喜劇な日々

名古屋の劇作家、鹿目由紀のほんの少しだけ喜劇的な毎日を、綴ります。

ラジオドラマ

2012-02-29 14:33:25 | 芝居のこと
NHK-FMのホームページには詳細情報が載っていますが、私が脚本を書いたラジオドラマが3月26日から青春アドベンチャーの連続ドラマとして、5夜連続で放送されます。22:45~23:00、全国放送です。『私の彼はポアンカレー』という作品です。かなり面白いものになっていると思います。ぜひぜひお聴きください。あおきりみかんから、花村広大、大屋愉快、山内庸平、とみィ、近藤絵理、川本麻里那が出演しています。そのうち、あらすじなども載りますのでチェックしてみてください。主演は昼ドラ『明日の光をつかめ2』に主演していた高校生女優、小島藤子ちゃん。すんごい可愛いし、素敵な女性です。ラジオドラマならではの楽しみが沢山詰まったものになりましたので、お楽しみに。さてさて『湖の白鳥』を書くぞ。大変だぞ。

可愛い、と憧れ

2012-02-26 00:22:07 | 日々のこと
ホンを書いていて、ふと、自分が好きだと感じる「女の子」について考えてみた。いえ、別にそっちの方のあれはないです。また、憧れるとかああなりたいとか、そういうこととも違う。単純に自分が可愛いと思う「女の子」の特徴を考えてみたわけで。芸能人だと誰だろうなぁ、と。ぱっと浮かんだのは木村カエラさん、前から好き。最近の、むりやり大阪弁のCMも許せる。可愛い。前述のアジアンの馬場園さんもいい。忽那汐里さんも可愛い。あと、戸田恵梨香さん。北村想さんの「寿歌」をやるというのを知った時、だいぶ興奮しました。土屋アンナさんも可愛いが、今挙げようとしているカテゴリーからはずれるかも。このラインナップを考えてみると、可愛いのを前面に押し出してない「芯の強そうな女の子」を可愛いと思うんだろうなぁ…と。顔の造作にしても雰囲気にしても。なんというか、媚びない人というか、人前でめそめそしなさそうな人というか、男に人生ごとしなだれかからないというか。だけどそんな強がりもなんだか可愛らしく感じたり。それぞれドラマを背負っている、そんな感じ。これが、憧れる女性とかああなりたい女性とかになってくると、高峰秀子さん、太地喜和子さんとなる。どちらも他界しているが、ああなりたい、と思える憧れの女性。芯が強く、色気があり、しなやか。高峰秀子さんはエッセイストとしても素敵だ。「私の渡世日記」は面白い。あ、梶芽衣子さんも好きだ。もちろん向田邦子さんも。憧れの女性を思う場合、ああなりたいなぁと考えた時に必ず、今の自分を見つめ直し、省みる羽目になる。しかし可愛いと思う「女の子」を考えた時は、もう少し気楽だ。見ていて愛でたい気分になるかどうか。とここまで考えて、でも私、案外、ほとんどの人のこと、可愛いと思ってるなぁと気づいた。結局、みんな可愛らしく思えてくるんです。結局、あれもこれも魅力に思えてくるんです。男女関係なく。ま、それはそれでいいか。幸せだ、ある意味。写真は、素敵な女性である元長久手職員の山際さんより、劇帝祝いにいただいた「東方美人茶」。こいつを山中崇敬が誕生日にくれた陶器で飲みながらホンを書きますよ。ありがてぇ。

