喜劇な日々

名古屋の劇作家、鹿目由紀のほんの少しだけ喜劇的な毎日を、綴ります。

余裕は生み出す

2006-05-31 02:01:52 | 日々のこと
 博多華丸さんがやる、アタック25の児玉清さんの真似が大好きである。
 児玉清のあいうえお作文と児玉清の桃太郎には、度肝抜かれたのである。
 それはさておき、花を飾るのは本当に良い。
 花を飾れる余裕があるのだから、自分も飾れるだろうと思えるわけだ。
 かと言って、そんなに素敵にはできないのですが。
 余裕がないところからは何も生まれない。
 これ真実なり。
 なのに、何かを生み出すために余裕のない行動をとってしまうとは、これ如何に。
 とにかく、花を飾り続けるべし。

一日が過ぎ、青空

2006-05-30 13:51:04 | 芝居のこと
 月曜日は、全てが手につかないまま通り過ぎていった。
 夜、『下妻物語』を観て癒された。土屋アンナが可愛い。
 眠って夜が明けて青空を見たら、ようやくリセットされた。
 少年ライブラリィ5月号、結構消耗していたようです。

 今回もまた、色んな人々と出会った。
 茂手木桜子ちゃんとは話したことがなかったので、話せて嬉しかった。いい女。
 ヨーロッパ企画の皆さん、オモシロ素敵な方々だった。
 もちろん、かこくん、刈馬くん始め、他の皆もオモシロ格好いい人たちだった。
 
 とりわけ、鹿目班に出演してくれた3人。
 現状に満足することなく、良くやる3人。
 そして、女らしいと同時に男らしい3人。
 ありがとう。
 そのうち鹿目班だけで『打ち上げ』することになった。

 かこくんと息を合わせてやっていくのが、どんどん面白くなっている。
 かこくんも私も、劇団とは違った空気を自由に楽しんでいる。
 次回は、また新たな雰囲気になる予感。
 何と、あの北村想さんと弥富又八さんをお迎えする。
 で、シチュエーションは『バッキンガム宮殿』と『変身』。
 何だよ、バッキンガム宮殿って。
 誰だよ、考えたのは。
 と、思ったそこの貴方。そのうち出回るチラシをご覧あれ。
 わざわざ「お題を考えさせて欲しい」と電話が来たのです。
 もう一つの『変身』は、お客様のアンケートから選ばれて、これもまたドキドキだ。

 あ、それから。
 あおきりみかんの11月公演のタイトルが決定。
 今までにない早さです。
 劇団員に「5月中にタイトル決まるからさ」と豪語したので決めないわけにはいきません。
 有言実行を実行中であります。

 劇団あおきりみかん 其の拾伍
 「にぎやかな崖っぷち」
 作・演出 鹿目由紀
 11月下旬 愛知県芸術劇場小ホールにて

 この話のきっかけは、昨年暮れにありました。
 今、一番関心のある事ですね。
 どうぞお楽しみに。

 しかし、青空が気持ちよい。
 だけど、絶対に焼きません。

ようやく復活

2006-05-29 14:16:33 | 芝居のこと
 何がって、携帯です。
 何故か携帯のウェブとメールが壊れておりました。
 おかげでブログ更新できず、今に至るわけであります。
 少年ライブラリィ5月号、無事に終了しました。ありがとうございました。
 てなわけで、今まで更新できなかったぶん、これから数日で軽く裏話を展開していきます。
 昨日は(むしろ今日は)、朝日を拝みましたよ。
 飲んだくれた身体には、朝日は爽やかすぎて眩しかったですわ。ふふ。

脱皮する心

2006-05-23 13:13:46 | 芝居のこと
 コメントをくださった方々、返事が遅くなりましてすみません。
 携帯から送ると、ものの見事に化けるのでした。
 何なんでしょうね、3G。
 
