私の映画玉手箱(番外編)なんということは無い日常日記

なんということは無い日常の備忘録とあわせ、好きな映画、韓国ドラマ、そして
ソン・スンホンの事等を暢気に書いていく予定。

病院船 第9,10,11,12話

2017-09-17 18:05:31 | 韓国ドラマ は行
病院船内でも自分のスタンスを変えることなく、クールに外科手術をするウンジェの姿を見て、手術の際に看護師として彼女のサポートをしようとする若手の女性看護師。
手術する姿をこっそり眺める彼女に、分厚いテキストを渡し「テストに合格したら手術に立ち会ってもいい」と言うウンジェは、情に流されることなく、要するに診療や手術の結果を左右することを排除したいという、非常に合理的な考え方ということ。
看護師が自分の彼氏の手術に「(浮気者)の彼の怪我なんてそのままでいい!」と若い女子らしい怒り方をしても、「プロらしい態度を取れ!」と一点の曇りもなく意見するのだ。
情に流されるなどという判断基準のはっきりしない物に振り回されない強い意志の持ち主らしい。

内科医のクァクの恩師でもあり彼が父のように慕う小学校教諭が大腸がん(S字結腸のがんで厳しい場所にがんがある様子)と分かると、韓国では執刀例のない新しい手術方法を試みて彼を助けようとする。
手術の成功には時間短縮が欠かせないとか、10時間はかかりそうな手術をシミュレーションすることで時間を短縮を目指し、執刀医として手術を行おうとするが、「患者を病例としか思わないような医師に先生の手術を任せるわけにはいかない」とまさかの同僚医師であるクァクから拒否されるのだ

立派な外科医になるという目標を掲げて全精力をかけてきたが、自分の母親さえも救えなったことに後悔の念を抱くウンジェと、父の姿を見て医師になる道を選んだが、その父は今病院にいて、息子の自分の事さえ覚えておらず、父に寄り添いたくとも時間的にも肉体的にも無理だという状況に悩むクァク。
二人の育った環境としてきた体験を考えれば、患者を救うという結果に対するアプローチが全く違うのは当然。

そして、自分の病状を薄っすらと理解しつつも「皆との約束を守りたいから3か月時間が欲しい」という患者である先生・・・
有名な詩人でもある先生の詩集を読みながらも「感動はするけれど、生きていること以上の感動はないから」とすぐの手術を譲らないウンジェ。
自分の理想があまりにもはっきりしているために、現実との折り合いのつけ方をやや拗らせている感じのウンジェ。

まったく別のキャラクターのクァクが、だんだんと彼女のキャラクターの良さを理解し、彼女の良き理解者であり協力者になるという王道のストーリー展開が見えるような気もするが、そんなに簡単にゴールに近づけるわけがない。

先生と子供たちが乗り込んだ路線バスが事故を起こし、それに偶然ウンジェも巻き込まれるという、医師が事故の当事者になってしまうというトラブルが発生するのだ・・・・

*****
ハ・ジウォンの出演する映画は何本も見たが、ドラマを見るのは、初めてのような気がする。
ストーリ展開について日本の医療ドラマと比べてみようとしたのだが、Dr.コトーもコード・ブルーも救命病棟24時も観たことがないことに気づいた。これでは比較なんて到底できない。
当然、Doctor-Xも見たことがないので、米倉涼子VSハ・ジウォン対決なんていうことも出来ないのが残念だ。


病院船 第5,6,7,8話

2017-09-11 21:16:55 | 韓国ドラマ は行
医師としてウンジェの手術の腕前は超一流だが、病院船の医師として大事なことはそれだけではないらしい。
お年寄りにとっては、船が来て自分たちの事を気にかけてもらっているという事を感じることも大事なのだ。
残念ながらウンジェは自分でも故意にそういう面を放棄しているようなところがあり、お年寄りたちの評判は今一つ。
しかも、彼女はお年寄りに人気がないことには興味もないようで、こうなるとお互いの感情は平行線だ。

内科医のクァクは、人当たりもよくおばあちゃんたちには人気だ。しかし腹痛や風邪などのごくごく一般的な診療には差支えがないのだが、気道確保をするための気管挿管を行おうとすると手が震えだす・・・・・
練習だとなんでもないのに、緊急事態に自分ひとりではないも出来ない。

