「教員採用」4月30日
女子中学生の着替えを隠し撮りしたとして県迷惑行為防止条例違反容疑で3月に逮捕された横浜市立中学の男性教員について同市教委は、教員が採用試験を受験した平成14年7月時点で、別の事件で執行猶予中だったことが分かったとして、採用を無効にしたと発表しました。
市教委によると、教員は大学生だった12年1月、少女への強制わいせつ未遂罪で東京地裁で懲役1年6月、執行猶予3年の判決を受けその後確定。市教委の採用条件では執行猶予期間中の受験は欠格事項に当たるが教員は申告していなかったということです。もちろん、確認を怠っていたというミスの責任は問われなければなりませんが、この事例は、もう一つ別の問題を提示しています。
それは、教員採用の難しさです。当時の状況を考えると、中学校の教員採用は、かなりの高倍率であったはずです。また、ペーパー試験だけでなく、人物を評価するために面接等様々な方法がとられていたはずでもあります。そんな中で、繰り返しわいせつ事件を起こす「スケベ教員」が合格したということは、採用試験の限界を示すものです。
私も何回も面接試験の試験官を務めました。正直に言って、社会人としての責任感や組織人としての協調性、専門家としての向上心、子供と接するセンスなどについては、かなり「見る目」をもっているつもりです。しかし、「性的指向」については、短時間では見抜くことはできませんでした。教員は、小学校の高学年から高校生まで、「若い女性」に囲まれ、しかも彼女らを「自分の命令に従わせる権限」をもってしまいます。それだけに、こうした危険人物の排除は、重要な課題です。人権問題だという苦情が出るかも知れませんが、なんらかの方法はないものなのでしょうか。1次テストとして質問紙法、そこで問題ありとされたものへの精神科医によるテスト等、検討に値するのではないでしょうか。
女子中学生の着替えを隠し撮りしたとして県迷惑行為防止条例違反容疑で3月に逮捕された横浜市立中学の男性教員について同市教委は、教員が採用試験を受験した平成14年7月時点で、別の事件で執行猶予中だったことが分かったとして、採用を無効にしたと発表しました。
市教委によると、教員は大学生だった12年1月、少女への強制わいせつ未遂罪で東京地裁で懲役1年6月、執行猶予3年の判決を受けその後確定。市教委の採用条件では執行猶予期間中の受験は欠格事項に当たるが教員は申告していなかったということです。もちろん、確認を怠っていたというミスの責任は問われなければなりませんが、この事例は、もう一つ別の問題を提示しています。
それは、教員採用の難しさです。当時の状況を考えると、中学校の教員採用は、かなりの高倍率であったはずです。また、ペーパー試験だけでなく、人物を評価するために面接等様々な方法がとられていたはずでもあります。そんな中で、繰り返しわいせつ事件を起こす「スケベ教員」が合格したということは、採用試験の限界を示すものです。
私も何回も面接試験の試験官を務めました。正直に言って、社会人としての責任感や組織人としての協調性、専門家としての向上心、子供と接するセンスなどについては、かなり「見る目」をもっているつもりです。しかし、「性的指向」については、短時間では見抜くことはできませんでした。教員は、小学校の高学年から高校生まで、「若い女性」に囲まれ、しかも彼女らを「自分の命令に従わせる権限」をもってしまいます。それだけに、こうした危険人物の排除は、重要な課題です。人権問題だという苦情が出るかも知れませんが、なんらかの方法はないものなのでしょうか。1次テストとして質問紙法、そこで問題ありとされたものへの精神科医によるテスト等、検討に値するのではないでしょうか。
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