喜劇な日々

名古屋の劇作家、鹿目由紀のほんの少しだけ喜劇的な毎日を、綴ります。

気分を転換する

2008-04-30 12:47:54 | 芝居のこと
朝から、少しだけ遠くへ。
冒険舎『ねがいごとパズル』を観るために訪れた、三重県の箕田。
色んな所で上演されているのだなぁとありがたく、嬉しい。
稽古した箇所は、良かった所もあり、現場で気づいた所もあり。
天気は良く、元気はまずまず。鼻の調子が悪いせいか。
電車で遭遇した小学生の団体は、呑気で可愛い。

理解する

2008-04-30 00:49:18 | 日々のこと
新しい携帯になってからのブログの画像処理が、ようやく理解できた。それで最初にお届けするのが、こんなくどい写真で失礼します。結婚式の二次会。ホストまがい(というわけでもない気もするが)に囲まれた近藤絵理。色々と理解した日だった。理解することは非常に面白い。面白いからこそ、理解したい気持ちは止められない。それにしても特別な日というのは、素晴らしい。今日の比ではないが、私にも幾つか特別な日というのがある。その特別はあくまで私にとっての特別で、記念すべき日だったり、憎たらしい日だったり、また来てしまったかという日だったりする。なんにせよ、特別な日は身を引き締める。人の特別な日で理解するのは、そんな当たり前のことだったりする。

横から縦に

2008-04-28 00:18:30 | 日々のこと
色々とうまく行かないことがあり、なんだか落ちる所まで落ちてしまいそうな夜。自省は常に必要である。自省して、見つめ直して、大地を踏みしめてしっかりと生きなければなるまい。人のことを考える前に、まず自分を立て直したいと思うのである。横たわっている自分を縦に直したいのである。それが目下の望みであり、使命だと思うのである。ああなればこうだし、こうなればああだし。どうしてこうも曖昧な地面なのだろうか。どうしてこうも人は想う生き物なのだろうか。うまく行かない時に考えることは大抵うまくない考えである。うまくない考えを考えてみたところで、うまくないのだからダメに決まっている。決まっていると分かっているのに、うまくない考えを巡らせる愚かさ。それもまた時にはよろし。時には。世の中の尊敬すべき人や見習いたい人や愛する人を思い浮かべながら、コーヒーを飲んだら少し、身体が縦になった気がした。

栄養補給

2008-04-25 10:49:29 | 日々のこと
水曜日。教えている学校の授業が始まる。私が受け持つのは1年生の2クラス。午前9時から午後4時過ぎまで。ぶっ通しだと結構体力を消耗することが判明。昼に食べたミネストローネスープが沁みました。夜はあおきり稽古。最後の方、危うく電池が切れるところだった。集中力には限界がありますな。その後、フラフラになりながら帰宅。ご飯。ちょっと打ちひしがれることあり。

木曜日。身体がだるい。朝から色々片付ける。夕方、打ち合わせの後、会議。人が少ない。少な過ぎる。終わった後、流れで数名と飲みに行く。プチ脱稿祝いとのこと。デザートが美味しい。芝居の話もしたが、最終的にはデザート話で盛り上がる。『可愛い』とはなんぞやと、考えたりもした。

金曜日。今から冒険舎の稽古。久しぶりの『ねがいごとパズル』。

少し壊れてきたのか、身体が安らぎを欲しているのが分かる。甘えたり寄りかかったりするのが必要なのかもしれない。もしくは違う空気を思い切り吸い込むのが必要なのかもしれない。栄養補給に本を二冊買ってみる。どちらも向田邦子。欲しているものに忠実な自分。それは悪いことではない。けれど良いことかと言われたら、その自信もない。なにが良くてなにが悪いかの判断に自信がない。良いとか悪いとかにこだわりがなくなる自分に、呆れたりもする。

徒然、徒然

2008-04-22 13:34:53 | 日々のこと
金曜日。ある仕事の打ち合わせのため、松井と篠原と三人で東京へ。他にも行く所が沢山あるので、行きの新幹線で配られたスケジュール表を基に行動する。昼休憩で食べた中村屋のカレーが美味しかった。しかし、今年は面白くなりそうです。芝居を観るという松井たちと別れ、ひとあしお先に帰路につく。家で用事を済ませ、なんだか良く理解しないまま誘われた集まりに顔を出してみる。誰がいるのかも良く分かっていなかった。人と積極的に交流するのが不得意なので、途中参加の私は完全に置いていかれる。なるほど、こういう集まりがあったりするのだなぁと感心するに留まった。考えてみたらあのような集まりに参加したことはほとんどないなぁ。いや、きっとこれからもないなぁ…。終電に乗り遅れまいと急ぐが乗り遅れ、仕方なくタクシー。その後、チラシの作業。

