喜劇な日々

名古屋の劇作家、鹿目由紀のほんの少しだけ喜劇的な毎日を、綴ります。

あれやこれや

2006-11-28 09:30:22 | 芝居のこと
日曜日。
稽古後、美容院に。
行きつけの美容院は、ダンディーなおじさんが一人きりでやっている。
ちなみに行きつけの歯医者も寡黙なおじさんが一人きりでやっている。
ゆるい心地良さに、うとうとする。

月曜日。
昼間は最終衣装買い出しと芝居の難所の考察と、自分の役の整理。
その他もろもろ。
役者は大変。
何やら外見にも気を遣わなければならない。
いや役にもよるのだが。
作と演出をやっていると、忙しさのピーク時は正直オシャレなんかどうでも良くなってくる。
私だけかもしれないが。
常に美しくある人を尊敬する。
その労力に感服する。

稽古は大詰め。
ここに来てちょこちょこっと台詞を直す。
より良い芝居のうねりを作るために必要な作業。
稽古後。
なんやかんやで午前様。
少年ライブラリィ12月号『ヤザワ』を考える。
面白くなりそうな予感。
早く書き出したい衝動。
これを抑えて、もうちょっとだけ練る。

しかし、明後日から本番というのが信じられない。
席は土日の夜が比較的空いているようです。
もう、かなり埋まっている回もあるので、お早めのご予約を。

芝居の栄養補給

2006-11-26 21:49:54 | 芝居のこと
金曜日。稽古休み。
B級遊撃隊のアトリエ公演『青空プリズン』を観る。
客席には、ズラッとあおきりみかんメンバーが。
うーん。非常に面白かったです。
アトリエならではの客席との距離感。
役者同士の、意図的だと思われる非常に近い距離感の不快感。
その不快感が緊張感を生み、客の目を逸らさせない。
得る物が多く、劇団員のほとんどに鋭気がみなぎったようだ。
まだ、来週の木曜までやってます。ぜひ。

その後、伊藤利佳、大屋愉快と飲み会にお邪魔。
憧れの山口未知さんとお話できて嬉しかった。
徳さんとも話す。徳さんの『頭』だけ違和感がなかった事も。
劇王でご一緒させてもらう池野和典さん、いちぢくジュンさんにご挨拶。
演出の神谷さんにも「よろしくお願いします」。
緊張で、焼酎を沢山飲む。

土日。稽古、稽古、稽古。
通し稽古で、中盤の難所を把握する。
皆の演技が少しずつ『膨張』している感覚。
役者の気持ちいい方向に流れてはいけない。
明日はその辺を詰め直す予定。

あぁ祝日

2006-11-24 01:12:43 | 芝居のこと
祝日。長い稽古。
オープニングは、もうひと息。
後は皆の動きのキレにかかっている。
後半を細かく細かく。
とみィと山中。台詞を言う時、肩に力が入るのが説得力を奪う。
意識して、言う前に力を抜くようにしてもらう。

稽古後、少年ライブラリィのチラシの事で加藤奈々嬢に電話。
今回は彼女に作ってもらっているのです。ありがたい。
ついつい、それ以外の事も話してしまう。ありがたい。

本日から頭の中の『役者』配分を多くしようと心に決める。
しかし、今からは『ヤザワ』を考えます。
何を書くかは決まっている。後は書くだけなのだ。
ところで、少年ライブラリィブログ、更新が滞っておりましたが近々復活致します。よろしくね。

それから、このブログにコメントくださっている皆さん、相変わらずなかなか返事できなくてすみません。近々。

お土産を貰った。
それで元気を貰った。
ゲンキンなヤツだ。

これからの色々

2006-11-20 22:03:50 | ホンのこと
演劇人冒険舎さんに児童劇のホンを書き下ろすことになりました。
演出もやります。来年9月から学校の巡回公演をしていく作品です。
初めての児童劇。ドキドキです。子どもは素直だからなぁ。
詳しくは、決まり次第お伝えします。

