私が台所に入る訳(その2)
元来食べる事に対しての執着心も強い。
団塊の世代を代表する歳で、食べ物が決して豊富とは言えなかった時代に育ったのが背景だろう。
食べ物、料理、(ついでに酒も)についての本も好きで、
本屋に行くとそういうジャンルのコーナーも必ずと言って良いほど覗く。蔵書もかなり増えた。
魚、肉料理も色々と挑戦した。でも、私のモットーは「安くて、美味くて、栄養十分」である。
今では、料理の進化形か自家産の食材、畑の野菜にまで凝っている。
自分で作る有機野菜は美味い。まして取立ての鮮度の良い野菜は、手前味噌の割引はしてもやはり美味いのだ。
畑の酸性化を防ぐ石灰にもこだわる。
主に牡蠣殻を焼いて作った有機石灰を使う。
カルシューム成分が主に芋類の甘味を増すと言われている。肥料だって堆肥が主力だ。
(続く)