私の映画玉手箱(番外編)なんということは無い日常日記

なんということは無い日常の備忘録とあわせ、好きな映画、韓国ドラマ、そして
ソン・スンホンの事等を暢気に書いていく予定。

ポッサム〜愛と運命を盗んだ男〜 第15,16話

2023-11-07 20:49:32 | ポッサム〜愛と運命を盗んだ男〜  韓国ドラマ

捕まってしまうバウとデヨプだが、ファインの機転で僧侶に送ったSOSの為、牢屋から抜け出す事の出来た二人。しかし結局は再び拉致されてしまうのだ。戦場でどちらにもつかずに、敵情視察して結局両方に捕まってしまうとは・・・

そんな事になっているとは知らないファインも、突然乗り込んできたバウの元妻のせいで窮地に追い込まれる。

元妻を怪しんでいたバウの母も、元妻が差し出した両班出身の証の札の前には強く出られないのだ。更になんとかバウの母に気に入られたい元妻は小間物商人を屋敷にあげ、母のご機嫌取りに必死だ。

使用人を置かずになんとか情報漏洩を防ごうとするも結局は小間物商人等出入りする商人から情報が洩れてしまい、バウが誰をかくまっているのかもう少しでばれそうな状況だ。

僧侶のおかげで明に入れられた牢屋から脱出するものの、明の動きを注視していた後金に再び捕まったバウとデヨプ。

朝鮮の伝令とアピールしても、明の軍服を着、デヨプは父の書いた殺害依頼の手紙を持っているのだ。疑われて当然だ。

しかし、バウは「王は戦を望んでいない」と必死のアピール。

明は勢力を広げて来た後金との戦いに向けて資金提供を朝鮮に望むも、光海君は明とも後金とも友好関係を結ぼうとし、バウはそれをアピールしたのだ。光海君が廃位された王の為、暴君と呼ばれがちだが、後年の研究では秀吉亡き後の日本と国交を回復しようとし、戦で疲れた国内の復興を模索し、明、後金の両国と友好関係を結ぼうと中立の立場を見据えた動きをする。廃位のイメージとはちょっと違う動きもあったらしいことが解明され、ドラマでもそれを踏まえたストーリー展開になっていると思われる。

ただ、光海君が西人派を中心としたクーデターにより廃位に追い込まれ、綾陽君が即位後は西人派によって大北派は粛清されたのは事実のはずなので、歴史通りだとデヨプの将来には暗雲が立ち込めているのは間違いない。ただ、そのあたりはドラマらしい脚色があるといいのだが。

バウが無事に戻ってきた事で、バウの元妻の立場も危うくなるものの、処世術に長けた彼女は金目の物を持ち出し、デヨプの父の元に駆け込むのだ。とにもかくにも抜け目がない。



最新の画像もっと見る