『にぎやかな崖っぷち』木・金公演のスペシャル企画のコントを書く。
おバカな内容になりそうです。どうぞお楽しみに。

それから、少年ライブラリィ12月号の鹿目班、詳細大決定。

★作・演出
鹿目由紀

★出演
浦麗(メガトン・ロマンチッカー)
篠原タイヨヲ

シチュエーションは『やざわ』です。
タイトルなどは、決まり次第。

気付いたら『にぎやかな崖っぷち』が終わってからの予定がエラいことに。
体が資本。自分をいたわるべく、夕飯は近所のとんかつ定食。
うまいんだなぁ、これが。

求む、健康生活

2006-11-18 01:53:44 | 芝居のこと
昨日。
アベックビーズを観に千種文化へ。
面白かった。想さんの意図する『ドラマツルギー』の世界で、一緒に遊んだ気分になる。

今日。
木村仁美と衣装を探しに行ったら、自分のが意外と簡単に見つかった。
その後早めに稽古場に行き、とみィと木村の稽古。
距離の詰め方で変わる、ドキドキ感。

さて。
木、金曜日の本番終了後にやるコントの台本を書く。
出演するのは松井、とみィ、久々の花村広大、篠原タイヨヲくんの男4人(の予定)。
短いコントですが、ちょいとおトクですよ。
まだ観に来る日を決めかねている方、木か金がオススメです。

写真は昨日の昼にコムサ・デリで買った『十穀米のバジルチキンマヨネーズ丼』。
ご飯はご飯だけで食べたい私ですが、これは許せました。
バジルの味が染み込んだチキンとトマトソースが絡まってうまい。
ヘルシーな物を欲する今日この頃。

ところで、最近の癒しはこれです。

『ショップチャンネルのお姉さんの惚れ惚れするような豪快な食いっぷり』

私の中で今、ショップチャンネルが激烈に熱い。
それについてはかなり長く語る自信があるので、またの機会にします。

鍛える心

2006-11-14 23:24:25 | 文章とか
後半の稽古。
今のところよろしくない。
前半の流れや作ってきた関係が活かされていない会話。
その時その時で流したり流れていたりする傾向。
よろしくない。
もっと引き出しを増やして欲しい。
もちろん自分も含めて。
良く見て、良く感じて。
空気が全く動かないのに、筋書き通り進めるはずはないのだから。

ところで、朝は授業だった。
今、劇団で取り組んでいる事以前の部分が、まだまだ。
ストレートに台詞をかけるのも、うまく行かない。
啖呵を切るのも一苦労。
手嶋仁美なら喜び勇んで啖呵切りまくるだろうな。
けれど、きっと良くなりますとも。

ところでようやくコメントに返事できました。
遅くなりましたぁ。

最近ちょっと体の調子が停滞しておりましたが、体は心。心は体であります。
心を鍛えよう。心をマッチョにしよう。
心のボディービルコンテストで優勝できるくらいにね。

気になる『オセロ』

2006-11-14 01:51:55 | 文章とか
『きらきらアフロ』を観ると、オセロ松嶋の可愛さにやられてしまう。
あの天然ぶりが紛れもなく本物だと思えるからだろう。
ちなみにオセロ中島も大好きです。
東京のスタジオに行った時、私の後ろを中島と篠原涼子が話しながら歩いて来ていた。
どちらも素敵でした。

ここで、他に最近テレビを観ていて胸キュンだった女性芸能人(個人的主観)。

●長澤まさみ
●安めぐみ
●本上まなみ
●滝川クリステル

長澤まさみは以前書いた通りです。
安めぐみは『ほんわかしつつしっかり空気を読んでる感』が堪らない。
男だったら付き合いたいです。
本上まなみも同上。
滝川クリステルは『ニュースJAPAN』での憂いを帯びた瞳にやられる。
あの斜め傾き座りが『滝川クリステルを一番美しく見せるための角度』だからと知り、余計愛しくなった。
日本名が『雅美』なのもプラスポイント。あの顔で雅美さんなのだ。
って気付いたら皆、名前の最後が『み』。
私は『み』に弱いのか。オセロ松嶋も『なほみ』だし。

ついでに、最近胸キュンな男性芸能人はこちら。

●ロバート秋山
●よゐこ濱口
●劇団ひとり
●オダギリジョー

統一感がないようで、自分の中ではあるんです。これでも。
普通にしてたらそうでもないんだけど、何か芸をやったり演じたりするとクドい人ですね、多分。
あくまで主観です。