当然ウンジェから鋭く指摘されるのだが、このトラウマについては、本人だけでなく彼の母も心痛めている様子。
徘徊する父親を一晩中捜し歩き、そのまま勤務した際に医療事故を起こしてしまったことで、以前の病院にいられなくなり、病院船に勤務することになったクァク。
家族も父のことは秘密にしているようで、父の世話をする息子を見ると母もそんな息子のつらい過去を思い出すようなのだ。

******
娘とうまくいっておらず、肝臓の病気を治療することを拒むおばあさんの事を親身になって世話しようとするクァク。
「病院に診察に来た人だけを診療すればいい。治療したくないと拒む人を診察する必要はない」と言い切るウンジェを説得し、おばあさんに治療を受けてもらうように走り回るクァク。


もちろんウンジェだって血も涙もない医者ではないのだ。母が自分に残したレシピ本を見て、一人涙することもある。

病院船が行くところにドラマがあり、病院船に乗り込んでいる医師にもドラマあり。

病院船 第1,2,3,4話

2017-09-04 21:27:00 | 韓国ドラマ は行
医療機関の無い小さな島を回る病院船に乗り込む医師と看護師たちは、少ない設備の中でありとあらゆることをやっているのだが、制約も多い。
そんな島の一つに住む娘が外科医であることが自慢の中年女性が胃の調子が悪いからと、病院船で診察を受ける。

「胃の調子が悪い時は、心臓に問題があるときもあるんですよ。」という内科医のクァクは心電図を撮ったりしながら、「大きい病院で見てもらうと安心ですね。」とアドバイス。

診察をしてもらおうと娘ウンジェの勤務する病院を訪ねるも、忙しそうな娘の様子に結局診察を受けることなく、家に戻る母。

プライベートな時間もなく、自分が執刀した手術の成功も部長に譲り、女性として外科医局長を目指す彼女だが、母が心臓麻痺で倒れたことを知り、無理を言ってヘリを飛ばす。
母が運ばれた病院に乗り込み、心臓マッサージを施すものの時すでに遅し。結局自分で死亡宣告をすることになるのだ。

そんな彼女が行きついたのが、母が最期に診察を受けた病院船。

彼女の母から「自慢の娘」の話を聞いていた内科医のクァクは、外科医であるウンジェに親近感を覚えるものの彼女は若い内科医など目に入っていないのだ。

クァクが安全策を取ろうとしても、子供の命を優先しようと船内での手術を強行する。
資金がなくても「自分ができるのは外科手術だ」と各種機材を揃える。

さらに船で起こった事故で手を怪我した船員の様子を見て、その腕を鉈で切り落とすのだ。

*****
内科医のクァクと外科医のウンジェとかなり歳の差があるようだが、ウンジェの迫力がすごく、そんな細かい事はどうでもいいようなストーリー展開。


番人 第29~最終話

2017-07-12 21:26:25 | 韓国ドラマ は行
悪徳刑事との電話が録音されていたことで父親が逮捕されたにも関わらず、ひるむことなく自分の犯罪を遂行する息子。
母と一緒に警察に連行されて話を聞かれることになってもひるむことない様子は変わることがない。

女刑事の娘を拘束している自分のほうが何倍も有利なのだ。
この少年の怖いのは、自信満々の犯罪者にありがちなしゃべりすぎの点がないところ。
プライドは高いがしゃべりすぎることはないのだ。

じわじわと痛めつけるタイプで一番いけ好かないタイプだが、それだけ相手を翻弄することにも長けている。
心配する母をよそに、女刑事を相手に駆け引きを始めるのだから。。。。。

スジを殺したら娘を助けるよという彼が見せる携帯画面には拘束された娘と、閉じ込めた場所に仕掛けられたと思われる時限爆弾のタイマー・・・・
ギョンスは高校に忍び込むものの彼女の姿を探し出すことはできない。
高校の屋上と見せかけて隣のビルの屋上に彼女をおびき出していたのだ。


自分の手は一つも汚さずに、女刑事にスジを殺させることを条件に娘と解放するというのだ。

悪魔のような少年の前に大人たちは成す術もない。そんな八方ふさがりの中、自分が死ねばいいがというスジがビルから落ちそうになるのを助けるのは検事のドハンだ。

自分の思い通りにならず、さらには母が息子の悪事に気づき、警察に通報したことで女刑事の娘も助け出されてしまった。
結局少年は自分で手を下してスジを殺そうとするのだが、それを身を挺して阻止しようとするドハン・・・・・


