喜劇な日々

名古屋の劇作家、鹿目由紀のほんの少しだけ喜劇的な毎日を、綴ります。

これして、あれして

2006-01-31 14:28:10 | 読んだ本のこと
 昨日は、溜まっていた事を片づけた。
 とは言っても、片づけ切れてはいない。まだ序の口。
 本屋に行ったら、どうしても本が買いたくなった。
 購入したのは、2冊。
 『竹内銃一郎戯曲集2』と、永井愛さんの『ら抜きの殺意』。
 小説を取ろうとしていた手を、えいやっと戯曲に向けた。
 強い意志を持たないと、まだまだ戯曲は購入できないのである。
 寝る前に、竹内さんの『あの大鴉、さえも』を一気に読む。
 面白い。スルスルと言葉が入ってくる。
 面白いものを読むと、頭の中のモヤが晴れていく感覚がする。
 上演とは全然関係なく、1本ホンを書いている。
 読んでから、そのホンの事を思った。
 書きたい物を書けばいいのだ。ただそれだけなのだ。
 近頃、気付いたことである。

程良い疲れと安心

2006-01-30 12:53:54 | 芝居のこと
 終わった。
 『少年ライブラリィ』1月号。
 かこくんと手探り状態で迎えた本番だったが、なかなか面白いものが出来たのではないかと思う。
 関わってくれた役者のみんなが非常に良かったというのも大きい。
 バラシ後、打ち上げ。
 久々にビールを飲み、私としたことが1本でほろ酔いに。高熱は酒を飲む力をも奪うのか。
 今が旬のビッグゲストが来訪し、緊張しているかこくんが面白かった。
 個人的には、浅井くんと話せたのが結構嬉しかった。
 加藤奈々嬢、織田紘子嬢が近くに来たので、女だらけの素敵な語らいをしようかと思っていたら、松井Pととみィが現れ、語らい半ばに。
 いやいや、来てくれてありがとうね。
 林本を「ちょろ」(あおきりみかんでの呼称)と呼んだら「あぁ、私ってやっぱりちょろなんだなぁと思いました」としみじみ言われたのが面白かった。
 とにもかくにも、実のある公演でした。
 これからこの企画が、面白い形に進化していくことを願います。

 さて、今週は『WAYAYA丼』です。
 本を書いたものの、あれが一体どうなっているのか非常に楽しみです。
 皆様、ぜひ。

今日が終わる

2006-01-28 23:45:06 | 芝居のこと
 少年ライブラリィ初日、終了。
 無事に終わることができて、ほっとしております。かこくん、お疲れ様。
 長かった今日がもうすぐ終わる。
 明日もまた、役者のみんなが『閉じた世界』で気ままに生きてくれるのを楽しみにしているのです。

記念すべき日

2006-01-26 12:15:01 | 日々のこと
 ついに来たのだ。
 記念すべき、30回目の誕生日。
 女は30から。
 この言葉を胸に清々しく生きてゆくつもりです。
 と思っていたのに、一昨日から38度の熱にうなされ始めた。
 これはもしかして、鳥とかがかかるアレですか?と思い、病院へ。
 それホントに綿棒ですか?と疑うほどの大綿棒を鼻に突っ込まれ、涙が止まらなくなる。結果は陰性。
 「でも検査の時期が早過ぎて、たまに反応が出ないことがあるんですよ。ひどいようならまた来て下さい」
 と言われ、何だかうやむやのまま今に至るわけです。だって、既にものすごくしんどいのに。
 ま、そんな誕生日もたまにはあります。
 心機一転。よろしくお願いします。

おめでとうございます

2006-01-24 12:10:24 | 日々のこと
 というわけで。
 めでたいことの報告です。

 昨日、第50回岸田國士戯曲賞が発表。
 日頃から非常にお世話になっている、劇団B級遊撃隊の佃典彦さんが受賞したのです。
 東海地区では、北村想さんに次ぐ2人目の快挙。
 大変、感動しました。きっと佃さんを知る沢山の方々がそうだと思います。
 それくらい、周りに愛されている方だと思います。
 『ぬけがら』は大好きな作品で、それで受賞されたことが本当に嬉しかった。
 本当におめでとうございました。
 あぁ。良かった。

 同時にやる気もいただきました。
 ありがとうございました。

何だ、これは

2006-01-20 12:47:15 | 読んだ本のこと
 お世話になっている人から、とある雑誌が郵送されてきた。
 色々整理していたら、この雑誌が数冊現れたので送ってくれたようだ。
 添えてあった手紙を読むと、こう記されていた。
 「北村想さんや佃さんの若い頃をお楽しみください」
 何だ、これは。
 『名古屋で一番マイナーな雑誌 名古屋小劇場』
 何だ、この名前。
 恐る恐るページをめくる。
 驚愕。
 何だ、これは。
 何だ、このマニアックさは。
 何だ、この豪華さは。
 何だ、この情報量は。
 想さんもはせさんも久川さんも佃さんも、みんな…若い。とても若い。
 驚きの代物。
 あぁ皆さん、こんな頃があったんですね。
 感無量であります。
 しばし、読み耽りました。

緊張と期待と

2006-01-20 00:18:17 | 芝居のこと
 少年ライブラリィの稽古前に、『WAYAYA丼』についてメ~テレさんの取材を受けに少年ボーイズさんの稽古場へ。
 緊張であたふた、しどろもどろ。あぁ。何度やってもこういうのは慣れません。
 その後、初めて立ち稽古をチラリ。面白くなりそうな予感。
 ワンシチュエーションの喜劇作家が書いた、スピーディーな場転につぐ場転芝居。
 ある意味、貴重であります。あおきりみかんでは決して観られない作品です。必見ですよ。
 ご予約はお早めに。

感情あれこれ

2006-01-18 18:33:54 | 日々のこと
 一昨日。
 嬉しくて楽しくて心が温かくなった。
 昨日。
 何やら気ばかりあせって疲れた。
 昨日。
 何やら非常に悔しいことがあった。
 今日。
 あれこれ感情が渦巻いていた。
 今日。
 松井に会ったら相変わらず松井で安心した。
 明日。
 明日は穏やかに過ごせるといいなぁ。