喜劇な日々

名古屋の劇作家、鹿目由紀のほんの少しだけ喜劇的な毎日を、綴ります。

明日目前

2008-02-29 23:46:35 | 日々のこと
あっという間に過ぎてしまった今日。美容院に行ったら髪と一緒にモヤモヤ気分もチョキチョキして貰えた。ありがとう、おじさん。本屋で『パレード旋風~』の資料を探したが、お目当ての物が見つからず。もっと大きな本屋に行かなければ。昨日はとりあえず、外部用にあらすじ(みたいなの)を書いた。ついつい冒頭を書いてみたりしたが、まだ書いちゃいけない気がするので、ぐっと我慢。夕方からヒューマンアカデミーのミーティング。平塚さんと関戸さんがいて、なんだか不思議な感じがしました。平塚さんが広島公演に車で行ったと聞いて、凄いなぁと同時に楽しそうだなぁと思ってしまった。しかも帰りは下道だそうで(お疲れ様です)。途中で美味しい物とか色々食べたりして、いいなぁ…旅。時間のことを考えず、ちびちび旅したいものです。途中に温泉は必須。『ぶらり途中下車の旅』が大好きです。なにより滝口順平が好きなのです。こないだ篠原タイヨヲがドクロベーをドロンボーと言い間違えて、タイムボカンシリーズファンの私はどうしてくれようと思いました。その後、お仕事のため観劇。帰宅し会津のコシヒカリを食べながら『直し』をカタカタ。気付けば目の前に、明日。

二度も出会う

2008-02-28 23:10:38 | 日々のこと
本日、ミラクルが起こったのだった。
昨年の夏にナンパされた自称お医者さんにまたもやナンパされたのだ。
前回は、夕方の明るいうち、タクシーを拾おうとしている時。
今回は、夕方の暗い歩道を歩いている時だった。
しかも前回の場所と距離としては近いが全然違う所である。
彼は一度私の前を行き過ぎると、突然止まり、後ろを振り返った。
そして私が行き過ぎると、その後から声をかけてきた。
道が暗かったからか、覚えられないくらいの数の女に声をかけているのか。
彼は私が前に声をかけた女だという事に、まったく気付いていなかった。
私が何故気付いたのかというと『医者の○○』という名前に覚えがあったから。
これはつまり、どういうことかと考えてみた。
思いつくのは以下の事。

○彼は手当たり次第に声をかけている
○私はよほど彼の好みである
○私はよほど声をかければどうにかなりそうである
○私は近年まれに見るアホ面である
○これは運命である

どれだとしても解せねぇぜ。
手当たり次第なら、他に断然素敵な女子が沢山歩いていたし。
彼の好みなのかは、まったく分からないし。
まぁ、アホ面かと言われればそうかもしれないけど。
運命ではない気がする。何故ならそうであって欲しくないからである。
携帯番号を渡そうとしつこいヤツを振り切り、走り去ろうかと思った。
けれどいやらしいことに、こういう時に出てくる劇作家根性。

これを貰っておいた方が面白いのではないか。

そうして番号を受け取った私。
以前と同じような事をしつこく聞いてくる自称お医者さん。
既視感を感じるなぁと思いつつ、笑いをこらえながら最終的に振り切りました。
まず、本当にお医者さんなのか、それが知りたいところです。
本日は情報が増え、彼は『内科医』だという事が判明しました。
毎度思うが、こういうけったいな出来事に出くわす率が高い。
何故なのだ。水瓶座のハプニング運のせいなのか。
なんにせよ、もう二度と会わない事を祈っておこう。

