ベトナム

これからの活力ある国

無着色のたらこは自然なのか

2007-07-20 01:37:13 | 気がついた事
チョッと話がずれますが、
以前に私はたらこ等の販売関係の仕事をした事があります。

たらこは赤く色付けした(原油タール系)赤着色剤よりも、無着色表示で売られているたら子に使用する発色剤(亜硝酸ナトリウム)が食品衛生法の過剰使用でよく引っかかりました。(赤の着色剤と発色剤の両方使用もあります)

見た目と表示が無着色だから良さそうなのですが、
すけそうだらの生たらこの色は、すぐに温度と時間や酸化等で劣化色に色が変わってしまうので、
この発色剤で色を安定させ肌色に調整して見た目の商品価値を上げます。
その場合に発色剤をたくさん使うとツヤツヤしたそろった良い色になります。

無着色と言っても発色用(亜硝酸Na)を使うので見た目は天然色的で、
身体にも良い様に見えますが、発ガン性が認められていますので、
見た目だけでは安心はできませんね。

現在は、このたらこの加工作業を外国で行ったものを輸入しているようです、
輸入時に使用量検査体制をしっかりとしてもらい、安心して食べたいものですね。

たらこに限らず、海外への輸出食品は自国民用の食品法律は適用されません、
輸出品は無法地帯で輸入して食べる側の国の問題なのです。