「ゆるちょ・インサウスティ!」の「海の上の入道雲」

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大人になる事は、宝探しの毎日になるって言う事!

2015年06月27日 | 毎日のしあわせの為の知恵

さて、その時、僕は事務所の近所の中華料理屋で、御島さん(31)、辛辣姫ユキちゃん(28)、

イケメン貴島くん(29)と、若い池澤くん(24)と、昼食を取っておりました。

「聞きました?20代、30代を相手にした統計で、4割近くの男女が」

「「恋愛が面倒臭い」と言ったそうですよ。なんかムカつくって言うか」

「人生バカにしているような気がするのは、僕だけですか?恋愛は神聖なモノだと思うのに・・・」

と、池澤くんがキレています。

「まあ、わたしは良く言うけど・・・「面倒臭い」なんて不幸の呪文を唱えたら、一生しあわせはやって来ないわ」

「・・・それだけは、言える事ね。恋愛の神様はちゃんと見ているもの・・・まさに「天網恢恢疎にして漏らさず」だもの」

「この日本文化では、ね・・・」

と、御島さん。

「じゃあ、その4割の人間達は・・・」

と、池澤くん。

「行政は、その層にこそ、対応を取ろうとしているようだけど、無駄な事だわ」

「要するに、その層は恋愛が怖いのよ。一歩踏み出して、自分が傷つくのが怖いだけの人々」

「一生成長が無くて、いい大人になってもテレビの言う事だけを鵜呑みにして、毎日下らない事で怒っているだけの」

「人生の中身がスカスカな男女が出来上がるだけだわ・・・」

と、御島さん。

「御島さんの見立ては、ほぼ的中していると思います」

「同じ調査で、「恋愛の仕方が分からない」「恋人を作るマニュアルが欲しい」「そもそも自分に魅力が無いような気がする」」

「「異性に声をかけられない」などの言葉があがりました。これって要約すると、やっぱり、御島さんが指摘したように」

「「傷つくのが怖くて異性に声をかけられない。だれかマニュアルを教えてくれ・・・」・・・とこういう言葉に」

「集約されるようですね・・・」

と、ユキちゃん。

「どう、池澤くん・・・そういう思いって、あるの?」

と、御島さん。

「どうなんだ、池澤。正直に答えてみろ」

と、貴島くん。

「いや、確かに恋人を作るマニュアルがあるなら、読んでもみたいですけど、そんな少ないテキストだけじゃあ」

「恋愛って表現し尽くせないって思うんです。だって、女性を好きになる事って、素敵な事だし・・・」

と、池澤くんは答える。

「お前、大学時代に恋人いたし・・・高校時代も確か、恋愛してたんだよな?」

と、貴島くん。

「ええ。いい子でしたよ・・・素直で、相手思いで・・・」

と、池澤くん。


「ごめんなさい。わたし、このチャンスに自分を賭けたいの。わたし、何もチャレンジしないで、後悔するより」

「チャレンジして、失敗して・・・それでもがんばれるか・・・やらないで後悔するより、やって後悔する方がいいの」

「だから・・・池澤くん、わたしを放流して・・・」

と、10代の女性が涙を流しながら、言葉にしている・・・そんなシーンが池澤くんの脳裏に浮かんでいた。


「高校時代の彼女にそう言われて・・・彼女は僕と別れて、自分の未来に賭けた・・・そういう一途な女性でしたからね」

「今、彼女がどうなっているか、わからないけれど・・・きっとどこかで、自分の未来の扉を開ける為に必死でがんばっていると」

「そう思うから・・・僕も安易な道は歩けないんです・・・」

と、池澤くんは、高校時代の思い出と共に、手短に自分の思いを語った。

「僕、その彼女に教わったんです。人生は全身全霊を賭けて、ぶつかって行くからこそ、開けるモノだって」

「「何もしないで後悔するより、自分なりにやりきってみて、そこで後悔する道を選ぶ」・・・その彼女の言葉こそ」

「僕の宝です。僕はそれから、この言葉を僕のお守りとして、ずっと信じてやってきましたからね・・・」

と、池澤くん。

「「何もしないで後悔するより、自分なりにやりきってみて、そこで後悔する道を選ぶ」か・・・すっごい、いい言葉じゃねえか」

「いい彼女を持ったな、池澤は」

と、貴島くん。

「わたしもそう思うわ。多分、日本の二十代、三十代の残りの60%・・・恋愛を面倒臭いとは考えない」

「チャレンジ精神旺盛な男女は・・・池澤くんの彼女と同じように、考えているはずよ」

