喜劇な日々

名古屋の劇作家、鹿目由紀のほんの少しだけ喜劇的な毎日を、綴ります。

なにかを飼う

2007-10-28 02:40:31 | 芝居のこと
頭の中を多種多様なヤツらが駆け巡る。
駆け巡り過ぎて、訳が分からない。
訳が分からなくて、また楽しい気分である。
いつもそうである。
だから別の人生を手に入れるのは楽しい。
この違和感、このゴリゴリ感。
頭の中でなにかを飼っている感覚。
楽しい。うざくて楽しい。

リズムリズムリズム

2007-10-27 01:20:33 | 芝居のこと
年内に書くホンの仕事が本格的に動き出し始めようとしている様子(まわりくどい)。
もともとあるものを、現代に合わせて書き直す。
ど真ん中ストレートな作品。さて、どう取り組もうか。

『漂流裁判』は、少しずつ少しずつ前に。
自分の役の『位置』を感じながら裁判そのものを考える。
皆で話し合って貰ったり。助かっている。
とにかく焦らず、最後まで。
この過程はけっして無駄ではない。
私は数日前に衣装を手に入れ、『その気』になる。
その気になったら、その気にならないと分からないことが拾えた。
とみィと私はもっともっと。もっともっと。

スペシャルイベントのブツが出来ていて、笑えた。
ぜひ観てください。くどいです、かなり。

日曜日の午前中は『中川区民まつり』。
こちらも凄いことになってます。
中川区の人気者、ナッピーを見逃すなかれ。

協会で頼まれている仕事を準備したり。
県の仕事に必要なものを描いたり。
他に、もうすぐ動き出すことや来年の企画など…。
前よりは少しだけ、切り替えができるようになった。
こういうのは、間違いなくリズムである。
リズムを崩すと途端にダメになる。
結構、世の中はリズムなんである。
けれど、私はすぐ崩すのである。ダメダメ。

もつ鍋を食べた。中島緑ちゃん企画。
手嶋仁美の眉根が愛エプのアナウンサーの人みたいになっていた。
いや、物凄く美味くてね。
美味しいものは、文句なしに幸せをくれる。
愛しい人は、文句なしには幸せをくれないのは何故だろうか。
それはそれで、それもまた愛しい要因ではあるのだが。

呼吸

2007-10-24 01:28:24 | 芝居のこと
稽古のことで、目から鱗のことがありまして。
いやぁこれは大きい鱗でして。実に。
ようやく自分の役の稽古をがっつりやらせて貰いまして。
その後とみィと話したら、居方の尻尾が見えた。
その尻尾を逃すことなく握り締めておこう。
とみィの(役の)在り方を通して分かったこと多々あり。

鼻がむずむずするのは、この時期の花粉症なのだと思う。
風邪ではない。断じてない。
だけど、今日はあったかくして寝ます。

芝居とは関係ないけれど。
なんにせよ呼吸なのだ、呼吸。
そういう意味で言うなら、あなたとは、だいぶ呼吸が揃ってきたのだ。
大学の時、相手役の背中に抱きつき心音を聴きながら呼吸を合わせる稽古があった。
生き方の呼吸を揃えるのは、素敵なことであり怖いことであり。

それでも私は、私の呼吸で生きているのだけど。

あっちこっちそっち

2007-10-23 16:44:26 | 芝居のこと
昨日は、こまごました事を片付ける。
午後から行きつけの喫茶店で、打ち合わせ。
初めてご一緒する方。概要を聴く。
なかなか、血が騒ぐ内容である。
詳細は後日発表します。
夜は稽古。焦らず必要なことをやる。
今回は、手に入れなきゃいけないことが多い。
頑張れとみィ。そして大丈夫か、私。

今日は、早朝から常滑。
とある読み合わせとかもろもろ。
楽しくなりそうな予感。
なんだか鼻がむずむずするのです。
この時期はいつもそうなのですが、本当に嫌なのもので。
夜の稽古までにはおさまってくれないだろうか。

スペシャルイベントのこと。
なんだか、くどくなりそうで怖い。

そういえば、お化けのアッチ好きだったなぁ。
こまったさんシリーズとズッコケシリーズも。
夕暮れになると、図書室で読んだのをふと思い出す。

今年のうちに

2007-10-22 10:46:48 | 芝居のこと
昨日、とうとう通し稽古らしきもの。
私の稽古もようやく少しずつ。
ここからなんとか、稽古しまくりたいものです。
通してみて、漂流の到着方向がはっきり分かった。
今回は、珍しく後半をバシバシ書き直している。
最後まで焦らずあがいてやるつもりですぜ。

先週末、新しい仕事の電話。
これで年内に長編を一本、中編を一本、短編を一本。
素敵な年末を迎えたいです。
『女性の品格』のような女にはなれません。
せめて、小さな品格を手に入れたいなぁ。
ただ、品格というものは、手に入れるものではない。
身に染みつくものという気がします。稽古場で、
「やべぇそれマジっすか」
とかいう男子学生みたいな話し方をしているうちは決して身につかないでしょう。

今年の汚れは今年のうちに落としたく。
今年の気持ちは今年のうちに整理したく。
今年の私は今年のうちになんとかしたく。
そう思っていても、なかなかままならないから難しいんです。

