喜劇な日々

名古屋の劇作家、鹿目由紀のほんの少しだけ喜劇的な毎日を、綴ります。

どうやら春っぽい

2014-03-22 13:46:59 | 芝居のこと
春になってきたようだ。
しまった。気づかなかった。

いつの間にか、まわりの物や空気や人々が春っぽい顔を見せ始めているではないか。桜、いちご、おや、コメダの豆の袋までピンク色になっているではないか。春はそわそわする。良くも悪くもそわそわする。早く過ぎて欲しいような欲しくないような、そんな春。けっして春が好きではないが、せっかく春なのだからちょっとだけでも春らしさを堪能しようと思ったりもする。春にはそれだけの実力がある。

先週、劇団I&Iの公演が終わり、冒険舎『ねがいごとパズル』の本番が来週火曜から。〆切の近づいてきたシナリオを書きつつ、来週半ばから始まる『ヴェニスの商人』の準備中。来月には『ぬけがら』の稽古も始まる。それと来月から2つ、新しいことをやることになった。ひとつは挑戦してみたかったこと、もうひとつは憧れていたこと。後者は、ふいに舞い込んできてびっくりした。こいつはそのお祝いと称して飲んだビール。ただ飲みたかっただけとも言う。だって春だからさ。

感謝

2014-03-11 02:59:18 | 芝居のこと
劇団あおきりみかん其の参拾『発明王子と発明彼女』名古屋、宮崎、東京、大阪の4都市ツアーが無事に終わった。どの地域でもお客様、現地の劇場スタッフさん、その他色々な方の優しさと温かさに触れ、感謝してもし切れないと思った。ありがとうございました。さて今週末のみよし市の劇団I&I『お見合い家族』の本番のため、日々稽古稽古。面白くなってます。
また今月末の演劇人冒険舎『ねがいごとパズル』の稽古も平行して進んでいる。とある映像の短編数本、あるドラマのホン、リーディング公演『ヴェニスの商人』の準備、『ぬけがら』のスケジュール調整など、なかなかやること色々。でも今年は走り続けると決めている。
今日という日を迎え、生きていることのありがたさを感じている。辛いことがあっても、泣きそうになっても、嫌いなヤツがいても、生きているのだからそのような気持ちを感じられるありがたさが、そこにはある。神ではないのだから、負の感情は芽生えるものだ。けれどそんな負の感情すら愛しい。写真はツアーの合間の名古屋で、ついつい食べちゃった天ぷら。