 土曜日。
 少年ライブラリィの全体通し稽古。
 我が班は、完成にはまだ遠かった。
 「とりあえず、3人でやってくれれば良いからね」とだけ言う。
 どうやら物凄く緊張していたようで、いつもより小さくまとまった。
 3人で緊張感を分かち合っている感じ。
 しかし、3人でやろうとしていた事に間違いはなく、1つの目的は達成した。
 後で梓ちゃんに聞いたら「演出家が3人並んでるのは緊張しますね」とのこと。
 彼女は特に、私以外の2人(かこ・刈馬)の演出も受けているからだろう。
 終了後、隣の居酒屋さんで軽く飲む。
 『とみィのハムレット』の稽古だったとみィと松井、うちの近藤絵理もいてダラダラと話す。
 かこくんが心なしか活き活きしていた。

 日曜日。
 昼から夜までの長い稽古。
 細かく返しながら進める。
 全体の大きなうねりをきちんと理解して、手に入れたい感情を手に入れていく3人。
 最後に通し。
 非常に良い流れ。3人のハーモニー。
 細かい所をちょこちょこと指摘して、もう一度通す。
 さらに良くなる。3人のセッション。
 本番より6日も前に「これは良いんじゃないの」と思えることの幸せ。
  
 月曜日。
 掃除、掃除、掃除。
 怖くて手つかずだったクローゼットの中にメスを入れる。
 ホコリアレルギーの私。
 ホコリにやられる、久々に少し喘息気味に。
 だけど、苦労のかいあって綺麗に片づいた。
 掃除は素晴らしい。心のエステである。
 一つやり出すと次の箇所が気になり始める。
 以前、母から「トイレと玄関を綺麗にしておくと良い」とアドバイスを貰った。
 精進します。

 『心』がもしも脱皮するものならば、私の心は今その真っ最中のようだ。
 脱皮した後の姿が美しいものであるかは分からないが、今はこの脱ぐ感覚を楽しもう。

心ふわふわ

2006-05-20 02:11:33 | 日々のこと
 夜。思い立ち、突然がむしゃらに掃除。
 いらない物どもをバッサバッサと切り捨てる。
 この『突然物凄く掃除したい症候群』、人間誰しも備わっているそうだ。
 余分なものを捨て、自分を新しくしたい衝動。
 心がふんわり軽くなっていくのが分かる。気持ち良い。
 そんな折、癒しの電話が一本。
 軽くなった心が、さらにふわふわ。気持ち良い。
 どうせならもっとふわふわして、どこか遠くに旅してしまいたい気分だ。

考察・好きな男

2006-05-18 21:17:11 | 日々のこと
 加藤奈々ちゃんのブログを見て、思い出した。
 先日彼女と飲んだ時、好きな男性のタイプについて話したのだった。
 そういえばハイセコの時、仕事をボイコットして『理想の男』について語るOLたちの話を書いたなぁと、また思い出した。
 奈々ちゃんは『ヒゲ・坊主・眼鏡』が三大条件だと言う(奈々ちゃんブログ参照・イラストつき)。
 それを聞いて、私がB級の徳さんを思い出したのは言うまでもない。
 すごいぜ徳さん。ジャストミートだぜ(古い)。
 眼鏡は納得。時々かけているのに弱い。
 で私のタイプは…と考えて、うーんと唸る。
 どちらかと言えば細身。侍の格好が似合いそうで優しくてやんちゃで少年の心を持っているが仕事はきちんとこなし生活できる男。
 具体的なようでいてあまり具体的じゃないうえに、細かい注文が多いですね。
 あ、それから話していて楽しいのは絶対条件。
 あと甘えさせてくれる人じゃないといけません。甘えられるのも好きですが。
 とか言うと、山中崇敬あたりにエセ鹿目の真似で「ゆ~き~、甘えたい~」などとからかわれそうだ。
 まぁ結局好きになった人がタイプなんですけどね。

