私の映画玉手箱(番外編)なんということは無い日常日記

なんということは無い日常の備忘録とあわせ、好きな映画、韓国ドラマ、そして
ソン・スンホンの事等を暢気に書いていく予定。

告白

2010-06-05 17:41:43 | 映画鑑賞
終業式に淡々と生徒達に告白する担任の女教師。
「娘は死にました。事故ではありません。このクラスの2人の生徒に殺されたのです。」

女教師は法で裁かれない生徒2人に復讐を誓う。
復讐は緻密だ。
ある時は直接そしてある時は間接的に、生徒の幼さを見越し、少しずつしかし確実に復讐を行っていく。
暗い話だが、妙なスピード感があり、話はサクサクと進んでいく。
しかし結局は復讐の物語だ。救いようが無いし、最後まで明るい未来はない。
緻密な復讐劇故、映画としては面白いが、それにしても何の救いもないのが、非常に気持ち悪い。

***
犯人役を演じる中学生2人の、心の負担を考えてしまった。大人が見ても気持ちが悪いのだ。演技とはいえ、どんな風に心のバランスを取っていたのか、非常に気になる。


告白 (双葉文庫) (双葉文庫 み 21-1)
湊 かなえ
双葉社

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