喜劇な日々

名古屋の劇作家、鹿目由紀のほんの少しだけ喜劇的な毎日を、綴ります。

考える人になりたい

2007-03-30 22:47:39 | 日々のこと
しょこたんが最近、承太郎(ジョジョです)の事を書いていて勝手に親近感がわいたのだった。
しかし、承太郎派かジョセフ派かと言われると凄く迷ってしまう。
基本はジョセフが理想の男性。結婚して欲しいです。
承太郎はホラ、真壁くん(ときめきトゥナイト)路線なのだ。
つまり流川くん(スラムダンク)もその流れを汲むわけである。
無口で一見冷たいけど、守る時は守るみたいな。承太郎は、かなり冷たいけどね。
ブルマといい感じになってからのベジータもなかなか、路線としては良い感じである。
一方、ジョセフはホラ、やんちゃで少年の心を忘れないというか自由奔放というか。
楽観的で肩の力を抜いて人生楽しんでいるという感じ。
女の子が「まったくぅ。しょうがないわね」とか言いながら、惹かれる男なのだ。
これに匹敵するのは、バカボンのパパくらいだと思われる。
けれど、この二つの路線は、婦女子の人気を大きく二分するのである。
というか、どうにもジョジョの話になると熱くなってしまう、かのめです。

ところで。
話は全然変わる。主に芝居のことです。
ここ数ヶ月、目からウロコがこぼれ落ちる事が沢山あったなぁと、しみじみ感じた。
あらゆることが勉強になり、改めて自分を見直した。
結局、自分を導くのは自分でしかない。
結局、自分を省みるのは自分でしかない。
細かいことから大きなことまで、気づいたことは計り知れない。
その計り知れないことを、これからどう自分に馴染ませていくのかを決めるのも自分。
結局、自分を何とかするのは自分でしかあり得ない。
今はとにかく、その計り知れないことを気づかせてくれた様々な方々に感謝しよう。
ちゃんと脱皮しなきゃ。いつまでも生暖かい殻の中でぬくぬくしてはいけないのだ。
何故だろう。計り知れなさに落ち込むどころか、テンションが高くなりました。

波乗りしたい

2007-03-29 23:22:22 | 日々のこと
舞台『中学生日記』、初日を観る。
こないだ、稽古場で見た時よりも数段面白くなっていた。
特に後半がギュッとしまった感じ。
神谷さん。本当にお疲れ様です。
とにかく神谷さんを労いたい気持ちでいっぱいです。
もちろん、他の皆様も。
あと2ステージ、さらに積み上がった舞台になるよう祈っております。
観てない方、まだ間に合いますよ。ぜひ。
あと、あおきりみかんのチラシもチェックしてみてくださいね。
ちなみに、B級さんのも折り込まれてました。面白そう。

話は変わる。
波に乗るまでが難しいのだ。
波に乗るまでがもどかしいのだ。
けれど、ようやく乗ってきた。
いつも思うのは、何で今まで乗れなかったんだろうということだ。
けれど、今まで乗れなかったから今乗れているわけである。
乗れなかった時を悔いる前に、乗れてる時を大切にしよう。

ところで、『ヤンガス』がなかなか進みません。
ダンジョンの途中で、仲間が力尽きてしまいます。
私が石橋を叩いて渡らないのが原因なのですが、それにしても死に過ぎです。
仲間が力尽きるたびに、ホン書きを頑張ろうと思います。
お前の分まで頑張るよ。と思います。

ところで、こないだ近藤絵理に心理ゲーム的なものを出題されたのだ。
昔は流行ったものだ。ココロジー的なヤツ。
『春・夏・秋・冬でイメージに当てはまる異性を挙げよ』というもの。
身近な人は何だかいやらしいので、有名人を挙げることに。
以下、私の答え。
(あ、もしもこの心理ゲームがやりたいようでしたら、下を見ずにやってみてください)

春→劇団ひとり
夏→椎名桔平
秋→佐藤浩市
冬→豊川悦司

そして、分析。
春は初恋の人。夏はファーストキスの相手。秋は初エッチの人。冬は結婚したい人。
…だそうだ。ええと、それは初恋の人に似てるってことでしょうか。
それとも初恋するならこの人って事でしょうか。
良く分からないが、とにかく全員好きである。
だけど、こうして見ると偏ってるなぁ…私。