******
後半になっても少年が計画を変えることなく、悪魔のように着々と計画を進める中、ストーリー展開は速度を落とすことなく非常に面白かった。
最後で駆け足になることもなく、最後に間延びすることもなく・・・・
最後がやや切ない展開ではあったが、ドラマしては見どころのある結末だったと思う。


ユン検事がかなり若目な感じでちょっと検事っぽくなかったのが、不思議な感じだったが、それを補う息子の怪物ぶり。





番人 第25~28話

2017-07-05 21:25:24 | 韓国ドラマ は行
文書偽造の罪で拘束されるドハン。

検事のユンが何故ドハンの事を気づかなかったのかがここにつながるのだ。
復讐のために義理の兄と名前を入れ替えて生きてきたドハン。
神父だった義理の兄が母の連れ子で、ドハンが父親の息子なのだが、身分を偽るために名前を入れ替えて生きてきたのだ。

子どもの頃の血液型と違うなどから始まり、遺伝子検査を行おうとする警察だが、ドハンには番人チームがついている。
ギョンスはハッカーのとしてデータの改ざんをし、スジはマスク着用という簡単な変装だけで医療機関に潜り込み遺伝子検査の結果を入れ替える。

いくら検事のユンがやる気になっても証拠がなければ拘束出来ないのだ。

今度は議員と手を組んだドハンが検事のユンに反撃を開始しようとするものの、ユン側はきっちり証拠隠滅を図っている。冤罪や違法捜査の証拠はどこにもないのだ。

ドハンが「彼の息子の不祥事をユンは次々と握りつぶした。スジの娘を屋上から突き落としたのも彼だ。」と自分が犯罪を止められたにも関わらず、何もしなかったことをとがめられる危険を冒しても、彼の悪事を暴こうとするドハン。

証拠を残さずに悪事を働く彼の裏を取るためには、近づいて信頼を勝ち取り、内部告発するしかなかったというドハン・・・・・

ユンの手先だった悪徳刑事が自殺してしまっており、誰も証言する人がいないかと思いきや・・・なんと刑事は自殺未遂で生きていたのだ。
ドハンの説得され証言に立つことを選んだ悪徳刑事。さらには刑事の携帯に録音されていたユンとの会話もギョンスがハッカーの威力を発揮して国会議員たちが耳にすることになるのだ。

ドハンはスジのは「自分の指示に仕方なく従っただけ・・・」と証言して彼女をかばおうとし、なんとなく事件収束かと思われたのだが・・・・

女刑事に一人娘が検事のユンの息子に拘束されるという事件発生。
高校の屋上に閉じ込めるという、大胆不敵な計画だ。
父親が緊急逮捕されたにも関わらず、まだ自分の欲望のままに行動しようしているのだ。
悪事の連鎖はまだまだ続く・・・・

番人 第21~24話

2017-06-28 21:20:11 | 韓国ドラマ は行
とうとうドハンを疑いだす検事のユン。
あれだけ怪しい動きをしていながら、いままで疑われなかった方が不思議だ。さらに相手に分かってこその復讐劇だ。相手は理解しないまま復讐が終わってしまったのでは、無念の晴らし方もやっぱり物足りないだろう。

ユンの命令を受け、魂を売ってしまっている刑事が向かった先はドハンの父が入院している施設。ドハンの父親に会い、ゆさぶりをかけるつもりのようだが、ドハンの父親のトラウマは計り知れないほど大きいのだ。
もちろんユンの前では何事もなかったかのように振舞おうとするドハンだが、父のために復讐を計画してきたのだ。動揺は隠せず。そんなドハンの気持ちを一番理解するのは元刑事のスジ。

検事のユンは刑事を遣いつつ、何とか事を丸く収めようとするのだが、刑事は自分の働きを誉めもしないユンにがっかりし、彼に指示されて殺したギョンスの母の遺体(いや遺骨か・・・)を保険にして、ユンに一泡吹かせてやろうとするのだ。

しかしそんな怪しい動きを察知したスジによって刑事は捕まるのだが、そこに絡んでくるのがなんとスジの無実を信じ、彼女をたすけようとする検事の父親。
スジの無実を信じるだけでなく、防犯カメラからドハンの出自や考えていることを知ってしまった検事。
スジの元女上司だけでなく、彼の存在も今後のキーポイントだと思っていたら、そこに突然登場の検事の父親。