のろのろ

2012-02-25 14:31:10 | 日々のこと
昨日は空が青かった。最近、曇りがちだったので、久しぶりに青空見たら清々しい気持ちになりました。今日はひたすらホン書き。しようと思ったけど、午前中は身体が思うように動かなかった。のろのろのろのろ…ひたすらのろのろ。カメよりのろい。ニシキオリさんも呆れるレベル。ニシキオリさんはむしろすばやくて優雅。見習うべきところが沢山ある。でも今日は見習えそうにない。のろのろのろのろ。宅配便でラジオドラマの台本が届いたので、のろのろと玄関に取りに行き、のろのろと見る。明日は顔合わせなので、行かなきゃなぁとのろのろ思う。基本のろい。午後はアドバイザーの仕事なので、のろのろ準備。のろのろしてる割に、物を落としまくる。ドジでのろまなかのめです、教官。このフレーズを知ってる人も少なくなってきたことでしょう。のろのろと花咲タイムズを観たら馬場園さんが可愛い。なんであんなに可愛いんだ、あの子は。悪態すら可愛い。隅田さんも好きだけど。と、またのろのろしてしまった。人間的にダメだなぁ、こののろさは…と落ち込む。落ち込んだ時点でまたのろのろしている。こうしてこの文章を書いている自分も相当のろい。きっちりした人間に憧れる。芝居やってる時以外の自分が、あまりにけだるい。よし。そろそろ素早く動こう。そろそろ。のろのろ。

2012-02-23 22:20:04 | 日々のこと
昨日は久々に大学の時からの友と会った。気のおけない友人というのは本当に貴重。その後、帰宅して色々作業してから、NHK文化センターの戯曲講座。台本が上がってきている。楽しみです。その後、劇作家協会の冊子のデザイン打ち合わせ。頼もしいデザイナーさんにお願いした。その後、深夜から某局にてラジオドラマのホンの直し。ディレクターさんと2人、肩を並べてPCに向かう。帰ったのは、朝の7時半。朝帰りじゃないですか。今日。死んだように眠り、昼間に起きてやるべきことをやり、ホンを書き進め、夕方、あおきりみかんの楽器発表会へ。みんながどういう楽器が弾けるかを、私が確認する日だったわけです。ずっと山籠りしていた私は、久々にみんなに会いました。みちこの夢に私が出てきたとツイッターに書いてあったのだが、そしたら、松井純子の夢にも昨日出て来たらしい。そしたらカズ祥の夢にも昨日出てきたことが発覚。おまけに、とみィの夢にも昨日出演、しかも大喧嘩していたそうな。とみィは殴られてもいないのに鼻血を出し、私は「もっと本気を出せ」みたいなことを言っていたそうな。昨日だけで4人の夢に出演しちまった。なんだみんな、それだけ今日、緊張していたのか。出演料くださいよ。てなわけで、みんな、この日のためにかなり練習したらしく、面白いものが観られました。すげーよみんな。楽器じゃない人もいたけどね。いやはや、ずいぶん参考になりましたし、インスピレーションも湧きました。帰宅して、今か最終のホン直しをして、本格的に『湖の白鳥』ホン書きにどっぷりします。写真はモロッコの羊の皮の室内履き。母に誕生日にこれと違うものをあげたのだが、ついでに自分のも欲しくなって買ってしまいました。すんごく履き心地いいんですよ。

達観したいもんだ

2012-02-20 05:37:15 | 芝居のこと
こないだ久しぶりにコメダのジャーマンを食べてみたら美味しかった。昨夜から今日の明け方までとある場所にこもり、ホンの直し。ディレクターさんとともに、あれこれ考えつつやる。こういう作業は、己を客観的に見直せるので良い感じです。明け方まであそこでカタカタと直し作業をしていたら、ふと、東京に異動されたとある方と、毎度のごとくそんな作業をしていたのを思い出しました。今回も思いますが、粘り強い姿勢の方は、本当に勉強になります。私は今回、ある『やり方』に気づくことが出来て、目から鱗でした。今日は、どっぷり『湖の白鳥』に浸かろうと思います。ところで、私事ですが、もっとおおらかな人間になりたいもんだ、と思います。自分は短気ではないし、あまり選り好みしない方だなぁと思っているのですが、案外、私って女なのかもしれない、と疑いますよ最近。どちらかというと、さばけてる方だと思ってたんだけどなぁ。自分に調子狂うなぁ。つーか、達観なんて出来る人いるのか。あたしゃ楽観すら出来ないのに。

