行政マン・コーチのはじめの一歩

自治体職員でストレングスコーチ&ファシリテーターの丸本です。
人と組織の持つ強みを活かして、応援を続けています。

佐賀市での自主勉強会に参加

2012年02月21日 | コーチング

先週末、佐賀市役所の職員による自主勉強会に参加させていただき、「コーチングの活かし方 ~コーチングで役所は変わるか~」というテーマで1時間半の研修をさせていただきました。

主催者の方とは、「参加者は15人から20人くらいでしょうか」「4人でもやりましょう」などと話していたのですが、ふたを開けてみると36人もの参加。

しかも、市の職員以外にも、県庁の方、隣町の役場職員の方、民間の方と様々なところからのご参加。

コーチングに対する関心の高まりを感じ、とても嬉しくなりました。同時に、それだけに多少緊張。


当初はタイトル通り、「コーチングで組織がどう変わるか」というお話しをさせていただく予定だったのですが、参加者のニーズは「コーチングって何?」という部分のようでもあり、主催者の方と相談し、コーチングについての説明をメインに構成。

コーチングの定義や仕組み、代表的なスキル、コーチングの活用分野などを説明させていただきました。


説明だけだとイメージがわかないので、そのあとデモ・コーチング。

参加者の中からお一人にクライアント役をお願いし、短い時間でしたが、実際にコーチングを見てもらいました。

短時間で感じを掴んでもらうのが目的なのであまり深めたコーチングにはなりませんでしたが、それでも新しい行動を見つけてもらい、「定期的にコーチングを続けていったら人生変わるかも」という感想までいただきました。


その後、簡易コーチングフロー・シートを使って参加者同士の相互コーチング。

皆さん時間も忘れ、「はい、そこまで!」の声も聞こえないくらい没頭してコーチングをされていました。

初めてのコーチング体験なのに、中には「あっ!と叫んでしまいました」というくらい気づきを得た方もおり、コーチングの有効性を体感していただいたようでした。。


その後、組織風土改革を目的とした民間企業でのコーチング導入例、私がやっている新任係長コーチング研修の実例や効果についてのご紹介を行い、組織に、そして個人にコーチングがどう効くのかをお伝えしてクロージング。

その後の懇親会でも熱心にご質問をいただき、また「職場でも相互コーチングをやります」という決意をお聞きするなど、「行政の現場にコーチングを導入する意義」を感じていただき、私にとっても収穫の多い研修になりました。


今回の自主勉強会で驚いたのは、市役所の職員と県庁の職員、更には近隣の町役場職員が一緒に勉強会に参加されていること。

私の所では考えられないことで、地域の一体感やお互いに研鑽をつんでいらっしゃる熱意にとても刺激を受けました。

このような自主勉強会を主催されている方にとても敬意を感じ、またお世話をしていただいた事務局の方にとても感謝をしています。

今後もこういった職員同士の自主勉強会に参加させていただき、お互いに刺激を受け合う場を持ちたいと思いつつ、雪の降る中、佐賀をあとにしました。

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