ゆきちゃん通信++日記++

自閉症の娘、由紀子の毎日を
母親(tomi)の目を通してお伝えします。

ポテチとグミ

2008年04月22日 | ゆきちゃんの日記
由紀子はちゃんと買い物学習に参加できました。 

イヤーマフをつけて、
自分でポテトチップスとグミを選んで買ったのだそうです。 
 
やっぱり大丈夫でしたね。
(*⌒ー⌒*) 
 

中学部時代に乗り越えたことは
しっかり由紀子の中で力となっていました。 

きっと遠足だって大丈夫ですよね! 
 

午後からは性教育の為に長崎へ行きました。 

A川先生とM原先生に制服姿を見ていただいて、 
「立派な高等部生になりましたね。」
と誉めてもらってきました。 
 

由紀子が性教育を受けている間、
私はいつものようにA川先生に最近の様子を報告と
相談をしてきたのですが、
話はいつしか私の気持ちのことに・・・。 
 

由紀子の遠足のお弁当をもう作ってやれないことに
寂しさを感じていることを話したら、 

「障がいのある子どもを育てるって、
子育ての過程を細かく丁寧に感じさせてくれるのよねぇ~。
普通の子育ての中でも、
子どもが自立していく時には少なからず
そんな気持ちを感じているのに、
ほとんどの親は気づかなかったり、
気づいてもすぐ忘れてしまうのよね。」 


と、言われました。 
 
そうなんですよね。 

私にとって由紀子は3人目の娘の子育てですが、
節目節目をこんなに丁寧に考え深く過ごしてきたのは初めてです。 

今もその節目なんだなぁ~と、あらためて感じています。 
 
 
とてもご機嫌でルンルンな一日だったのに、 

夜、寝る直前になって由紀子が急に泣き出しました。 

パニックとはまた違う、
シクシクと悲しそうに・・・。
(ノ ; )シクシク 
 

いつもの事ですが、理由はわかりません。 

久しぶりに歩いて疲れたせいなのか、
スーパーでのお買い物をがんばったせいなのか、
それとも、買い物学習と性教育の2つの行事を一度にこなした
ストレスか・・・。 

考えればキリがありません。 
 
「今日はおかあさんと一緒に寝ようか?」 

そう、誘って一緒に布団に入りました。 

しばらくは目を腕で覆っていましたが、
30分ほどしたら落ちついいたのか 

「一人で寝る!」 

と言って、私に背中を向けました。 

私はお役御免です。(笑) 
 

中学部の時の春もそうでしたね。 

一年の始まりの行事をこなすたびに、
家に戻ってからよく泣いていました。 

あの頃は、その度に私のほうがドキドキしていましたが、 

今は、泣く事もストレス発散の一つの方法と思えるようになりました。 
 
その後はぐっすり寝ていたようです。 
 

今日の性教育の時にM原先生が、 

「思春期の不安定も18歳まで」 

と言われていました。 

後3年か・・・。 


暗いトンネルの先に点ほどの
明かりが見え始めたような気もしないではない。(笑) 

問題は私が足元ばかりを見てため息をつくか、
落着いて前を見てその明かりを目指すか・・・なのかも!


=END=
コメント
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