私の映画玉手箱(番外編)なんということは無い日常日記

なんということは無い日常の備忘録とあわせ、好きな映画、韓国ドラマ、そして
ソン・スンホンの事等を暢気に書いていく予定。

ドミノ

2023-11-04 20:21:58 | 映画鑑賞

ベン・アフレック演じる刑事は、白昼の公園で娘が誘拐されたショックから抜け出せないでいるものの、タレコミがあった銀行強盗の現場に同僚と向かう。同僚が止めるのも聞かずに現場に向かった彼は、貸金庫に姿を消した娘の写真が預けられているのを見つけるのだ。

その現場に突然現れたスーツを着た男。その男と言葉を交わした女性は道の真ん中に飛び出し、彼に銃を向けた警官たちは突然その銃口を自分たちに向ける。短い言葉を交わしただけで相手を操るその怪しい男は突然ビルの屋上から姿を消す。

刑事は、その男の正体を知るという怪しい謎の占い師の女性と行動を共にすることで、更なるカオスな世界に突入していくことになるのだ。

ウィリアム・フィクナー演じる短い言葉で相手を操る男の怪しさが、先の読めないストーリー展開をグイグイ引っ張る。ベン・アフレック演じる刑事は、娘を誘拐されたショックから抜けきれない中で、目の前の出来事が現実なのかコントロールされている仮想現実なのか分からないカオスに突き落とされる。

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私は謎解きを早々に諦めて、ベン・アフレック演じる刑事が騙されるのと一緒に自分も騙される事を選択。無理に謎を推測したりすると、真実が見えて来た時の驚きが減り、楽しさが半減してしまう。上映時間は94分。緊張感が途切れない時間の中で、一緒に騙された方が何倍も楽しめる。

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原題はHypnotic。観終わった後にはHypnotic(催眠)というタイトルに納得はするものの、動きのあるドミノというタイトルを付けた配給会社意図もなんとなく分かる。

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ジャッキー・アール・ヘイリーが出演している事を知らなかったので、私にとってはそれが嬉しいサプライズでもあった。



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