ホン書きます。書くともさ。

暴挙に出る

2007-03-28 20:27:07 | 日々のこと
やってしまったのだ。
よりにもよって、ジャージで近所のコンビニに行くという暴挙に出てしまったのだ。
いや、小屋入りしている時は行く。平気で行くともさ。
むしろ小屋入り時はジャージで闊歩するって気持ちいいねぇと感じる。
これぞ小屋入りの特権だとすら感じる。
それが栄のど真ん中であろうとも。
だが、違うのである。家からジャージというのは全く違うのである。
家からジャージというのは、家からパジャマに匹敵するダメさなのである。
それなのに、やってしまったのだ。
こういう時、人は(私は)ちょっとした言い訳がましい行動に出る。

「近所をジョギングしてきたついでに寄っちゃった、ウフ」

みたいな顔で立ち寄ってしまうのである。
ああ…やってしまった。ジョギング顔してしまった。
汗も一滴もかいていないのに、財布とキーケースを片手に持っているのに。
財布片手にジョギングする女なぞ、トーストくわえて学校に向かう女学生くらい希有な存在だ。
もう二度とコンビニにジャージでは行くまい。

それで思い出したのだ。
以前、黒ひげ危機一髪的な事があった。
どうしてもデータをメールで送るためにまんが喫茶に行かねばならなくなったのだ。
その頃は、家にネットを接続していなかったわけだ。
時間もないので、このままジャージで行ってしまおうかと家を出ようとした時。
「いや、ついでに近くのお気に入りの店に寄ってみようかなぁ」
と思い直したのだ。ジャージを脱ぎ捨て着替えてメイクをして一応それなりのお出掛けモードに。
すると、まんが喫茶の入口において、

「あおきりみかんのかのめさんですよね」

と声をかけられたではないか。
まさに危機一髪!黒ひげよ、よく持ちこたえた。
ジャージだったら、ジョギング顔するハメになっていたではないか。
というか、まん喫でジョギングも何もあったものではない。
ジョギングがてらまん喫では、健康なのか不健康なのか良く分からない。
以来、なるべく変な格好(まぁ自分なりにですが)で出歩くのはよそうと心に誓ったのだった。
それなのに、今日はやってしまった。
禁じ手を使ってしまった。
だけど人間だもん。面倒くさい時ってあるんですよ。
特にホン書いてるとね…。

いよいよ

2007-03-28 14:58:30 | 芝居のこと
明日からいよいよ、舞台『中学生日記』。
舞台ならではの『生きた』空気を肌で感じられると思います。
笑いあり、涙あり。
明日あさっては、ぜひ名古屋市公会堂へ。
ちなみに『上空劇場、さようなら』のチラシにも遭遇できます。

布団が新しくなってから、眠りの質が良くなった気がする。
布団は大事である。他にも沢山大事なものはあるが、布団は大事である。

『上空劇場~』のホンは地道に進んでいる。
本当は飛躍的に進みたいのだけど、地道に進んでいる。
昨日は読みをやったが、やはり前から空気を作ってきている人々と新入団員では歴然と違う。
けれど、これからやりたいことに必要な空気は、まだ足りない。
とにかく、これから。

好きなもの

2007-03-27 04:06:33 | 日々のこと
何度見ても何度感じても何度読んでも何度聴いても何度食べても飽くことがない。
それが、好きなものである。
何度見ても何度感じても何度読んでも何度聴いても何度食べてもまだ足りない。
それが、好きなものである。
好きなものは、そのすべてを余すところなく取り込みたくなる。
完全に取り込めたと思っても、すぐに全然取り込めてなかったと愕然とする。
それでまた、見て感じて読んで聴いて食べてを繰り返す。
即ち『好きスパイラル』というヤツである。
好きなものは、好きだ。
好きなものは、可愛い。
好きなものは、味わいたい。
好きなものは、切ない。
好きなものは、憎たらしい。
好きなものは、嫌いだ。
好きなものは、なぜ好きなのかと考えても答えが分からないのでもっと好きなものになる。
好きなものは、ほとほと困らせる。
好きなものは、好きなものが消えてなくなった時のことを考えさせる。
好きなものは、想像力を豊かにさせる。
好きなものは、エネルギーを消費させる。
好きなものは、仕方ない。

