ゆきちゃん通信++日記++

自閉症の娘、由紀子の毎日を
母親(tomi)の目を通してお伝えします。

施設利用・・・失敗!

2008年07月28日 | ゆきちゃんの日記
今日は由紀子の施設利用デビューでした。 

いつも家に来てくださるヘルパーさんと一緒に
デイサービスを体験に行きました。 

今日は初日なので、無理をさせないように、
午前中の活動と昼食を食べて帰ってくるという計画を立てました。 
 

由紀子には今朝までその計画は伝えてありませんでしたが、

朝に 

「○○と言うところへ行って、
みんなでいろんなことをするよ。」 

と、言うと簡単にOKしてくれました。 
 

退屈な夏休みだから、
由紀子なりに何かを期待したのかもしれません。 
 

夏休み前から計画をして、
施設の方も事前に家まで打ち合わせに来てくれたし、
準備万端のはずでした。 
 

でも、結果は・・・残念。 
 

施設に出かけて1時間後には
ヘルパーさんから由紀子がパニックになっていると連絡が入りました。 

本当は私の中ではパニックになることも想定内のことだったし、
これからのことを考えたら
その姿を見ていただくこともいいかと思っていたのですが・・・ 
 

結局、途中でお迎えに行くことになりました。 
 

でも、途中で終わるという事は由紀子にとって、
その場所には行けなくなる可能性が大きいという事だから、
今日だけは失敗体験はさせたくなかった・・・。 
 

正直、ショックでした。 

将来に向けての第一歩のはずだったから・・・。 

本当に残念です。 
 

原因は連絡不足でした。 

施設側に由紀子のこだわりが完全には伝わっていなかったし、
私が大丈夫と思っていたことがそうでなかったり・・・。 
 
 
 
そして、じわじわと私の中に湧き上がってきたのは、
みんなは平気で施設が利用できるのに、
由紀子にはそれができない。 

それは、私が社会性を育てきれなかったから・・・ 

障がいを受け入れるばかりで、
試練を乗り越える力を育てきれなかったから・・・ 

と、いう後悔でした。 
 

この部分はずっと迷いながら来た事なので、
何かあるとこうして頭をもたげて来るんですよね。 

私のマイナーな部分です。 
 
 
 
こんな時、必ず電話をする友達がいます。 

自閉症児の親仲間の友人です。 

今は離れた場所に住んでいますが、
お互いに落ち込むと電話で話を聞き合う仲です。 
 

今日も一時間ほど電話で話しをしました。 
(こんな時のために、おたがいIP電話に変えました。(笑)) 
 
ずっと話を聞いていたその友人が
電話を切る直前に言った言葉は 
 

いつまでも地面に突っ伏していたらだめよ! 
立ち上がんなさいよ!
わかってるね!!」 
 

お互い、いろんなことで悩んで、
それを乗り越えてきた仲間です。 

のたびにこうやって励ましあってきました。 
 
こんな激を飛ばしてくれる友人がいるから、
私は頑張れるのかもしれません。 
 
(*`・ω・´*)ゝハイ! 

いつものように、
倒れてもただでは起き上がりません。 

絶対に何かをつかんで立ち上がります。

=END=
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