 あ、でもサッカーの宮本選手は格好良いです。
 あと次長課長の井上さん。
 あと斉木しげるね。あれれ、ちょっとこれだけ離れますね。

徒然なる朝

2006-05-18 18:02:41 | 日々のこと
 本日もまた授業。
 朝から半身浴。のんびりし過ぎていたら、いつも乗るバスが目の前を通り過ぎていった。
 仕方なく地下鉄。
 この違い、まさに天国と地獄である。
 8時台の地下鉄はすさまじい。地獄絵図だ。とは言え、それでもまだ東京よりはマシである。
 東京公演の時、宿泊場所から劇場まで行くのに、ラッシュに巻き込まれるのが嫌だったので非常に朝早く出発していた。 さて劇場近くの喫茶店でモーニング…と思ったら、しまった。ここは東京だがね。
 仕方なく朝マックもしくは朝ロッテリア。
 空虚だ。何か心が殺伐とする。
 こうして第2の故郷、名古屋への郷土愛は深まっていくのであった。
 春はあけぼの。朝は名古屋。モーニングはいとをかし。
 のんびりし過ぎてバスを逃すなどは、いとわろしである。反省。

眠いわけでは

2006-05-17 15:43:16 | 日々のこと
 昨日の出来事。
 稽古はお休みで、一ヶ月ぶりに劇作家協会の集まり。
 少し遅れてしまったのだが、行ってみるといつもより少人数。
 心なしか、いつもと違った雰囲気で会は進む。
 真剣に膝の上の手帳を見つめていたら、佃さんの声。
 「君ぃ、寝てるのかね」
 ……え、私ですか。
 「ね、寝てませんよ」
 と慌てて言うと、
 「あれだね、かのめさんは目が細いから寝てるか起きてるか分からないね」
 と笑いながら佃さん。
 なるほど、悔しいけれど認めますよ。
 また間違えられないように、必死に目を開けていると再び。
 「君ぃ、寝ちゃいかんよ」
 あのぉ、めちゃくちゃ起きてるのですが。
 嗚呼、私に木村仁美の瞳があれば。
 そんなことを思いつつ、会は和やかに終了。

 今日の出来事。
 朝から講師。朝からジャージ。朝からストレッチ。
 朝から気持ちが良い。だが休憩時間は少し眠い。
 そう、今日の方がよほど眠いのだ。
 夜からは稽古。だんだんと近づいてくる、本番。
 本番もさることながら、そろそろフリートークに思いを馳せるのであった。

積み重なる毎日

2006-05-15 10:52:59 | 芝居のこと
 昨日の稽古は、長丁場。
 前半から割合短めに切って見ていく。
 箕浦嬢、河村嬢がめきめきと良くなっている。
 始めの頃に感じた『壁』は、あっさり取っ払われた模様。
 新たな一面を発揮しての、楽しいぶつかり合い。
 良い感じです。
 手嶋嬢は面白くなっているがもう一息。ぜひとも越えて欲しい。

 その後、劇団の次回公演のタイトルを考える。
 5月中には決まる予定です。
 目指せ、稽古初日の前日脱稿。

 本日、19時より『中学生日記』放送します。
 今回はお馴染みの先生陣に加え。
 B級遊撃隊の斉藤やよいさんが主人公のお母さん役で出演されております。
 ぜひとも観てくださいませ。

感じる楽しむ懐しむ

2006-05-14 10:23:17 | 芝居のこと
 昨日の昼間、ある稽古場に顔を出した。
 真剣に取り組む女性たちにエネルギーを貰った。充電。
 その後、慌てて栄に。ジャブジャブサーキット観劇。
 ミステリー好きの私。くすぐられる。深々。
 喫茶店でひと休みしてそれから、あおきりみかん会議。白熱。
 稽古後、木村仁美嬢と軽く飲む。彼女はいつも元気をくれる。
 お互いの近況を話したり、思い出話をしたり。。
 『えんもたけなわ』の時、2人で男性陣にあげるバレンタインチョコを買いに行ったのを思い出して盛り上がる。
 私が当たり前のようにネタっぽいチョコを選んでいたら、木村がきょとんとした顔で「ゆきちゃん、え、それ…?」
 慌てて綺麗な包装紙のチョコを選び直した。
 「松井はこれ」「とみィは何かこれ」と選ぶ作業が女の子らしくて新鮮だった。
 バレンタイン当日。
 『えんも~』の木村はランバダに乗りながら男性7人にお茶を配る役。サプライズで代わりにチョコを配る。
 驚きどよめく男性陣。立派にやりとげる木村仁美。華麗。
 そんなバカ話をしていたら、終電を逃したのだった。反省。