と、御島さん。

「俺・・・皆さんと一緒に議論するようになって、わかってきた事があるんです」

「それは皆さん、行動してきたからこそ、その経験知から、自分を常に最新にリニューアルしてるって事実を」

「俺も若い世代ですから、恋愛マニュアルが欲しいって言う意見はわかります。でも、それは」

「ネット世代特有の・・・」

と、池澤くん。

「古い言葉だけど、ウィキペディア症候群・・・そういう事ね?」

と、御島さん。

「ええ。僕らは物心ついた頃から、わからない事があったら、ネットで調べる癖がついているんです」

「そして、どこか、ネットは神様の住むところみたいな、特別感を感じているんですよ」

「だから、そのネットの世界をうまく泳ぎ回れば・・・どこかに正しい答えが書いてあるって」

「その正しい答えを見つけ出した人間こそ、賢い人生の歩き方を知っている奴だって、どこかで思っているんです」

と、池澤くん。

「「正しい答えはネットの中にこそ、ある」か・・・。「事件は会議室で起こっているんじゃない、現場で起こっているんだ」ってな言葉とは」

「真逆の発想だね」

と、僕。

「そうです。つまり、それは真逆の発想、大間違いだったんですよ・・・」

と、池澤くん。

「昨今、幼稚な発想の犯人が多く散見されます。日本社会のお約束を否定し、自ら、その為に鉄槌を下され」

「ふしあわせになって行く人間がちらほらいる。殺人犯が手記を出版し、それで金儲けをしようとした出版社は」

「ひどい事になっていると言われています。出版社だろうが、殺人犯だろうが、すべて人間ですから」

「この日本と言う国は、一度牙を向くと、出版社の社員だろうが、殺人犯だろうが、情け容赦無い・・・」

と、池澤くん。

「つまり、ネット世代の人間は、日本社会を甘く見ていて、その怖さを知らず、ネット社会こそ、価値のあるモノだとカン違いした」

「しかし、その本質は価値を失くした人間が逃げこむ先でしか無かった・・・それに、リアルライフを否定し」

「しあわせになる方法を知らなかったからこそ逃げ込んだ先に・・・リアルライフでのしあわせの成り方など」

「・・・正しい答えなど・・・書いてあるわけがない・・・だって、それは経験しなければ、書けない事だから・・・そういう事?池澤くん」

と、辛辣姫。

「ええ。そういう事です」

と、池澤くん。

「実際、僕は、貴島さんを始めとした、皆さん・・・リアルライフでの、しあわせの成り方を経験知から」

「研究しているみなさんに出会った・・・そして、経験こそ、そして、失敗こそ、しあわせになる成り方を教えてくれる先生だと」

「教えて貰った・・・ネット至上主義者とリアルライフの経験至上主義者・・・どっちがしあわせになるかと言ったら」

「リアルライフの経験至上主義者に決っているじゃありませんか!」

と、池澤くん。

「僕の中では、今、ネット至上主義者達は、リアルライフの経験至上主義者に、永遠の負けを喫したんです・・・」

と、池澤くん。

「池澤・・・素晴らしい大演説だったぞ」

と、貴島くんが池澤くんの肩に手を置く。

「池澤くんの元カノじゃないけれど・・・人生はどこまでも、リアルライフで、チャレンジするからこそ、結果が出るわ」

「そして、失敗しても、駄目だしされても、それが成功への近道を指し示してくれる」

「だって、自分への愛情が無い相手は・・・自分に駄目だししてくれないわ。駄目だしも、その人間にすれば、自分が誰かに嫌われるリスクだもの」

「愛情が無ければ、そんなリスクは誰も負わないもの・・・それを自分への否定だと思うようでは・・・人間というモノがわかっていないと言う事になるわ」

と、御島さん。

「駄目だしは、悪口じゃない。愛の言葉だ・・・そういう事ですね?」

と、僕。

「ええ、そういう事。それを重々承知していなければ、この日本ではやっていけないわ」

と、御島さん。

「そうね。だから、失敗するからこそ、成長できるのよ。それが唯一目標に向かえる方法なの。それを忘れてはいけないわ」

と、御島さんは言葉にした。

「この世に神はいないわ。ネットにも、もちろん、神はいない。自分のしあわせの成り方は誰も教えてくれない」

「両親だって、教師だって、ネットだって、教えてくれない。そもそも教えられるモノじゃないのよ」

「それは自分で発見する以外に道はないの。そんな簡単な事、幼稚園の時に、自分で発見出来なかった?」