弁護士として活躍している父親は、ギョンスの母の殺害容疑で捕まった刑事に面会し、なんと「あなたの家族がどうなるのかよく考えるんだ」と犯罪物のドラマでよく耳にする科白を口にする。
この科白、ある意味魔法の科白で、「全部からくりをばらしてやる!」と悪事に加担したことを後悔し、すべてを明らかにしてやる!と言う犯人側の下っ端に向けられたら、あら不思議。
かなりな確率でその下っ端は自ら命を落とすことになるのだ。

追い詰められた犯人は、悪事が暴かれるのを少しでも遅らせるためによく使うパターンなのだが、ここでも同じようなパターンが繰り返される。

ここでのポイントは、スジの味方と思われていた検事の父親がユン側の人間だったというのが大きなポイント。

さらにユンの息子はスジの元女上司の娘も味方につけ、まだまだ悪事を働くつもりらしい。
(彼の場合は、息子の行動に気づいている母の心の揺れがポイントか・・・・)

*********

復讐に利用されているだけという思いが少し薄らいでいるような彼女だが、ユンの息子がスジの娘に手を掛けるところを目撃しながら結局は止めることが出来なかったドハン・・・
(この真実を知った時に彼女はどんな風に思うのか・・・・)

番人 第17~20話

2017-06-21 21:17:02 | 韓国ドラマ は行
ドハンが隊長だと確認する3人だが、証拠がない。

自分たちがドハンに選ばれたのは検事長のユンに復讐するためだと確信を持つ3人だが証拠はない。
ハッカーのギョンスは母を事件で失くしたらしいのだが、それがどんな風にユンにつながるのか、さらには、復讐する相手であるユンのすぐそばに何故ドハンがいるのかがはっきりしない。

とにかく証拠を集めねばと、ドハンの部屋にこっそりと忍び込むスジ。

彼の部屋にある特殊な紙を見つけたスジは彼が隊長だと確信。
自分たちの部屋にある隊長からのミッションが書かれた紙は、大きな蝶が書かれた一枚の紙を切り分けたものだったのだ。

ドハンの真意を探るために彼を教会に呼び出すスジ。
ドハンは時計に仕掛けてあった隠しカメラで何があったかを把握しながらも事実を認めようとはしないが、検事のドハンと違いスジはもう失うものもない。いまさら警察に追いかけられることを恐れることもない彼女は、自首するからと警察をおびき寄せ、ドハンを追い込む作戦に出るのだ。
危機一髪状態になるものの、検事という身分を生かし追及をかわすドハンだが、同僚の検事は彼が神父と一緒に何か秘密を抱えていることを見ぬくのだ。

検事のユンは事件がないところに事件を作り、それを解決して手柄を挙げるような力技の検事らしく、ドハンの父もスパイとして取り調べを受けたらしくそれが大きなトラウマになっていた様子。
自分は大きな傷を受けたのに、ユンが成功している姿を見たドハンの父は酒におぼれ、結局妻を殺害し、刑務所に入ることになってしまうのだ。
(そしてその事件には、ギョンスの母も関係していたらしい)
検事になり、神父の兄と一緒に復讐の道をまい進するドハン・・・・・

スジの娘がドハンの息子に殺されるのも目撃していたにも関わらず、結局は息子を釈放し、それをきっかけにユンのそばにいるチャンスをつかんだドハン。

******
三人にとっては、ドハンと一緒にいることがユンへの復讐への道に繋がっているのだが、それはイコールドハンの復讐に三人が利用されているという事。

しかし四人が互いに躊躇し、仲間内で駆け引きをしている間にも、ドハンの息子は、同じ高校に通う女刑事の娘にこっそり近づいているのだ。
悪にまい進するものは、躊躇などしないものらしい・・・・



番人 第13~16話

2017-06-14 21:05:56 | 韓国ドラマ は行
神父が自分たちに関係しているだけでなく、更にその裏に別の人物がいることが確実だと思う3人だが、自分たちが法で裁けない人物を裁くだけでなく、警察に追われる立場にもなってしまったのだ。話はさらに複雑になるも、もう逃げ道はない。とにかく隊長の指示を待ちつつ、警察からも逃れなければならなくなる。

