由紀子はまだ学校の送り迎えが必要です。
私と2人で15分の道のりを歩いて帰ります。
その途中の家に犬小屋があります。
由紀子は犬が恐いくせに、
なぜかいつも覗き込むのです。
そこの住人(犬)は柴犬。
見られている時はうなるくせに
由紀子が通り過ぎると
ブロック塀の穴に顔を突っ込んでいつまでも見送ります。
由紀子も声を掛ける訳でもなく、
もちろん触るわけでもありません。
ただ、毎日その繰り返し・・・。
淡白な関係です。
でも、今日はその犬がいませんでした。
からっぽの犬小屋・・・。
由紀子は立ち止まって見ていました。
そして、ブロック塀の穴のところに来たら
由紀子がのぞいていました。
密かに、
ここで犬がむこうからのぞいたら
おもしろいのにと思ったりして…。
o(〃^▽^〃)oあははっ♪
「犬、いないね!?」と声をかけたら
「お留守」と答えました。
そう、あなたのお友だちは
春の気配に誘われてお出かけなのでしょう・・・・。
こちらはもう梅の花が咲いています。
=END=
私と2人で15分の道のりを歩いて帰ります。
その途中の家に犬小屋があります。
由紀子は犬が恐いくせに、
なぜかいつも覗き込むのです。
そこの住人(犬)は柴犬。
見られている時はうなるくせに
由紀子が通り過ぎると
ブロック塀の穴に顔を突っ込んでいつまでも見送ります。
由紀子も声を掛ける訳でもなく、
もちろん触るわけでもありません。
ただ、毎日その繰り返し・・・。
淡白な関係です。
でも、今日はその犬がいませんでした。
からっぽの犬小屋・・・。
由紀子は立ち止まって見ていました。
そして、ブロック塀の穴のところに来たら
由紀子がのぞいていました。
密かに、
ここで犬がむこうからのぞいたら
おもしろいのにと思ったりして…。
o(〃^▽^〃)oあははっ♪
「犬、いないね!?」と声をかけたら
「お留守」と答えました。
そう、あなたのお友だちは
春の気配に誘われてお出かけなのでしょう・・・・。
こちらはもう梅の花が咲いています。
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