現在よりも少し前の山の畑です。
一面雪に覆われては居るけれど、まだ少ないですね。雲越しに日が差しています。
正面はマックスの柿の木だけれど、残った柿の実もほとんどカラスの餌になりました。
奥に続く山の道も雪に覆われ、その影さえ見えません。
向こうの藪から、我が家へと向かって急斜面が始まります。
秋には頻繁に姿を現したカモシカも今は姿も足跡も見えない。斜面のどこかに居るのでしょうが。
雪を冠った杉木立。
スベルベが乗って来た軽トラックのわだちもわずかに見えます。
手前は春になると「カタクリ」のお花畑になる草むら。
「カタクリ」が終わると、たちまちカヤ野になるのだけれど、それらもすべて雪の下。
帰り道、山の平らな畑部分から、農道が下りに差し掛かるところ。
手前はシャクヤクの畑ですね。その先の筋のように見える部分が向こうの平「牛ヶ首」と「上の原」の境の谷。
こうして、この平らな山一帯の通称「田川平」も冬、降雪期を迎えて冬眠状態に入ります。
雪の下で5か月余り、ゆっくりと畑と畑の土は休み、来春の畑作へと鋭気を養っていることでしょう。