こんな日曜日、それからお知らせ

2006-11-12 23:20:18 | 文章とか

稽古後、上海旅行のためセントレアに来た会津の両親とご飯。
名駅タワーズの『焼肉屋トラジ』。久々の焼肉。
肉は間違いなく人を幸せにする。
写真の大トロカルビが美味い。見よ、この霜降り。
けれど一番のヒットは純レバ。
肉厚でレバーとは思えないほどのやわらかさだった。

稽古は長谷丈二を中心に見る。
今回であおきりみかんの舞台に立つのが2度目の彼。
太く凛々しい眉を苦悩で歪めながら頑張っている。
自分もそろそろ融合して行かなければならない。
タイヨヲくんを見ながら、自分の位置を探る。

ところで、そろそろ劇場等に折り込まれているかと思いますが。
私、来年1月27、28日に催される『劇王』に出場する事となりました。
今まで舞台裏でスタッフ仕事をしながら、このイベントを観て来ましたが、とうとう出場。
緊張します…。詳細はこちら↓

『乙女は祈らない』
作  鹿目由紀
演出 松井真人(劇団あおきりみかん)
出演
とみィ(いちごメロン)
木村仁美(劇団あおきりみかん)
成田けい(劇団あおきりみかん)

男と女の『おかしみ』満載の喜劇です。
出演もさることながら、演出に注目。
今回『にぎやかな崖っぷち』の助演出。
とみまつ芝居で演出力には定評のある松井真人が私の作品を初演出。
松井は私の作品を演出するならコイツだと、最も信頼をおいている人間です。
ぜひともお楽しみに。

さらに。
私、『劇王』の違うプログラムにて出演も致します。詳細はこちら↓

『かぼちゃ』
作 松田清志(第5回AAF戯曲賞受賞)
演出 神谷尚吾(劇団B級遊撃隊)
出演
鹿目由紀(劇団あおきりみかん)
池野和典(B級遊撃隊)
いちぢくジュン(てんぷくプロ)

尊敬する神谷さんのもとで、しごかれたいと思います。緊張。

ところで劇王の出場者には、毎回キャッチコピーがつけられるのですが。私のはこれです。

『無冠の会津娘』

…うん。そうなんだけどさ。
刈馬カオスくんとか『無冠の微熱伝導師』って、何だかカッコいいのにさ。
まぁ支部長につけられたので、逆らいません。
こうなったら会津背負ってやりますよ。
白虎隊とか松平容保とか会津藩とか背負ってやりますよ。
しかし…もう『娘』という歳じゃないんだけどなぁ。

とにかくお楽しみに。
12月の少年ライブラリィ情報も、近々お知らせしますね。
今回も豪華ですよ。待て詳細。

こんな土曜日

2006-11-12 01:36:54 | 文章とか
朝から稽古。怒濤の後半に突入。
全員が、芝居の流れを認識したうえで影響を与えなければならない。
難しいが、ここは乗り越えたいところ。
相手を敏感に感じ取り、それをきちんと返していきたい。
ところで、ラスト前の木村ととみィ。
今日初めて立ち稽古したら、自爆気味でした。

その後、千種文化にメガチカさんを観に行く。
さらにその後『少年ライブラリィ12月号』のチラシ撮影。
今回の手は、かこ氏(大トリ)なんですが、素敵になりそうです。
何やら、かこくんらしい感じ。

そういえば。
11月11日の11時11分11秒を見ようと思っていて、すっかり忘れていた。不覚。
見たからどうなるってわけでもないんですけどね。
でも見たかったんだもん。

魔法の「大丈夫」

2006-11-11 00:52:31 | 文章とか
人から頼りにされる事も結構あったりする昨今。
久々に、人を頼もしいと心底感じる出来事があり、『安心』の二文字を思い出した。
「大丈夫」という言葉の、何とほかほか気持ちの良い事か。
言うより言われる方が良いですね、やはり。
いや勿論、信じられる「大丈夫」でなければダメですけど。
とにかく嘘みたいに心が軽くなってしまった。
魔法だ、魔法。

ところで今回の役のために、あるアイテムを購入。
しかし、私が身につけると何故こうなるのかなぁ。