私の映画玉手箱(番外編)なんということは無い日常日記

なんということは無い日常の備忘録とあわせ、好きな映画、韓国ドラマ、そして
ソン・スンホンの事等を暢気に書いていく予定。

不可殺(プルガサル) 第15,16話

2022-02-14 20:39:56 | 不可殺(韓国ドラマ)

自分たちを狙うウルテを井戸に埋めて幸せに生きようとするファルとサンミン達。

誰が見ても幸せがあるとは思えないのだが、奇跡を夢見て、ウルテの元に赴く二人。

600年前だけでなく1000年前の因縁をも解決せねばならない事になった3人。
誰がどのように不可殺(プルガサル) だったのか。誰と誰が悪縁だったのか。

600年の時を超えて、新しい絆で結ばれようとしている二人の姿に嫉妬を思えるような感情を持つウルテ。すべてを覚えているウルテの記憶はその嫉妬の感情からのバイアスがかかっておらず正しいのか。
本来なら3人には共感できる思い出があるはずなのに、その思い出を共有しているのはファルとサンミンだけだ。病弱な自分を捨てて屈強な弟に未来を託そうとした父に対するウルテの思いもあり、彼が疎外感を感じるのも分かるような気がしてきた。

600年ものの間、消えずに残り続けた呪いのパワーはどこから来ているのか・・・

恨み、呪い、嫉妬の感情に左右されるのは魂のない不可殺(プルガサル)も同じ事。そんな不可殺(プルガサル)の未来は、人間が思うよりももっと長いタイムスパンで考えなければならない事だった。

壮大な呪いと恨みと嫉妬が消えるには、なんと1000年もの長い間が必要だったとは・・・・

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現代の場面で何度も出てきたのは、送電の鉄塔が綺麗に並ぶ広大な土地。あるいは風力発電機が何基も並ぶ広大な土地。過去の場面で何度も映し出された暗い森の場面とは全く違う明るい陽射しの元での場面だったのに、見渡してもなんの目印もない荒涼とした大地は、手掛かりもなく漂う、現代に生きる不可殺(プルガサル)にぴったりの場面だった。



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