と、辛辣姫。

「だめよ。ネットに逃げ込んでいる彼らは逃げてばかりの「逃げ込み者」に過ぎないもの。「逃げ込み者」は永久にしあわせにはなれないわ」

「ふしあわせスパイラル一直線で、もう、リアルライフでのしあわせに二度と戻ってこれないの」

と、御島さん。

「でも、目的地に行くのだって、ネットで調べられるご時世だものね・・・」

「ま、だけど、その情報だって人が調べて創りだした情報だもの。結局は、自分の人生の歩き方なんて」

「誰かに教えてもらえるはずないじゃない。自分の人生はすべて自分で決める・・・毎日のイエス・ノーが人生を決める。これが人生の大前提でしょ?」

「それを忘れていてはダメよね・・・」

と、御島さん。

「僕らの世代はそう考えないんです。欲しい情報をどうやって、調べるか?それの上手い人間が賢い人間としてモテるんです」

「それの出来ない人間は、アナログ人間としてバカにされる・・・そういう世代なんですよ」

と、池澤くん。

「なるほどね。でも、それは学生までの価値観だ。社会に出たら、そういう人間は便利かもしれないが、電卓程度の扱いしか受けない」

「なぜなら、物事の本質を見極めるには、そんな能力だけでは、足りないからだ。むしろ、人生の壁にぶちあたってきた」

「アナログ人間の方が案外、物事の本質を見極めやすいかもしれないからな」

と、貴島くん。

「要は「リアルライフでしあわせに生きられるか?」・・・これが社会に出てからの人生の主題になる」

「アナログ人間だろうが、デジタル人間だろうが、そんな事はもう関係無くなる。女性にモテるのは」

「「リアルライフで、その女性を本能的に笑顔に出来る、しあわせを感じさせるオトコ」だ・・・それだけは確実に言える事だな」

と、貴島くん。

「電卓程度に賢い男性なんて、大人の女性は興味無いわ。だって、そんな情報を取るのは、自分で出来るモノ」

と、辛辣姫。

「日本社会は、自分で生き方を模索する場所なの。そして、生き馬の目を抜く社会でもあるわ」

「だからこそ、スパルタンな社会でもあるのよ。そんな場所で電卓オトコがしあわせになれると思う?」

「生き馬の目を抜く社会なら、その生き馬の目すら、利用し、なんでもありの社会を生き抜く、チカラを持ったオトコでなければ」

「生きていけないわ。だからこそ、オトコとオンナ、二人で共同して、コミュニティを組み、しあわせと言う目標を獲得していく」

「そういう気概が無ければ・・・人はしあわせになれないんじゃないかしら」

と、御島さん。

「御島さん・・・この統計で気になっている解答・・・「魅力ってそもそも何ですか?」」

「って言う問いに答えてくれませんか?」

と、辛辣姫。

「うーん、魅力ね・・・。女性であれば、10代から20代は、その「笑顔」が魅力なんじゃない?素直な心洗われるような笑顔」

「そして、女性達は、皆、大きな目にしようと化粧に凝るけど、あれはやり方が間違っているわ」

「大事なのは、柴咲コウさんのような、白く光る白系の「ヒカルの姫の目」を獲得すること・・・あのキラキラお目目こそ」

「男性を恋に落とす「恋のマジックアイテム」だもの。10代や20代なら、その「ヒカルの姫の目」での素直な笑顔・・・」

「それこそ、女性の最大の魅力になるんじゃない?」

と、御島さん。

「じゃあ、30代の女性の魅力となると・・・どうなります?」

と、ユキちゃん。

「30代からの女性の魅力はもちろん、大人の女性の魅力と言う事になるわ。人生をわかっている大人の女性の魅力。いろいろな経験をしているからこそ」

「余裕を持って、人生を歩いていける。いろいろな経験をしているから、素敵な時間を演出出来る、そういう事じゃない?」

「ま、もちろん、それは恋の時間の事よね。二人の雰囲気を盛り上げるには、どうしたらよいか?本来なら、男性のリードで、お互いのサインを確認しながら」

「素敵な夜を演出し、楽しめる。恋の魔法を上手く使って・・・お互いの官能の炎を燃え上がらせる事が出来る。それが大人の女性の魅力でしょうね」

と、御島さん。

「・・・だとしたら、恋愛の経験を過不足無く経験している女性こそ・・・大人の魅力を演出出来る・・・そういう事になりますね?」

「恋愛経験の乏しい女性じゃ、それは出来ないから」

と、辛辣姫。

