ゆきちゃん通信++日記++

自閉症の娘、由紀子の毎日を
母親(tomi)の目を通してお伝えします。

小ネタ集

2002年06月14日 | ゆきちゃんの日記
最近の由紀子の小さなエピソードを・・・。

その1、

校外学習の日の事の出来事。

由紀子の下駄箱と担任の雅子先生の下駄箱は
少々離れた所にあります。

雅子先生 「先生は向うの玄関で待っているから
由紀子さんは靴を履いたら来て下さい。」

由紀子 「は~い!」

しかし、待っていても由紀子が来ないので様子を見に行くと・・・。

交流学級の担任のとし先生の腕にすがって、

「雅子先生が来ないの・・・。」

それを見た雅子先生

「え~?!わたしなの?」

ゆきちゃんの「は~い!」ほど、
あてにならない物はありません!(母)


その2

その日はまーまーの18歳の誕生日

とても うれしそうなゆきちゃん。

今日はケーキが食べられるからかな?

さて、いよいよケーキの時間です。

ローソクに火をつけると
何故かケーキのまん前には由紀子が・・・。

まーまー 「これは、まーまーのケーキだから、
      ローソクはまーまーが消すの!」

由紀子  「やーだー!ゆきちゃんが消すの!」

まーまー 「だめー!」 
                 
由紀子  「・・・・・・・・」 
              

そして、まーまーがローソクを吹き消そうとした時、
横からしっかり「ふーっ」と、
消していた由紀子でした。(笑)

まーまーはかなり怒っていましたが、
これは9歳と18歳のけんかです。

ほっておきましょう・・・。


その3

我家の横には高校の校舎があります。

その日、学校から早く帰った由紀子は
キーボードで遊んでいました。

「キ~ンコ~ン・カ~ンコ~ン・キンコンカンコン」

高校から鐘の音が聞こえてきました。

すると由紀子がキーボードで
「キ~ンコ~ン・カ~ンコ~ン・キンコンカンコン」

1音も間違えずに弾いたのです。


もともと、楽譜が読めない由紀子は
知っている音楽を耳で音を拾って弾くのですが・・・。

親バカな母はこれは絶対音階があるのかもしれないと、
密かに思いワクワクした瞬間でした。

でも、ここに書いたら「密かに・・・」ではないか・・・(笑)


=END=
コメント
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