ぬか喜びとぬか悲しみ

2007-03-26 15:03:55 | 芝居のこと
ぬか喜びとは良く言ったものだ。
昨日『これぞぬか喜び』という事があり、あまりのぬか加減に感動すら覚えたのだった。
ところがその後、ぬか悲しみを味わい、短時間でジェットコースター気分を堪能した。
あんまり、ぬかぬかするのは精神衛生上よろしくない。
ぬかぬかしないように、普段から、ぬかに敏感でなければならない。
まぁ、ぬか悲しみで終わったという事は結果オーライである。
ぬか喜びで終わる程、イヤなぬかぬかはない。
とにかくあまり、ぬからんようにしよう。

昨日のあおきりみかん稽古。
日記組も参加しての読み、読み。読み。
というわけで、キャストがほぼ決定。
後のキャストはもう少しホンが進んでから。
それから、舞台『中学生日記』の通し稽古を観に行く。
本番まであと三日。ドキドキです。

桜がやってくる。
桜がさらさらとやってくる。
今年も素敵な桜が観られますように。

熱いぜ家族会議

2007-03-25 00:41:37 | 日々のこと
スタバでホンを書いていたら、隣りの六名程の団体が熱かったのだ。
披露宴をどういう流れでやるか話し合っているのだが、とにかく熱かったのだ。
どうやら新郎の父は、披露宴の流れをしきっているらしい。
どうやら新郎の父は、披露宴を新郎新婦にはサプライズ的流れにしたいらしい。
だが、父の息子(結婚しない方、多分兄)は、
「ホテルでやるんだから、そういうのは事前に話しておかないと」
と言うのだが、父は遮る。
「いいから。俺が何とかするんだから」
の一点張り。するとまた兄(だと思う)。
「それは父さんの気持ちであってマコトの気持ちじゃないだろ」
と言うのだが、父がまた遮る。
「いいから。俺に任せておけば俺がちゃんとやるんだから」
と繰り返す。当のマコトは黙ったままである。
父は我が結婚式に面白みがなかった経験から、息子にはドキドキして貰いたいと思っているようだ。
しかし常識人の兄(だと思う)にしてみれば、
「それは父さんが思う面白さであって、本当に二人が面白いのか分からんじゃん」
ということなのである。
結局、明日のホテル側との話し合いで詳細を決めようということで話は収束に向かった。
マコトは何か用事があったのか先に出ていった。
そして、私が最も熱いと思ったのはこの後である。
それまで喧々囂々とやり合っていた兄の発言。

「何か楽しかったなぁ」

何じゃその青春コメント。すると父。

「やっぱりぶつからんといかんのだて」

アツッ。さらに父。

「マコトはぶつからんでいかんわ。すぐその場に順応するで」

いや多分ね、父と兄がどえらい熱いのでマコトの立ち位置はそこになったんだと思うわけで。
マコトは、父と兄を見て育ってきたわけで。

…披露宴、うまく行くといいですね。

ていうか、ホン書かなきゃ。

レベルを上げまくれ

2007-03-23 12:27:17 | 日々のこと
朝、あおきりみかんのチラシを無事に入稿。
今回のチラシ表、結構気に入っております。
お手元に届くその日をお楽しみに。
行きつけの喫茶店(前述)で、初めて飲んだ『コロンビア』。
ストレートコーヒーはコーヒーそのものといった感じ。
いつもブレンドしか飲まないので新鮮。酸味が上品。
今からは、ひたすら『上空劇場』を書く。
時々、部屋を片づけるのを句読点にせねば(茂木さん流)。

ところで最近、気分転換について気づいたことがある。
常日頃、気分転換がうまい人間になりたいのである。
私のソレと言えば、風呂…風呂…風呂。
そう、今までは『風呂』しか浮かばなかった。
読書や映画を観るのも好きなのだが、時々逆に首を絞めることがある。
けれど最近「おや…これは気分転換系?」と思うものを見つけた。

ゲームのレベル上げ。

何も考えなくて済むので、意外と次の行動にスイッチングしやすいのである。
つまり、こういうことであります。

書く→レベル上げる→書く→レベル上げる→掃除→レベル上げる→風呂→レベル上げる→書く→レベル上げる→寝る→起きる→レベル上げる→書く→レベル上げる→チラシつくる→レベル上げる