「そうね。ネットの男性はともすると自分に恋愛経験が無いから、処女の女性を持ち上げるけど、わたしから言わせれば処女の女性は経験が無いだけの女性と言う事になるわ」

「まあ、10代や20代の始めなら、それも許されるかもしれないけれど・・・20代の終わりで処女って言われたら・・・ちょっと面食らわない?」

「それだけ、女性にとって、20代の歩き方と言うのは、重要と言う事になるの」

と、御島さん。

「30代で大人の女性として完成するとなると・・・20代で素敵な恋をいくつか経験しておくことが必須・・・そうい事になりますか?」

と、辛辣姫。

「そうね。何事も経験だけが、自分自身を磨くんだもの。それは女性も男性も変わらない真実なんじゃない?」

と、御島さん。

「じゃあ、女性も男性も、経験によって、磨かれる事で、魅力を作る・・・そういう話になりますか?」

と、僕。

「わたしは、そう思うわ。男性の魅力について、具体的に言葉にすれば・・・自分自身のたくさんの経験から来る、経験知と人間性の大きさや、精神的タフさ・・・ってなるわよね」

「とにかく、人間性が小さくて、精神的に弱い男性は、女性に嫌われるから・・・そこだけは注意して頂戴・・・そういう事かしら」

と、御島さん。

「結局、その男性を視界に入れた時・・・女性が、二人きりで、相手を見た時に、ほっとするって言うか、好ましく感じる事が男性にとっては大事なんじゃない」

と、御島さん。

「相手を視界に入れたら、女性が不快に感じる・・・それじゃあ、ダメだって事ですね」

と、貴島くん。

「人間性が小さくて、精神的に弱い男性じゃあ・・・そもそも女性と二人きりになれないでしょう?そういう所にも、男性の価値って、出るんじゃない?」

と、御島さん。

「男性にとっては、結構、厳しい事なような、気もするな」

と、僕。


「あと・・・男性に関して言えば・・・男性が、女性と話す時は、「女性を7歳のプリンセスだと思って、話を聞き出す事」よね」

「女性は基本、話を聞いて欲しい動物だから・・・「今日はどうだった?」っていうやさしい質問からすべては始まるわ」

と、御島さん。

「それが出来れば、それが男性の魅力のひとつになる・・・そういう事ですか」

と、池澤くん。

「ま、そういう事ね」

と、御島さん。

「まあ、魅力って一言で言えない程、たくさんあるわ。個性こそが、相手にとっての魅力になる事だってあるし」

「ただし、「ありのままのわたしを受け止めて」って言って、何の努力もしない女性や男性はダメよね」

「そういう女性や男性こそ、ふしあわせスパイラルに落ちていくもの・・・まずは、相手の気持ちを考える事から始まるわね」

と、御島さん。

「ただ、言える事は、恋愛に関しての、たくさんの経験を積み、自分を磨いておくことが・・・女性も男性も魅力的になる近道になると言う事ですね」

「逆に恋愛を怖がって、何もチャレンジしなかった女性や男性は、魅力に乏しい女性や男性になる・・・人生スカスカな話ばかりをしてて面白くない女性や男性になる」

「・・・そういう事ですかね」

と、辛辣姫が悲しそうに言葉にした。

「まあ、でも、考えてみたら、二十代、三十代の男女の6割が恋愛をしたいと考えているんだから」

「まだまだ、日本も捨てたもんじゃないよ。チャレンジすれば、人はドンドン魅力的になるんだから」

と、僕。

「そうね。だって、わたしが思うには、大人になる事って・・・年齢を重ねる事って、案外楽しいもの・・・」

「ダメになって行く人もいるけど、生き方をしっかりと考えて、常にチャレンジしながら、生きていれば、素敵な魅力的な大人になれるんだから」

と、御島さん。

「人生は経験の積み上げですね。不幸になっていく女性や男性は、チャレンジもせず、経験も増やせず、人生スカスカになって終わっていく・・・そんなイメージがあります」

「待ってるだけの大人になったら・・・誰も相手にしなくなって行く・・・つまらない人間が同性同士、ただ集まって愚痴を言い合いながら、傷口を舐め合う」

「・・・そういう人生、嫌ですからね」

と、辛辣姫は、言った。

「・・・と言う事は・・・すべては、リアルライフに答えが転がっている・・・チャレンジするから答えと言う宝も見つかるし、自分も磨かれる・・・」

「そんな宝探しをする毎日も、なかなか楽しい・・・そういう話ですかね」

と、池澤くんはわかったように、言葉にすると、最後のチャーハンを口に入れた。


(おしまい)