自分を除く家族が惨殺されたことがトラウマとなり外出することが出来なくなってしまったボミだが、犯人は逮捕されないままだ。さらにそれだけでなく、生き残っているボミを探し回っていることが分かる。

しかし一緒に仕事をしているギョンスの前にも姿を現さない彼女だ。危なくても逃げ出すことも出来ない。
寝ていた姉を起こしたばかりに、自分の代わりに姉が死んでしまったことや、自分だけベットの下に隠れて生き残ってしまったことがトラウマになってしまっているのだ。

しかしそんな彼女もジスが銃で撃たれたのを防犯カメラで目撃し、彼女を助け出すためにとうとう部屋の外に出ることになるのだ。
(この彼女のエピソード ジスのエピソードよりも、現実味を帯びている・・・応援せずにはいられないエピソードだ。)

銃で撃たれたジスは、検事のドハンにこっそり助けられた後に神父に預けられるのだが、この神父様がうそをつくのが上手ではないため、裏があるのがばればれだ。
しかし刑事でさえも買収されて、犯人隠匿に一枚かんでいるのだ。検事にも神父にも、誰にでも秘密があるのがこのドラマ。
ジスも何か裏があるとは思いながらも、自分の娘の復讐、トラウマを克服しようとしているボミの復讐も助けなければならない。なかなか謎の正体までにはたどり着かないのだ。

*****
ドハンが自分に復讐しようとしていることに何故検事長のユンが気づかないのか気になるし、検事のドハンは何をどんな風に復讐しようとしているのか・・・・

******
ドハン役のキム・ヨングァンが影の隊長役の割に若すぎるのがちょっとだけ気になる・・・・




番人 第9~12話

2017-06-07 21:06:09 | 韓国ドラマ は行
元警官のスジが加わった事で、番人チームは、24時間道路に設置された防犯カメラをチェックするボミとSHINee のキー演じるギョンスの三人体制に・・・・

ボミとギョンスは二人が隊長と呼ぶ謎の男から一方的にミッションを与えられてそれを解決していたらしい。
二人とも解決したいことがあり、それの解決のために隊長という謎の男に操らてているということなのだ。
それにスジが加わったのだが、どうも与えられたミッション等を考えると、当初からスジも加えたチームとして考えていいたのでは?解決の方法や指示の出し方などを考えると、隊長は検事ではないかと疑う3人。

隊長の事を疑うのはある意味裏切り行為でもあるのだが、疑いを持ちつつも自分たちの事件解決に隊長が力添えをしてくれることを信じ、さらには法で裁けない悪人を裁くために、隊長からのミッションを遂行しようとする3人。

番人チームはレイプ事件を起こしながらも無罪放免になった男を捕まえるミッションを遂行しようとするも、それと並行して警察に追われることになる。ボミは外に出られないため、結局は元刑事の勘を酷使して動くスジ一人の独壇場だ。

うまい具合に逃げ切る番人チームだが、どうも情報の出方や自分たちの危なさ加減が怪しい。
ギョンスが連絡場所として使っていた教会の懺悔室が大きなヒントだ。神父の携帯をスキャンし、神父が検察内部と連絡を取っている事を知る3人。

自分たちがいいように使われているのではと思う3人だが、復讐のためには隊長の仕事を請け負うのが一番の近道だ。特に中華料理店を営んでいた家族を一夜にして奪われてしまったボミにはそれしか道がない。

事件が金目当てだったことや、米兵が関係していたなど事情は各種あれど、結局、家族が営んでいた店は売られ、検察は犯人を捕まえられなかったのではなく、捕まえる気がなかったことが分かる。

そしてそれらの後ろには検察のユン・スンロが関係しているのだ。

このスジの娘の事件にはこのユンの息子が関係しているし、隊長と思われるドハンもこのユンには何か思う所がある様子。

*****
ドハン役のキム・ヨングァン・・・・法の側に居ながら、法で人を罰しないという役柄。ピノキオで見た若い記者役とはちょっとイメージが違う感じで、最初はちょっと分からなかった・・・・



番人 第1~8話

2017-06-01 21:20:51 | 韓国ドラマ は行
シングルマザーであるジスにとって刑事という仕事と同じくらい大切なのは保育園に通う一人娘だ。
娘にとっても母親は悪い人を捕まえる自慢の母なのだが、刑事の仕事は予定が立たない。
幼稚園のお遊戯会に行くと約束してみたものの、10年以上も前の事件に真犯人が突然現れて職場は慌ただしくなる。
犯人とされた男性はすでに刑務所に入っているのに、真犯人が現れたのだ。息子の真実を訴えていた母親が黙っているはずがない。

