私の映画玉手箱(番外編)なんということは無い日常日記

なんということは無い日常の備忘録とあわせ、好きな映画、韓国ドラマ、そして
ソン・スンホンの事等を暢気に書いていく予定。

悪い男 第4,5話

2010-06-15 22:26:07 | 視聴断念 韓国ドラマ
キム・ナムギル劇場 絶好調だ。

ゴヌク→スタントマン(演:キム・ナムギル)
チェイン→フリーの美術コンサルタント(演:ハン・ガイン)
テラ→財閥の長女(演:オ・ヨンス)
モネ→財閥の末っ子
テソン→財閥の跡継ぎ(演:キム・ジェウク)

***
モネの言葉を勘違いしてゴヌクをテソンと勘違いしていたことにやっと気づくチェイン。
「何でだましていたの?」というチェインに「別に黙っていただけだ。だましたわけじゃない」というゴヌク。
(ごもっともだが、非常に腹の立つ物言い。)
更に別れた元彼ともめているのをゴヌクに助けてもらうのも腹立たしいチェイン。
非常に腹を立てていたはずなのに、彼が持っていた万年筆から彼があの時のスタントマンであることにやっと気づくチェイン。
「いや~不思議な縁ね!!」と一気にゴヌクに親近感を覚えるチェイン。
何故みんな悪い男ゴヌクの魔力に簡単にひっかかってしまうのか?

ゴヌクを諦めない末娘モネのためだという理由で「テソンを日本から連れ戻せ!」という宿題をゴヌクに与えるモネの父親。
日本の作家が作るガラスの仮面を手に入れるために、モネの母からの依頼で日本に旅立つチェイン。
テソン、ゴヌク、そしてチェインの三角関係が今度は日本を舞台に繰り広げられるのだ。

ゴヌクの復讐は周到だ。
クラブでテソンの手に入るようにチンピラを使って偽の薬を手配するのも、チェインとテソンがパーティで出会うように仕向けるのもゴヌクだ。
彼を海で溺れさせようとするのもゴヌクだし、更に、テソンから「チェインを探すように」という依頼を受けても何食わぬ顔でミッションを遂行しようとする。
刑事たちがもう一人のテソンを探しだそうとするが、孤児院に残されていたはずの写真は、資料からはがされテソンとゴヌクの接点は簡単には分りそうもない。
財閥一家の汚点であるテソンの存在に頭を悩ましつつ、「あの時あの男の子を手放さなかったら・・・今頃どうなっていたかしら?」というモネの姉 テラだが、まさかその男の子があのゴヌクとは夢にも思っていないのだ。

ゴヌクの復讐にほころびはないように思えるが、これがどんな風に破綻していくのか。
そして本当のテソンを「財閥の息子のわけがない」とまだ信じていないチェインがいつその真実に気づくのか。これも楽しみ。

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登場人物の誰にも感情移入できないが、サクサクと進むサスペンスゆえ、飽きずに見ることが出来る。
キム・ジェウク
バイリンガルと思われる流暢な日本語で、日本語の演技も自然だ。
イントネーションも完璧。