ゆきちゃん通信++日記++

自閉症の娘、由紀子の毎日を
母親(tomi)の目を通してお伝えします。

お留守

2002年01月28日 | ゆきちゃんの日記
由紀子はまだ学校の送り迎えが必要です。

私と2人で15分の道のりを歩いて帰ります。

その途中の家に犬小屋があります。

由紀子は犬が恐いくせに、
なぜかいつも覗き込むのです。

そこの住人(犬)は柴犬。

見られている時はうなるくせに
由紀子が通り過ぎると
ブロック塀の穴に顔を突っ込んでいつまでも見送ります。

由紀子も声を掛ける訳でもなく、
もちろん触るわけでもありません。

ただ、毎日その繰り返し・・・。

淡白な関係です。


でも、今日はその犬がいませんでした。

からっぽの犬小屋・・・。

由紀子は立ち止まって見ていました。

そして、ブロック塀の穴のところに来たら
由紀子がのぞいていました。

密かに、
ここで犬がむこうからのぞいたら
おもしろいのにと思ったりして…。

o(〃^▽^〃)oあははっ♪


「犬、いないね!?」と声をかけたら


「お留守」と答えました。


そう、あなたのお友だちは
春の気配に誘われてお出かけなのでしょう・・・・。

こちらはもう梅の花が咲いています。


=END=
コメント
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