レベル上げすぎだよ。
というツッコミは貰って然るべきである。
けれど切り替えの下手くそな私には、素敵なスイッチャーです。
ありがとね、ヤンガス。

超喫茶で逢いました

2007-03-22 22:09:53 | 芝居のこと
行きつけの喫茶店に一日に二度、行ったのだった。
最初は午前中。『上空劇場、さようなら』を書くためである。
ここは本当に『超喫茶』である(分からない方、そんなタイトルの作品があったのです)。
とにかく、集中して考えられるのである。
家に居ると挫けそうになる気持ちを何とか立て直してくれる素敵喫茶である。
それで、だいぶ考えもまとまりました。
今週で一気に行ってやろうという追い風モードである。
向かい風はすぐにやってくるので、今の気持ちを何とか延命させたい。
それでもって、二度目は夕方。
冒険舎の内藤さんと制作の白澤さんと打ち合わせ。
先日書き上げた『ねがいごとパズル』の感想とその他諸々。
電話やメールでは、何も感想を聞いていなかったので正直びくびく。
胸高鳴らせながら待っていると、突然テレビカメラのクルーが入ってきた。
何じゃ、何事じゃと思っていると、見たことのある女性が二人。

あ、今いくよくるよだ。

なぜだ。なぜいくよ姐さんとくるよ姐さんが(って私後輩じゃないけど)。
そして一緒に沢山の人が入ってきたかと思うと、その中に見覚えのあるギョロッとした目。

あ、西川きよしだ。

なぜだ。なぜきよし師匠が(って私後輩じゃないけど)。
きよし師匠は『小さなことからコツコツと』よろしく、マスターに挨拶。
そうして喫茶店が『超喫茶』的騒然に包まれている時、冒険舎のお二人がいらっしゃった。
何じゃこりゃ。訳分からん。
けれど、いざ打ち合わせに入ったら姐さんも師匠も気にならなくなった。
だってびくびくなのだから。

感想は…。
かなり気に入って貰えたようだ。ああ良かったぁ。
とても素敵なお言葉をいただき、ありがたい限りでした。
悩んで悩んで生み出したかいあり、というものである。
後は言葉を少しだけ直して、完了ということになった。
それからスケジュールなどを詰めて、おひらき。
気づいたら姐さんも師匠も魔法のように消えていた。まさに『超喫茶』。

そんなこんなで、夜はあおきりみかん稽古。
書いた数ページを読んでもらう。
新入団員のみんなの読みを初めて聞いた。
厳密には面接で聞いているのだが、改めて聞くと個性が分かるなぁと思う。
ああ、とにかく早く頭の中のものを吐き出してしまいたい。

書き上げたら、少しでいいから電車に揺られてどこかに行こう。

上空劇場、こんにちは

2007-03-20 06:09:51 | 芝居のこと
昨日『ねがいごとパズル』がようやく書き上がった。
苦戦しました。けれど悩んで悩んで面白いものになったのではないかなぁと。
冒険舎の皆様からどういう感想がいただけるのか、期待と不安がグルグルで目が回りそうだ。
で、来ました。とうとう来ちゃいました。

『上空劇場、さようなら』

とはいえ、稽古初日は水曜日じゃないですか。愕然。
ああ、稽古初日脱稿は絶望的になってしまった。いや、まだ少しの可能性にかけます。
何とか、書けるところまで行ってみようと奮闘中。
前から構想はためていたので、一旦エンジンがかかったら行くところまで行ってしまえそう。
書き上げて、『上空劇場、さようなら』にさようならできる日を夢見るとしよう。
チラシも近々出回ります。今回の『ちゃう?』をお楽しみに。
それまでは劇場に折り込まれている『芸文フェス』のチラシをどうぞ。
現在発売の『ぴあ』にも載っているみたいですよ。まだ見てないのですが。
ちなみに舞台『中学生日記』の情報も載っているみたいですよ。まだ見てないのですが。
チケット発売は、3月13日からしております。ご予約はお早めに。

ところで『上空劇場、さようなら』は、2年以上前に考えていた作品。
細かい設定等はその頃から随分変わっているが、何だか不思議な感じがする。
そんなに前から考えていた作品って、そうそうないので。私。
今年最初のあおきりみかん、私自身が一番ドキドキしております。