そんな中、お遊戯会から抜け出した娘の姿が見当たらない。
保育園から抜け出し、近所の屋上から道路に墜落して病院に運ばれていたのだ。

高所恐怖症の娘が一人で知りもしないビルに上がり屋上から下を覗くはずがない。

高校生と一緒に歩いていていたらしい。娘は学生に連れられて屋上に上がったに違いない。
誰が送ってきたかもわからない映像と電話を手掛かりに近所の高校のそばで張り込むジス。
娘が持っていたシールと同じシールを持っている学生を見つけ彼が犯人と目星をつけるも、彼は検事の息子だったのだ。

一旦は意識を取り戻した娘は亡くなり、検事の息子を痛めつけた彼女は、逆に自分が加害者になってしまう。
加害者と被害者は逆転し、逆に彼女が警察に追われる身になってしまうのだ。

彼女に娘の映像を送ってきたのは、引きこもりで常に道路に設置された防犯カメラをチェックする女性と、ハッカーの才能がある若い男性。


結局、復讐すべくチャンスを狙っている三人は、、身を隠しつつ、私立探偵のような事をやりながらこっそりを身を隠しつつも、自分たちの復讐を後押ししてくれるらしい誰だか分からない隊長からの連絡を待つ。

なんで誰だかも分からない隊長からの連絡を待とうとするのか分からないが、とにかく復讐をしたい事情を持つ三人は、それだけのために一つのチームのようになるのだ。

そんなとき、10年以上も前の事件の犯人が、娘を拉致し、自分の罪をばらそうとしている元妻の口を封じようとしていることが分かる。
拉致された娘の中に自分の亡くなった娘の面影を見るジス。

結局自分の姿が防犯カメラに写ってしまい、自分が警察に追われることになるのだが、そんなことも構っていられないくらい、何かに取りつかれたように犯人を捕まえようとする元刑事ジス・・・・

******
音楽とアクションシーンがドラマとは思えなく位力が入っている。
最初だけでなく、この力の入り具合が最後まで続くと面白いと思う。

隊長は「もしかしたら検事なのでは?」と気づく三人だが、キム・ヨングァン演じる検事と三人の関係が分かるのはもうちょっと先の様子。



被告人 第17,18話

2017-03-27 21:25:22 | 韓国ドラマ は行
検事に復帰するまでの2か月間、周到に準備をしていたジョンウが反撃に出る。ミノの兄の恋人を殺した別荘を再び捜査し、ミノ達が気付かなかった血痕を見つけ出す。ミノはもちろん自分の数々の殺人を手助けしていた男に自白を促すが、ここでもジョンウはちゃんと準備をしていた。
彼は殺人そのものに手を貸したわけではないので、実際の殺害状況は知らない。犯人として自白するならそれを知る必要がある。本当の犯人であるミノからそれを聞きだし、ミノが実際に手を下したことを証明しようとするのだ。

ミノは妻と息子と海外に逃げ出そうとするも結局空港で拘束されてそのまま裁判に突入・・・・

殺害当日、ジョンウの娘に誕生日祝いを渡そうとジョンウの同僚検事が彼らの家を訪れていたのだ。
ミノが事件に関係していると知りながら、出世に目がくらんだ彼は結局ミノの悪事に加担することになってしまう。
ジョンウの娘へのプレゼントファインディングニモに録音された亡き妻の声・・・そしてミノとのやり取りが録音されたテープ・・・・

こうやってミノの悪事はどんどん暴かれていくのだが、彼が最後に採った手段は、何も分からないふりをすること。
ここは演じるオム・ギジュンの演技に驚くしかない。ずっと見ていて嘘だとわかっていても、もしかしたら本当に変になってしまったのでは・・・と勘違いしそうなくらいなのだから・・・・

しかしそれも妻が証言台に立ったことですべて崩れ去ってしまう。

「彼が殺した兄ソノとして家に帰ってきた時から、彼がミノだとわかっていました。そんな彼を受け入れたのは、彼が可哀想だと思ったからです。実の父親に認められなかった為に、あんなになってしまって・・・」という彼女だが、結局は、息子にとっていい父親であってほしいからと、彼の悪事を全部告白するのだ。

