goo blog サービス終了のお知らせ 

畑に吹く風

 春の雪消えから、初雪が降るまで夫婦二人で自然豊かな山の畑へと通います。

連載132「私が台所に入る訳」(その2)

2017-12-04 04:39:03 | 食べ物

    私が台所に入る訳(その2)


 元来食べる事に対しての執着心も強い。

団塊の世代を代表する歳で、食べ物が決して豊富とは言えなかった時代に育ったのが背景だろう。


 食べ物、料理、(ついでに酒も)についての本も好きで、

本屋に行くとそういうジャンルのコーナーも必ずと言って良いほど覗く。蔵書もかなり増えた。

魚、肉料理も色々と挑戦した。でも、私のモットーは「安くて、美味くて、栄養十分」である。


 今では、料理の進化形か自家産の食材、畑の野菜にまで凝っている。

自分で作る有機野菜は美味い。まして取立ての鮮度の良い野菜は、手前味噌の割引はしてもやはり美味いのだ。

 畑の酸性化を防ぐ石灰にもこだわる。

主に牡蠣殻を焼いて作った有機石灰を使う。

カルシューム成分が主に芋類の甘味を増すと言われている。肥料だって堆肥が主力だ。

           (続く)

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

水害の痕で杉の葉を採った

2017-12-04 04:22:41 | 暮らし

 あの忌まわしい7月18日の水害で新たにできた沢です。

大水量により、土がえぐり取られた沢は土が不安定で、先日の風で杉の木が倒れてしまった。

 

  そして、その新たな沢から流され押し出された土砂は養鯉池を埋めたまま。

養鯉を諦めたのか、流れて来た大木もそのまま。稚魚が流されたのでは復興も難しいのかも知れない。

 

  そんな事を考えながらも、手掛けた仕事がある。

毎年、冬の初めに採取する杉の葉が簡単に手に入るでは無いか。

 

  道端に軽トラを停め、夫婦でせっせと杉の枝を折って積み込む。

コンテナの中には、今年最後に近い収穫の「アスパラ菜」も見えます。

 

 しかし、今年の雨がちの天候のためか、杉の葉の先端に杉の花と言うか、花粉のもとが一杯。

これが早春から、中国からの黄砂のように花粉を撒き散らし、花粉症で人を悩ませるのです。

 昔は優秀な家の建築資材として重用されたけれど、今は安価な外材に押され利用する人は少ない。

ま、そんなことはどうでも良い。我が家の畑には毎年欠かす事の出来ない、杉の葉ですから。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする