Creating yourself

「自分発見の旅から自分創造の旅へ」  

仕事 or 作業

2006-01-28 01:31:56 | 人生
電車の中吊りで「あなたは仕事人それとも作業人」という感じの言葉を読んで、ずっと気になっていた。今の季節、部下のEvaluationをやらなければならないが、ゆううつな時期である。しかし、一年に一回のこの機会を楽しみにしている人もいるので、誠実にかつきびしく査定表を仕上げたいとも思う。自分の会社の中の査定表だけではどうもピンと来ないので、別の会社のガイドラインで参考にできるのはないか捜してみる。

仕事量の多い人、質を重視する人、プロジェクトに力を発揮する人、チームプレーの上手な人、色々な人がいる。しかし、他人と能力を比べるだけでいいのだろうか。人それぞれ能力の限界はある。100%の力を出して80しか結果がでない人と、80の力で100の結果が出る人もいるのは否定できない現実だ。去年と今年のその人の努力と進歩の度合いも見なければならないだろう。人によって期待するものも違ってくる。次々と疑問が湧いてくる。学校の通知票ではないので、突き詰めて考えれば考えるほどむずかしい。

というわけで、Evaluationの季節がやってくるとプチ鬱になる。しかし、いやだいやだと逃げ腰になると余計いやになるので、今年はよーし腕によりをかけて作るぞと今日は資料を自宅に持って帰った。一つ一つ色々な角度から分析していくうちに、仕事と作業という言葉の違いがあるように仕事のやり方に違いがあるのがよくわかる。私の言葉でいえば作業には創造性がないが、仕事には創造性がある。よい仕事をする人は、間違いなく前向きで、内発動機も高く、達成欲求が強い。自分をどれだけ客観的に持っていけるかがチャレンジだ。それにしてもなかなか素晴らしい人が多くて、ほめるだけでもいけないらしく、評価は本当にむずかしい。。。。




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2 コメント

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ちょっと質問 (す)
2006-01-28 09:24:30
ゆうこさんは外資系の会社にお勤めなので、てっきり目標管理による評価主義(プロセスや能力の良し悪しは見ない)と思っていましたが、そうではないのでしょうか? だとすれば、意外ですね。



世の中には、仕事に向いている人と、作業に向いている人がいますね。私は、作業向きかも、と思うことがあります。最近、心理学やメンタル分析を勉強していますが、意識の裏にある潜在意識、能力を裏付けている潜在能力を如何にして発揮できるか、が重要ですね。よく、120%の力が発揮できる、と言いますがこれは本当だと思います。100%の力までは納得できますが、自分では意識できない能力が後押ししているのですね。勿論、そういう人には運も後押しすると思いますが。
Unknown (Yuko)
2006-01-28 11:23:38
色々な事情を考えると、今必要な評価は、全体のPerformanceを上げることが優先されます。そうした場合、相対的要素を含みながらも個人の能力も考えなければいけないのではないかと考えます。



作業と仕事をにわか分析で夕べは考えたのですが、確かに向き不向きがありますよね。両方のタイプが必要ですし。



人をもっと理解したくて、私も、心理学傾向の本を借りて読んでいますが、考えすぎるとわからなくなることがあります。でも、人の見方が客観的になると精神エネルギーの消耗が少なくなるような気はします。そして学べることも多く、人間が面白いと思えてきます。



運はコントロールできないけど、私はやはりよいことを予感した人にはよいことがおきやすいということを信じます。前、悪いことを考えるとそれが本当になるって言われましたが、何回も体験しましたから。

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