やっとこさ

2007-10-19 00:46:07 | 芝居のこと
ホットの黒烏龍茶。
やっと出たやっと出た、待ちに待ってたヤットデタ。
遅い、全くもって出るのが遅いのよ。
去年あれほど待ち望んでいたのに、素知らぬ顔しちゃって。
でも大好きです。愛してます。

赤福。天下の赤福、やっちまいましたね。
どうなっとんの。なんであんなことしちゃったの。
しかも30年間って…。生まれる前からじゃないですか。

クライマックスシリーズ。
いまだ良く理解できず。ヒルマン監督がまた喜んでいる。
だけどドラゴンズが勝てるのなら良いのです。

ところで『女性の品格』を買ってしまいました。
昨日のPHPに踊らされたか。
読んで落ち込む。こんな素敵な女性、世の中にいるのか。
そうなりたい。なりたいと願うのはタダである。
昨日今日とスッピンで自転車こぎまくりの私には、願うだけが精一杯か。
梶田恵子ことガチに「かのめさんは素敵です」と言われたのを噛みしめよう。
ありがとう、ガチ。噛みしめるよ、たっぷりと…。
今日は登澤良平ことヤセのバースデーだったそうです。
体重をプレゼントしてやりたいところです。おめでとう。

『漂流裁判』、目下漂流中。
大丈夫。焦らずに一つ一つ。
今日は演出している時、ある言葉を噛んでしまった。
内容に関わるので伏せておくが、数名にからかわれる。
二度と噛むまい。おのれ覚えておれ。

明日は中川区民まつりの稽古。
とんでもないことになりそう。
ぜひ観て欲しいです。

品格、品格と言いますが

2007-10-18 03:37:27 | 日々のこと
稽古とホン直しの日々。
なかなか、仕事が片付かない。
なにより、部屋が片付かない。
心模様とまるっきり一緒である。

思い余ってPHPを買ってしまったではないか。

『男の品格、女の品格』

川北義則さんという生活経済評論家が書かれた文章に唸る。
品格(品性)を宿すためには、むしろ遊び心が必要。
遊び心を持てば心にゆとりが生まれ、人間的魅力が増す。
そこに品格が宿るというもの。さらに川北さん曰く、

「多少品行は悪くても品性のいい人と、品行はいいがどこか品性の良くない人、どちらの人間とつき合いたいかといえば、私は前者を選ぶ。つき合っていて楽しいからだ」

納得である。できれば前者でありたいですよ。

「私はいくつになっても異性との交際はすべきだと思っているが、そんなときもやはり品性のいい相手を選びたい。(中略)チェーホフは『男と交際しない女は少しずつ色あせる。女と交際しない男は少しずつバカになる』といっているが、それだけではない。男女平等はいいが、男と女では性差がある。異性でなければ気がつかない思いがけない発見に驚くことも有意義なのだ」

目から鱗だぜ、PHP。
チェーホフさんがまた、凄いこと言ってますな。
だけど、交際の『在り方』ってヤツも重要な気がします。
日常の思いやりが品性を磨くそうです。
他にも、色んな人のお言葉が身にしみる。
ああ…やってくれるね。

それでもって、ページをめくっていくと、萩尾望都のインタビュー。
『11人いる!』とか『半神』とか大好きだった。

しかしながら。
遊び心は、常日頃持ちまくってるんですが。
おのれぇ、宿れ品性。備われ品格。
とか言ってるうちは、どだい無理なのだろう。

ところで、数日前にヒューマンの卒業公演の台本が書き上がった。
そのことで、あれこれ演出の関戸さんと電話。
良い言葉を頂き、凄く励みになりました。
公演は来年の1月末であります。
前年より、ハードやソフトを気にせず書きたいように書いたような感じ。
あの子たちは、関戸さんのもと、きっとやってくれることでしょう。
応援してるよ。

『レクイエムは今宵もまことしやかに鳴り響く』

結構気に入ってます。
お楽しみに。

写真→前述の柚子ゼリー。

たまに贅沢は味方

2007-10-17 00:49:55 | 日々のこと
父が出張で名古屋に来ていたので、一緒に昼を食べる。
セントラルタワーズで待ち合わせ。
「なんでも好きな物を食べなさい」
と父。その言葉、なんて素敵な呪文なのだ。
普段、ロクなものを食べていない私のことを良くお分かりで。
というわけで、初『なだ万』。
秋らしい綺麗な彩りの懐石ランチ。里芋うまっ。蓮根饅頭うまっ。
デザートの柚子ゼリーがゆずゆずしていて、堪らない。
父は仕事が忙しいようです。来月も名古屋に来るらしい。

あぁ、U字工事は面白いなぁ。
あの方言を聞くと、むずむずする。訛りたくて。

やけに

2007-10-13 13:15:19 | 芝居のこと
朝から美容院。
この機を逃すといつ行けるか分からない。
いつものようにカラーとカット。そして眠気。
前にも書いたが、ここはダンディーなおじさんが一人でやっている。
しかもおじさんは、あおきり御用達の焼鳥屋の顔なじみらしい。
こないだマスターと会って私の話をしたそうな。
思わぬところでつながりましたがな。
その焼鳥屋さん、最近行ってない。行きたいなぁ。

眠い。ひたすら眠い。
病気かとみまごう程、眠いのである。
これは、もうすぐ冬眠するかもしれない。
やけに天気が良い。今日は『やけに』と言ってやりたい気分。
そして、やけに『名古屋まつり』である。