彼女がもうちょっと前に何かしたら、殺される人がもっと少なかっただろうにと思うのだが、金と権力で事件をもみ消そうとしたミノの犯罪は、証言台に立った彼女は息子のためなら何でもします・・・・という彼女の証言で終わりを迎えるのだ。

******

悪役オム・ギジュンの演技があったから、ここまで緊張感を持って見られたことは確か。

被告人 第15,16話

2017-03-20 19:54:25 | 韓国ドラマ は行
娘と一緒に自首すれば自分の無罪も近づくし、さらには娘の命も守れると思い、警察に自首するジョンウ。

凶器であるナイフを証拠として提出できれば、勝ち目があるのだが、それは逆にミノには致命傷だ。検査が終わるまでその場を離れない先輩検事、ナイフを狙って車を走らせるミノの手下を止めようとトラックを走らせる。とにかくジョンウ側のメンバーは皆が一丸となってナイフを守る。
そんな時ミノは父の前で土下座をし、自分が兄を殺しソノのふりをしていることを見逃した父に助けを乞うのだ。絶対絶命のジョンウの様子をニュースで見、彼を助けられるのは自分しかいないと自首をするソンギュ。
ソンギュまで道連れにするつもりがないジョンウも驚くがもっと驚いたのはミノ達だ。

事件の事を全部話されてしまっては困る。拘束されている身でありながら、ミノの手下によって殺されさらには自殺の偽装までされることになるソンギュ。

娘も生きているのだ。ソンギュが一人でしたことにすれば、自分の無罪は確定する。
結局ソンギュ一人が実行犯ということで事件は解決。

検事に復帰してミノへの復讐を本格的に始めるジョンウ。

父亡きあと、会長職についたミノだが、もう守ってくれる父はいない。
亡き父に仕えていた秘書は自分がニセモノであることを気づいているはず。
多分この秘書の事も頃合いを見て亡き者にしようしてるようだが、そこは本格的に復讐を開始しようとしているジョンウの方が上手だった。
元会長の秘書を自分の味方にして、会長
の座に座るミノにどんどん近づくのだ。

*******

ミノにジョンウを裏切った証拠を握られているジョンウの同僚検事。
ジョンウを裏切り、検察側の検事として裁判にまで立ち会っているのだ。
亡き父の亡霊に怯えるミノのように、罪悪感に苛まれ、自ら破滅に向かうような気がするが・・・・

被告人 第13,14話

2017-03-13 21:29:22 | 韓国ドラマ は行
義理の弟の助けもあり、刑務所を脱獄することに成功するジョンウ。
なんとしても逃げて娘の元に行かねばならない。
女弁護士の用意した服に着替え、女弁護士と落ち合い彼女の車に乗ってソンギュ達が隠れている場所に向かうジョンウ。

しかし、事件の事を知り過ぎたソンギュはミノの手下たちにも追われる身。
ショッピングセンターに身を隠す二人を探し出すジョンウだが、ミノの手下たちが二人を追っていることに気づき、二人に近づくことも出来ない。

しかしミノ自身もジョンウを追いかけることに専念は出来ない。
会計処理の不正の疑いをかけられ、調査を受けることになるも、自分自身は何も知らないのだ。
ただ、ミノの元彼女でもあるソノの妻が内部告発しているのだ。
(彼女自身も亡くなった自分の父の敵をとるために義父に打撃が及ぶように内部告発している様子)
父はミノがソノのふりをしていることを分かった上で彼に身代わりになることを提案するのだ。
父が自分がミノであることに気づいており、更に兄のやったことを自分に償えと暗に提示していることを知りショックを受ける・・・・

結局敵は身内にいたのだ。(さらにこの妻、自分が父親にやられたように、自分が父親を捨てればいいと暗に父に復讐をするように仕向けているではないか。。。。)

ジョンウもミノの弱点は身内にあるとわかった様子。
ソノの息子は実はミノの息子であることに気づいた彼は、彼の息子に近づき、脅迫したうえで娘を解放するように取引するのだ。

更に自分の娘を守るためには、自首するのが一番と「娘は生きている」と自ら警察に出向くのだ。

******
不正の調査の際、自分が何も知らないことを過信しすぎたミノは、うそ発見器によって自分がソノではないということを警察に疑われ、逆に自らを窮地に追い込んでしまう。
自分のアリバイの確実さに酔いしれて墓穴を掘る・・・・しゃべり過ぎて墓穴を掘る・・・・推理小説でよく見るパターンだ。。。。


