顔をあわせればけんか。一方的にミミが嫌ってるだけだけどそれも無理はない。アメ太君はいきおいをつけて突撃するからね。私だって足をアメ太の両手でバシッとつかまれることしょっちゅうだし、座っていれば髪の毛をなめられたり頭や首をかじられたり、アプローチが猫にしてはぞんざいなんだよね。この頃ではふすまもあけっぱなしにすることが多いけど、ミミのいやがる鳴き声は絶え間ない。それでもお互い(アメ太の方が激しいけど)気になるらしく対面している場面が多くなった。
そんな中でミミは前のように私のひざの上にのっかるようになった。もっともその上からアメ太にウーウーうなっているけど。この二匹の力は互角だね。ミミは年取ってるからアメ太ほど元気はないけど、怒るときはすごいエネルギーだ。猫パンチも何度かくらましてるのにアメ太はへとも思ってないみたい。ミミにはいい運動になってるに違いない。
そんな2匹が近い距離にいて平和な時間を保てる方法をミミは見つけたようだ。もともとミミは押入れ暮らしはあきてみんなといたいのに、アメ太が乱暴に(不器用に)かかわるからそれがストレスなのである。平和な方法とはアメ太がテーブルでのさばっているときにミミはテーブルの下の椅子になりをひそめていること。同じひそめるのでもテーブルの下ならいつでも私の足にちょっかいを出せるからね。本当に賢くてかわいい奴。
こんなに近くに1分以上(その間ミミはウーウー)いられるようになるなんて夢のようです。
アメ太君かなりずうずうしすぎませんか、その態度。キーボード用のダンボールの箱だってあなたの害から防ぐために用意したものなのですよ。
態度のでかいアメ太の真下でミミは椅子にちょこんと座って息をひそめているのです。ず~っとです。だまっているといることさえ気がつきません。ミミは忍者のごとく静かにふるまうことができます。時々私の足に手をのばしてきます。怒るとこわ~いミミちゃんもこんなに大人しくしているとなんともかわいくて世の中の色々な苦労を忘れてしまいます。
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