私の映画玉手箱(番外編)なんということは無い日常日記

なんということは無い日常の備忘録とあわせ、好きな映画、韓国ドラマ、そして
ソン・スンホンの事等を暢気に書いていく予定。

ストーブリーグ 第8,9話

2020-01-16 21:00:39 | ストーブリーグ 韓国ドラマ

野球経験者ではないもののスポーツチームの経営についてはやはりプロのスンス。
元スカウト部長が後輩のエージェントとして契約に口を出して混乱をさせるものの、自分だけでなく運営チームのセヨンにも的確な指示出しとアドバイスで結局全選手の契約をまとめるのだ。もちろん年棒が下がったことで引退を決め焼き肉店のオーナーになることを目指す選手にももう一度挑戦して貰うようにするのだ。(ごり押しでなく、回りを固めて本人に決めさせるスタイルを取るのが彼流のやり方らしい)

更に「選手たちの年俸が下がったのは自分の責任」と「GMである自分の報酬を削減」という記事をリークさせることで、会社の株価を下げさせるという荒業を使用。
株価下落を収束させるために、選手の年俸削減を撤回させ、選手たちのやる気を起こさせ、更には報酬削減も回避するという、スーパープレイを見せるのだ。

しかし、いいことばかりではない。アメリカから連れてきたキル投手のインタビューの悪意ある編集から「キル選手は過去の失敗に囚われている」と情報操作をして、ドリームズを揺さぶる女子アナ。
世論を利用してスンスの単独インタビューに持ち込もうとする女子アナの意図を無視し、静観を決め込むスンスだが、スンスの弟がドリームズのスタッフとして採用されたことが職権乱用とネットで騒がれると、常務は「GM職を辞退しろ!」とスンスに告げるのだ・・・

表向きは、スンスからの辞表を受理したことになってはいるものの、キル投手の事件による責任を取る形で球団から解雇される彼。
(ただ、支度金のような形で給与は保証されることになったらしい)
臨時のGMに指名された運営チーム長のセヨンに自分の作った資料が入ったUSBメモリを手渡して会社を去るスンス。

フライング気味に公表された内容に起こるセヨンだが、こういう時、会社はどこまでもビジネスライクなのがある意味普通なのだろう。

来年度のチームの事を考えれば、ドラフト会議をセヨンが中心になって乗り切らなければならないのだ。兄と一緒に辞めなかった分析チームのスンスの弟は、分析チーム長の意向も受けて、コーチ陣に分析の結果を踏まえたドラフトリストを説明するものの「現地にもいかずに何が分かる!」とポジションを決めずに作った選手リストに納得がいかない。分析チームとしては、ポジションに囚われて硬直的になるより野手3名というソフトな括りでリストを作成し、他チームとのドラフトにも耐えうるような人選を考えていたのだ。

他チームのGMの動向や感触も確認し、ドラフトを成功させるセヨン達。

自分の事故の後に父親も倒れた事、家族が不幸になった責任を兄が感じ、会社を辞めて相撲チームのGMとなったこと、かかわったチームが次々と解散してしまったこと、父の入院費用の工面もあり、今回の申し出を黙って受けたことなどをスンスの弟から聞き、スンスの置かれた立場を理解するセヨン。
何よりも、スンスが残した資料が優勝を目指したものであったことに心を打たれたセヨンは、キル選手のインタビューに悪意ある編集を施して放送したアナウンサーに記者会見を開くことを告げ、チームの社長や常務を怒らせながらも、キル選手の入団や身内の就職にやましいところがないというチームの立場を明確にするのだ。

セヨン達の働きもあり、チームに復帰することになるスンスは、キル投手が次のシーズン終了後に入隊する決心であることを知ると、「家族を守る立場としては、入隊すべきでない」と反対する。
しかしキル投手は「子どもも無事生まれたし、韓国に戻ってこられたし、両親もいる。皆の言う通り、少し遅くなってしまったけれど、国民としての責任を果たす。」と穏やかな笑顔で彼に告げるのだ。
スンスは家族のために、自分を殺して仕事をし続けてきた事、自分は子どもと妻を守れなかった事を思い、キル選手の子どもを抱きながら涙を流すのだ・・・
スンスのクールな物腰には理由があったのだ。

***

パク・ソジン(元Girl’sDay)、ドラマ「ストーブリーグ」でスポーツアナ役を熱演中


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