶりに手の訓練です。

三角錐のプラスチックを握ってみよう。
うまく握れたかな。

ゆうやは人差し指と親指だけでつまんでいます。
全部の指を使って握ることができるかな。

先生がゆうやの指を誘導してくださって、5本の指を伸ばしました。
そうそう、上手。

今度は放してごらん。
あれ?
ゆうやは握ったままです。

そうなんです。
ゆうやは、握ることよりも力を抜いて放すことの方が難しいのです。

これは今後の課題ですね。
さて、今日も訓練頑張りましょう。

コツコツ毎日努力です。


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早く電車に乗りた~い

2012-09-11 11:13:46 | リハビリ関連・リハビリグッズ
昨日から2回目の抗がん剤治療が始まりました。

飲む薬の量も増え、ゆうやは少し困惑していました。
けれど、看護師さんもドクターも「お帰り~。電車楽しかった?」と笑顔で迎えてくださり、ゆうやはとても嬉しそうでした。

今回の帰宅では、帰宅している間に赤い斑点が沢山出たり、発熱したり、足に痛みが出たりと課題が沢山残りました。
右足に力が入らず、立つときも左足のみで支えている感じでした。

介護者にかなり負担がかかり、私は内心、帰宅するのが早過ぎたのではないかと後悔したほどです。
嬉しそうなゆうやの顔を見ると、頑張らなくては~と気合いで乗り切りましたが、やはり腰には相当負荷がかかりました。

リハビリの先生も、昨日はリハビリがなかったけれど様子を見に病室に来てくださいました。
「どう?ゆうやくん~。」
ドクター達と話し合った結果、痛みを恐れずにリハビリの計画を立てていくことになりました。

抗がん剤点滴が終了したころには、ゆうやの足の痛みはすっかり引いていました。
これでまた、リハビリに取り組むことができます。

今度退院する時には、もう少し身体機能が向上してからにしようと思っています。
でも、ゆうやは1日でも早く家に帰りたいことでしょう。

ですから、とにかくリハビリを頑張ることが重要になります。
ゆうやもそれを分かっていて、「今日もリハビリ頑張る~。」と張り切っています。

ゆうやはこの度の帰宅で、久しぶりに電車に乗り、電車への熱い思いに再び火がついたようです。
「早く電車に乗りた~い。」

点滴を受けながら、「電車~。電車~。」と連呼しているゆうやでした。



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