私の映画玉手箱(番外編)なんということは無い日常日記

なんということは無い日常の備忘録とあわせ、好きな映画、韓国ドラマ、そして
ソン・スンホンの事等を暢気に書いていく予定。

禁煙タクシー

2008-01-12 19:17:55 | なんということはない日常
東京のタクシー全面禁煙 全国12万台、15都県に拡大(産経新聞) - goo ニュース

今週は風邪と仕事でかなり大変な一週間だった。水曜日の夜は駅から15分の夜道がどうしても絶えられずタクシーに乗ったのだが、行き先を告げた途端「もう客足は遠のいてね~」という突然の運転手さんの話。
「何故?」と力なく聞き返したつもりだったのだが、話をしても大丈夫というサインに受け取ったらしい運転手さんの話は続く。
「ほら、まず去年の暮れ、初乗りが710円にあがったでしょ?それだけでも結構なのに、7日からの全面禁煙。これは凄かったよ。ぱたっと客足が途絶えて。僕もね、7日からは毎日お客さんが乗り込むたびに「禁煙でお願いします」って言ってたの。でも今日はもう3日目だからちょっと様子を見てみようと思って、言わないでおいたんだけどね。何が一番怖いかって、飲み屋さんでのトラブルだよ。なんだよ!吸えないのかって。お酒も入ってるし。暴力沙汰になったら困るよね~。確かに吸わない人は嫌だろうけれどね。でも全面はね~。これは俺の考えだけどね。喫煙タクシーか、禁煙タクシーか選べるようにすればいいんだよね。あのタクシーお願いします。禁煙でとか、電話で呼ぶ時に選択するのよ。そうすればお互いに安心だし・・・」運転手さんの話は続く。
「お客さんでもね、このタクシーは煙草臭いって分かると、携帯電話がかかってきたふりをして、乗らない人もいるよ。いつも駅の乗り場で見かけるバイオリン持った女子大生の人がいるんだけど。あの人は絶対そうだね。いつも煙草臭いタクシーがくると電話をとるふりをして、次のタクシーに乗るもの。そんな時もこれは@禁煙、これは@喫煙って最初から分かってたら困らないよね。お芝居する必要もないし・・・」

前から気になっていたことがあったので、思い切って「あの話をされる運転手さんと、黙っていらっしゃる方といらっしゃるけれど、会社ではどのような方針なんですか?」と聞いてみる。
「ああ 服務規程とかには「なるべく話をしましょう」とは書いてあるよ。でもお客さんも色々いるから。確かに和やかに話が進めばいいけど、ちょっとした言葉でトラブルになることもあるから・・・・それも怖いよね~だから黙っている運転手も多いよ。」
その後も運転手さんは、お酒を飲んだお客さんとの煙草のトラブルのことをずっと気にしていたようだった。タクシーに乗るため、わざわざ手前の駅で下車したので2000円近い出費は痛かったが、運転手さんと話を出来たことは結構面白かった。


悪い愛(過ちの愛 )第11話

2008-01-12 18:54:33 | 韓国ドラマ は行
インジョンと妻の諍いを止めようとするスファンだが、「悪かったって?一体誰に悪いっていうの?」自分でなくどこまでもインジョンを庇おうとする夫スファンにいらだつ妻。ヒステリー状態のスファンの妻に「私が土下座したらやめてくれますか?」とこちらもやや逆切れのインジョンだが、そんなインジョンの様子を見て「いや 俺が土下座する」というスファン。誰もこの修羅場を収めようとする人はいないし、インジョンもヨンギに「逃げるんじゃないわ。私はもう関係ない。好きにして!私も好きにするから・・・」とその場を立ち去ってしまうのだ。

会社を継ぐヨンギ。変わらず海辺の街で暮らすインジョン。そして妻と離婚するスファン。NYから呼び寄せた友と一緒に仕事の鬼になるヨンギ。(いつの間に経営の勉強をしたのか・・・)
仕事中に偶然インジョンと会い、彼女が「ごめんなさい」と謝っても「ごめんって言う言葉は嫌いだ」というヨンギ。「ごめんしかいえないから・・・私がなんと言っても信じないわね」というインジョンに冷たい態度のヨンギ。更に立ち退きの件でトラブルが発生しても(多分間に入った人がお金を持ち逃げしたものと思われる)「わが社には法的にまずい点はない」と押し切ろうとするヨンギ。「法の問題じゃない!」と忠告されても、経営では先輩のスファンに意見されても聞く耳持たず。

立ち退き問題も力ずくで続行。「私への腹いせ?」というインジョンに「俺に前にいろ!」というヨンギ。(言葉の意味は分かっても、話の内容が良く分からない(笑))俺の前にいて、苦しめということなのか?復讐か?なんだか良く分からない。とうとう交渉は時間切れ。やってきたブルドーザーの前に立ちはだかるインジョンの姿で11話終了。

***
NYからやって来た友達の前では素直な様子のヨンギ。
カラオケで絶叫し、「どうして俺の人生は会いたい人が皆去っていくんだ・・・」と弱音を吐くのだ。「傷は時間が経てば消えるけれど、あいつは消えない。その愛は終わらないのさ。又戻ってくるだろうか?」こんな会話を友達と交わしていたが、なんとも不思議なキャラクターだ。
なんだかよく分からないヨンギのキャラクターより、突然病気発覚のスファンのキャラクターの方が面白いような気がする。彼の不倫から始まった悪い愛だが、彼のキャラクターの方がヨンギよりは一貫性あり。

ドラマ自体はさくさく進むので、退屈はしないが、どこに行きたいのか分からないハンドルさばきが非常に不思議。

自分の作ったハートマーク付きのシーソーラブベンチでインジョンの事を思い涙するヨンギのバックに流れた曲は、クォン・サンウ自身の歌!!ファンの人の感想を聞いてみたい・・・