つれづれ、うだうだ

2012-02-17 02:14:30 | 芝居のこと
雑誌『げき』に、昨年書き下ろしたミュージカル『はだしのゲン』戯曲が掲載されています。日本児童演劇協会で購入できるようなので、ぜひぜひ。他のページをめくってみたら、安住恭子さんの東海地域の児童劇などに関する劇評が載っていて、そこで昨年私が作と演出した、とよたこども創造劇場の『ユウタと、おかしな引っ越し大冒険』のことも書かれていました。なんだか嬉しかったです。さて、今週はどっぷり書き続けます。今年もかなりの速度で走り続けることになってますが、走るというよりは、早歩きで大地を踏みしめて行こうと思います。近々、また今後の予定をお知らせします。それから、最近Twitterをやっています。ようやく慣れてまいりました。良ければそちらも覗いてみてください。ほぼ毎日『明日のためのひとこと』なるものをつぶやいております。

ふと、個人的な事で、心も身体も思ったよりダメージを受けていることに気づきました。ダメージというのは、気づかないうちに足腰を立たないようにしちまうものらしいです。人間だもの、という相田さん家のみつをさんの言葉を借りれば、確かに人間なのでまぁいいかとも思いますが、そうはさばけて割りきれないもんです。年を重ねておっきくなっても、うじうじすることも、うだうだすることも、うにゃうにゃすることも、いらいらすることも、じりじりすることも、ぶんぶんすることも、もへらもへらすることも、めそめそすることも、ぽわぽわすることも、様々あるみたいです。

嫌いな人もいないし、好きな人はいっぱいいる。本来は、どちらかというと人見知りで暗いが、そう感じさせないような生き方をしようと努力してるつもり。だけど、なにかのきっかけで、やる気を失ったり、人を憎んだり、根の暗さが露出したりするものらしい。とはいえ、そんな自分を認めないでいると、歩いていけなくなるので、それなりに認めてあげようと思います。いいんだよ、たまには。と、一応言ってあげようと思います。誰も完璧じゃない。醜さ、汚さ、弱さ、空しさ、そんなものとも、共存していくのが、日々の営みなのですから。

と、ここまで書いてみて、なんだか創作意欲に転換しようとしている自分に気づくわけです。ああ…アホだね、あたしゃ。

劇帝になりました

2012-02-14 22:03:06 | 芝居のこと
Aプログラム、Bプログラム、決勝巴戦と、三度の劇帝戴冠式を経て、私、劇帝になりました。こちらは『劇帝火の鳥阿修羅盾』との記念写真。名前をつけてあげてください、と佃さんの合戦くんに三度聞かれましたので、三度の名前をすべてつなぎ合わせて『マナブ・ジョン・佃』という名前に決まりました。名前はと聞かれて「佃」と言ってしまった時の、佃さんの困った顔を私はきっと忘れません。第9代劇王は前述通り、平塚直隆さんになりました!しかし全体のレベルは確実に上がっていて、今回、塚田くんと宮谷くんが決勝に進んだのも嬉しかったし、他にも面白い作品が色々とありました。弘前の皆様とお話出来て嬉しかったし方言には親近感が湧き、終始笑いながら観てました。はしぐちさんチームの柔らかな作品も観られて良かったです。あと昨年お世話になった納谷さんチームともお話出来て良かった。納谷さんの作品は、今まで観た中で一番好きかもしれません。納谷さんという人の苦悩の色、カタルシスと芝居を愛する力が、作品を観るごとに強くなっていて、昨年私は北海道に行けて本当に良かったと思っています。切磋琢磨したいです。ご本人にはお会いできなかったけど、またぜひ飲みましょう(私信)。来年は『劇王10』です。歴代劇王と全国からのチャンピオンが出場する『天下統一大会』になるそうです。ドラゴンボール的にいうと『天下一武道会』という考え方でいいんでしょうか。誰が悟空で誰がピッコロさんで誰が桃白白なんでしょうか。今日はラジオドラマをなんとかかんとかメールで送り終えて、明日は打ち返し。今週は缶詰めすると心に決めましたので、今夜は『湖の白鳥』をとうとう書き出そうと思います。ずばばばばっと進んでやります。頭ん中では完璧に出来上がってるので、後は書くだけです。書くだけ…書くだけ…。全然関係なく、周りの人にしたらなんてことないことなのですが、自分にとっては心が揺らぐような事が時々あったりしますな。こういう揺らぎに年齢は関係ないのだなと改めて思います。80歳になっても、素敵な女性でいられるように、いや違うな、素敵な女性になる努力をしていたいんだ、80歳になっても。そんな風に、生きたいものです。日々のことは全て芸のこやしだね。ホント。