被告人 第11,12話

2017-03-06 21:27:22 | 韓国ドラマ は行
傷を負いながらもベットの横たわるハヨンの姿を見て、生き抜こうと決意を新たにするジョンウ。ソンギュに娘を託し、自分が捕まることでソンギュとハヨンを逃がすジョンウ。
(もちろんソンギュ達が隠れることの出来る場所を指示することも忘れない。)

辛いなかでも、誰をどのように信じればいいか、心の声にしたがって行動するジョンウ。
ジョンウが手術をしないまま刑務所に帰ってきたことを訝しがる女医もジョンウに治療を施そうとするし、義理の弟はジョンウを信じて脱走を手助けする。(女弁護士も脱獄後の着替えを用意する位だ。)
差し出すものが何もないジョンウを助ける人が段々と増えるのに比べ、金と権力で保身を図るミノの周りには、だんだんと敵が増えてくる。
ジョンウの言葉でミノを疑い出す刑務所所長もそうだし、実の母もミノの言葉など信じない。いくら双子とはいえ、どちらが兄でどちらが弟か分かるに決まっているのだ。

ハヨンを助けるために再び脱獄を計画するジョンウ。
脱獄というと、どうも一発逆転のような脱獄を想像していたのだが、なんと脱獄も練習あるのみ。毎夜毎夜脱獄のシミュレーションが繰り返され、ドキドキするような夜が何日も続くのだ。
刑務所内のどさくさに紛れて7つのカギを手に入れたことで脱獄は一気に現実味を帯びて来る。この刑務所にいるうちに脱獄しなければと同部屋の二人とともに脱獄するジョンウ。

そんなジョンウを刑務官という立場を危うくしてまで助けようとする義理の弟・・・・・


被告人 第9,10話

2017-02-27 21:25:05 | 韓国ドラマ は行
ジョンウがどこまで何を覚えているのか、自らチェックするために飲酒運転で事故を起こした妻の身代わりに拘束されにやってくるミノ。

閉鎖された空間でどんな風に話が展開するのかと思ったら、ミノ自らジョンウに近づいて来ているではないか?そうでなくても閉鎖された刑務所の中で繰り広げられる心理戦。
ジョンウが本当に記憶を失くしているのか確信が持てないジョンウは神経を逆なでするような質問を次々繰り出す。
ジョンウも記憶は曖昧だし、あまりのショックに思い出した記憶を失くし、また思い出しては失くしということを繰り返しているのだ。また思い出し方も時系列ではない。ある部分を思い出し、ある部分は欠落し・・・・だ。

唯一はっきりしているのは敵はミノだということ。
ミノがどの程度自信満々なのかは不明だが、どうも策に溺れている感じがある。
ソノの元恋人を衝動的に殺めてしまったことが計画に破たんをきたすかもしれないし、刑務所長もミノと兄の入れ替わりを疑いだしている。
さらにハヨンを連れて逃げているソンギュもまだ捕まえられていないのだ。
ハヨンは自分の父が悪者になっていると知ると、思わず父の友人である検事に電話してしまうのだ。

こうやって時間が経てば経つほど、綻びが出る。

ソンギュが逃げ切れないと思い、ハヨンを連れて弁護士のウネを訪ねている頃、ジョンウはミノを傷害事件の犯人に仕立て上げ、刑務所の外に逃げ出そうとするのだ。
外に出るまでは門が7つ。女性以外はなんでも手に入る刑務所で門のカギは準備できなくとも手錠のカギは準備出来る。
救急車に乗って病院に逃げ出すジョンウだが、なんと手錠のカギがニセモノだったことが発覚。
傷を負い、更に手錠も外れず、運ばれた病院はミノの息がかかった病院。絶体絶命かと思われたところに、義弟が急に手を差し伸べるのだ。
「ハヨンが生きていることを証明しろ!」という言葉とともに刑務官でありながら義理の兄ジョンウの逃亡を手助けするのだ。

具合が悪くなり同じ病院に運び込まれていたハヨンと奇跡の再会なのだが・・・・・ミノの魔の手が迫るという続きが気になるストーリー展開が続く・・・