土曜日。朝から新しい仕事の打ち合わせ。新しくて面白そう。その後、大道具の話をして、稽古。今回の核となることについて。稽古を早めに切り上げ、ミクニヤナイハラプロジェクト。紙吹雪が面白かった。その動き、躍動感に魅了されるも、台詞というか言葉の『存在』については、色々と考えた。早々に帰宅し、ホン書き。

日曜日。稽古は昼から夜まで。昨夜からそのまま書き続け、稽古に少し遅れる。前半から中盤。まずはリズムの把握。それから空気。それから駆け引き。まだリズムの段階。『ギャル』に出演して頂いた、けいこさんにちょっと変わった依頼を。稽古後、小道具会議。今回からチーフの松野有加里、あの様子なら大丈夫でしょう。帰宅したらNHK児童劇団の製本された台本がポストに入っていた。書いたのが、もうずいぶん前のことに思える。これを書いてから芝居の本番が二つ終わっているのだなぁと、しみじみ。深夜、チラシのデザイナーさんとやり取り。ありがとうございます。

月曜日。前述通り、ホンが書き上がる。ポストを見たら『マサさんがゆく~三重・志摩編~』の明細が…。あれれ、どうやら知らぬ間に再放送されていたようです。そうか、だからこないだ「観ましたよ」と言われたのか。ありがたいことです。稽古で最後まで読む。手応えはある。あとは役者と、どう積み上げてゆくか。その後、制作会議だったが、調子が悪かったので先に帰る。「脱稿打ち上げやりましょう」と言ってくれる皆の声が、嬉しかった。

火曜日。つまり今日。雑務に追われる。追われ過ぎる。

といった日常を過ごすなかで、色々なことを想う。

ようやく、これから、それから

2008-04-21 15:52:13 | ホンのこと
ほっとひと息。『パレード旋風が巻き起こる時』が書き上がりました。最後の方、やたら慎重になってしまいました。が、納得の行くものが書けたような気はしております。とはいうものの、直しが入るんですけど…。一味違ったあおきりみかんになりそうです。なんだろう、これまでにない感覚で台本を書きました。昨年一年を経て色々なものを経て、それで今のこの感覚なのだろうなぁ…と。どういうことなのかは、観て頂ければ分かるかもしれません。言葉と相撲した。そんな感じはしております。さてさて、あとは演出をどうするか。どう戦ってゆくか。現在の稽古は、前半から中盤の辺りを流してみる作業。まだまだこれから、といったトコロ。高校生のための演劇教室までは、あと一ヶ月半。じっくりと腰を据えて、取り組んでいこうかと。書き上がりましたので、ようやく無駄に食べるのが止められそうです。

ウキウキルンルン

2008-04-18 01:06:19 | 日々のこと
ちょっとウキウキルンルン(つかわないね)することがあった。雨なのに、気持ち晴れ晴れ。そのウキウキルンルンとは別に、マッキーペンケース、やはり山際さんは購入されたようで、画像が送られてきてウキウキルンルン(しつこくつかう)。明日は早朝から東京。挨拶やら打ち合わせやらあれこれ。ドキドキワクワク(さらにつかわないね)。しかし、窓を殴りつける雨がなかなか強引です。明日には止んでほしいのだけど。ホン書きにようやく終わりが見えてくる。新しいホン書きの仕事の話を貰い、面白そうだなぁと思う。部屋がまた散らかってきた。これはまずい。早く書き上げよう。ヒヤヒヤドキンチョ(これは知ってる人が少ないね)。