劇王

2012-02-13 19:10:46 | 芝居のこと
色々バタバタしておりまして、ブログがご無沙汰気味でした。すみませんです。また詳しくは近々お伝えします。昨日は、決勝巴戦。宮谷くん、塚田くん、平塚さんが戦い、見事、平塚さんが逆転勝利をおさめ、第9代劇王になりました!おめでとうございます!私は第5代、6代、7代、8代と劇王4連覇ということで、殿堂入りし、劇帝というものになりました。戴冠式もありました。そこですんごい盾をもらったのです、佃さんから。その模様は、近々報告します。さてさて、ホン書きに追われております。依頼されているラジオドラマ、なんとか納得の行くものに仕上げたい。写真は大好きな札幌の教文の山下さんとの記念写真。見よ、このループタイ。見よ、このダウジングポーズ。ダウジングで殺陣までやってしまった、お茶目さんですよ。

生き物

2012-02-09 01:32:56 | 芝居のこと
ずいぶん経ちますが、誕生日プレゼントに木下からすんごい可愛いスプーン型のチョコなどを貰いました。これでコーヒーまぜろってか。センスいいね、君。中元さんからは、ヨーグルトにかけるブルーベリーソース。これもまたナイスセンス。しかも分かっていらっしゃる。早速食しましたわよ。ありがとうございました。とにかく台本書きで返します。早いもので明日から劇王の小屋入り。今日はケータリング打ち合わせという名の女子会もどきでした。あたいは女子らしくないので、女子らしい事に手を染めてみようと思ったわけです。せいろ蒸しの美味しい飲み屋さんで、また行きたいと思いました。明日からよろしくです、みなさん。
今日はその前に、NHK文化センターの戯曲講座でした。なかなか順調に進んでおります。生徒のみなさん、今回は目指すところがあります。どの台本もなんだか面白くなってきました。それとはまったく関係なく、今日はある決意もいたしまして、やるしかない感じ。ところで感謝されるために生きてるわけじゃないけど、どうだったか不安なことも、感謝されてみて、少しほっとしたりするのだ。ちゃっかりしてるかもしれないが、それで存在価値に少しだけ自信が持てて、さらに動こうと思えるのだから、多少の我がちゃっかり感を大目に見ようと思うのです。あたしは、生きてるのか、生かされてるのか。それが問題なのか、いや問題ではないそんなこと。生き物であるということで、今の自分を肯定しよう。そうしよう。

オーラは素敵な方が良い

2012-02-04 12:21:59 | 芝居のこと
昨日。午後からラジオドラマの打ち合わせ。色々と考える材料をいただく。その後、お気に入りの店にちょっと立ち寄る。素敵な服を見つけてテンションが上がる。それから俳優館『三人姉妹』の初日を観に行く。受付でみやちともこさんに「なんか、きれいオーラ出てますね」と言われて、ふんわり嬉しくなる。きれいオーラ…出来るなら、いつも出ていて欲しいぜきれいオーラ。ホン書き中の私から出てるのは、どんよりオーラであります。細かい感想はあれど、松井も山内も良かった。だけどまだまだ行けるね。その後、鐘下さんと軽く飲みに。どて煮を食べたことがないとおっしゃるので、どて煮を食べてみました。今朝は近所のコメダで小屋入り前の山内に感想を伝え、その後、早起きしたついでにぶらぶらと歩いてたら、おばちゃんのやってる庶民的なたこ焼き屋を見つけたので、お腹もたいしてすいてないのに、ついつい買ってしまいました。ああ、食べ過ぎて気持ち悪い。ペース配分しなさい子どもじゃないんだから。と、自分につっこんでみる。あ、追記。誕生日祝いに篠原タイヨヲ氏から美味しそうなチョコを、松井純子嬢から入浴剤とコーヒーを頂きました。だいぶ経っての報告ですみません。ありがとうね。写真は愛用のペンケースとそれより長い『恵方巻きコロン』。こないだの小屋入り中に食べてみました。さて、ホン書き開始だぜ。ああ、やることたまってるぞ。やり切るぞ。どんよりオーラ出すぞ。