報告とか心機一転とか

2008-04-16 01:53:10 | 芝居のこと
まずは報告です。昨年書いた『漂流裁判』が、第24回名古屋文化振興賞・戯曲部門の佳作を頂きました。ありがたいことです。私にとっては、初めて戯曲で頂く賞です。『劇王』は一応劇作家に与えられるのですが、作品で判断するものなので…。今まで積極的に応募しているとは言い難く、なによりも応募できると納得できるものが書けなかったわけです。このホンもやはり納得の行くところまで詰められたかと言われると、そうではなかった。けれど踏み出さないうちからあれこれ考えるのも良くないと思いました。『漂流裁判』は今の私が「こうなのかなぁ」とホン書きにおいて感じていることの、きっかけをくれた作品。読み返すと恥ずかしいけれど、その分愛着もあります。だからなんにせよ、賞というものに引っかかって良かったと思います。「中途半端にやるなよ」と自分を戒めつつ、『パレード旋風が巻き起こる時』を書いてみます。
お次は心機一転です。父の会社の関係で、携帯の機種を変えたのだ。アドレス変更の連絡を地道にしなければなるまい。紫色のカッコイイ奴。父のチョイスです。昨日、名古屋に出張で来ていた父に携帯を貰いに行く。初めて行ったぜ、ナゴヤキャッスル…。名古屋城の真ん前じゃないか。だが例の如く機械音痴の私、使い方がまったく分からず、写真がブログに送れないのです。早く携帯と友達になりたーい(ベム風)。
天気の良い本日は、昼過ぎより長久手町文化の家で打ち合わせ。夏にやる仕事について。最近マッキーの形をしたペンケース(ビームスのヤツ)を愛用しており、職員のお二方に見せたら、とても良い反応で嬉しかった。ぜひとも買ってください、山際さん。夜、稽古は読み中心。とにかく読んで、流れを掴んで貰いたい。ちなみに今回のチラシですが、色んな意味で面白くなりそう。驚きの豪華な内容に、乞うご期待。

潜っていたので

2008-04-14 11:38:06 | 芝居のこと
久々の更新。少しアンダーグラウンドしておりました。台本を書き上げることができず、今もまだ書いている次第です。書いては書き直しているので、進んだ感じがしませんが、それでも日にちは進んでいくのでなんとか書き上げたいものです。絶対書き上げると宣言すれば書き上がるかなぁとあおきりみかんの稽古場日記に首を絞めるようなことを書き込んでみましたが、逆にその日、悪夢にうなされました。というわけで、地道にやろうと思います。

木曜日。ヒューマンアカデミーの入学式。こちらも心機一転という気持ちになる。帰りがけにお祝いのお花を小分けにまとめたものを生徒から貰う。「先生、薔薇貰って!薔薇!」と言われ、貰った花束の薔薇があまりに薔薇薔薇していて嬉しくなる。女には花束を渡すべきです。その花束を抱えたまま、頼まれていた審査会。色々熱く話す。夜はあおきり会議。今年から来年までやること満載になりそう。こりゃ大変だ。楽しみだ。
金曜日。天気が良くて気持ちがいい。久々に行きつけの喫茶店でなくコメダモーニング。良い天気を睨みながら、ひたすら書く。夜は『パレード旋風~』オーディション。キャスト決定は明日。その後は制作会議。なんだかんだ話してたら午前1時。中元氏に送って貰う。
土曜日。朝から稽古。鴻上さんに教えて貰ったことを自分なりに話して、色々やってみる。昨日の続き。決まらないので明日に持ち越し。稽古後、すぐに名駅。いつも手伝ってくれている松岡愛嬢とお茶して軽く飲む。凄く若いのに(のに、というのも変ですが)とても話しやすい。調子に乗りベラベラ話す。人を自然に気遣って話せる素敵な女性です。落ち着きました。ありがとう。
日曜日。朝から稽古。前の日、少し寒かったからか調子が悪い。化粧もせずに行ったら愉快に「由紀さん、今日は目がシンプルだね」と言われる。目がシンプルな時はどうやら気持ちもシンプルのようで、なんだかぽやーっとしてしまった。いえ稽古はきちんとやってますよ。キャスト決定。台本も演出も劇団にとっては新しい風、道のりは長い。稽古後、久々にくされ縁の友人と会う。やる気を貰う。ありがとう。
それで月曜日。はい。書きます。

違う

2008-04-10 00:32:18 | 芝居のこと
『パレード旋風~』のオーディション1日目。
稽古初日は、今度の土曜日。
そこまでに書き上がるのを目標にしている。
声に出して読んだのを聞いて、今までとの違いを再認識。
初見の読みの気持ち悪さを感じられて面白かった。
雨、雨、雨。