温泉に行きたい

2008-02-28 02:22:12 | 日々のこと
温泉に行きたい。温泉に行きたい。温泉に行きたい。と三回唱えれば温泉に行けるということはないだろうか。たまにそんなことが起こっても良いのではないか。前に温泉に行った時のことや、その前に温泉に行った時のことを思い出す。温泉は良い。なにもかもが良い。寂れてても良い。栄えてても良い。温泉街が微々たるものでも良い。アルカリでも良い。硫黄でも良い。温泉饅頭も良い。温泉卵も良い。怪しい秘宝館が近くにあっても良い。なにも考えずなにも波立てずなにも左右されず、温泉を純粋に楽しみたい。…とここまで、一連の呪文を唱えたら少しだけ心が癒されました。ポカポカしたい。ポカポカしたい。ポカポカするために必要なのは、温泉と美味しい物と、欲しい分だけの愛とかなんとか。

昨日とかその前とか

2008-02-27 14:20:10 | 芝居のこと
今更ですが、先週のこと。
ニットキャップシアター『愛のテール』を観る。
面白かった。台本を購入しました。
あんなに面白いのに、私の観た回はお客さんが少なかった。
これは、凄く勿体無いと感じました。
またぜひとも名古屋に来て欲しいです。

昨日の稽古は人口密度が高かった。何故だ。
事業団の方がいらっしゃる。ミスドを頂く。
松岡愛嬢を、けいこさんと見間違える。
本番は容赦なく迫ってくるが、まだまだ焦らずじっくり。
篠原タイヨヲと正手道隆よ、立場を探れ。

やり遂げたことを見直してみる。
なるほどなるほど、と色々分かる。

これから

2008-02-26 14:17:23 | 日々のこと
遂行したのだ。いや正確に言うと、まだ『入口』に立つことができただけなのかもしれない。これからの道のりが長いのは間違いない。けれど遂行すると決めて遂行したという事実には喜びを感じる。ここから煮詰めて焼いて炙って叩いて泳がせて、さらなる遂行である。色々な事を思う。思っているだけではダメだ。思っている通りに、動かしてみなければ。なにはともあれ、これからこれから。本日は寒いので、肌触りの良いひざ掛けに温まっている。ひとつ遂行したので、ほかのやるべき仕事もこの波に乗り、すいすい片付けたいところ。ところで話はまた大きく違う方に転がるが、時々眼鏡をかけるようになってから、体調が少し良くなった。けれど相変わらず自分の眼鏡顔に慣れない。知らないヤツに感じる。胡散臭いんですよね…なんか。高校の時は絵に描いたような、のび太顔だったのになぁ。

体に愛を、心に音楽を

2008-02-26 00:34:00 | 日々のこと
ノーミュージック、ノーライフなのだと実感する。写真のお風呂で聴けるCDラジオが我が家に来てからというもの、部屋で歌うわ踊るわ大変である。私には『かのめ式ダイエット』とも言うべきものがある。ちょっと食べ過ぎたなぁという時にやると非常に体調が良くなる。やり方は簡単。家事を大げさにやる。例えば皿を洗う時に踊りながら洗うとか、床を拭く時に貞子のように拭くとか、洗濯物を干す時ワザと遠くに置いて腰をひねって取るとか、料理する時に金子信雄のクッキング番組のテーマソングを歌いながら踊ってクッキングとか、なのだが、多分これでは伝わらないだろう。とにかく激しい家事なので、けっして誰にも見られたくない鶴の恩返し状態である。それがコイツが来てからというもの、より激しくなったのです。音楽は素晴らしい。ちなみに写真の後ろにある宝箱もお気に入り。地図模様のレトロ感が気に入っております。本日の稽古について。少しずつ少しずつ。『世間話』はいらない。意味のある『会話』を積み上げて行きたい。そして動きと心と。

場所

2008-02-25 14:26:56 | 日々のこと
東京の愛すべき親友が誕生日とバレンタインのプレゼントということで、色んな物を送ってくれた。少し分かりにくいが、『星の王子様』の親友の動物(だと思う)ストラップ。可愛い、嬉しい、ありがとう。母からハワイ土産に素敵な某ブランド品も貰い、最近貰ってばかりで、なにもあげられていないのでは…と不安になる。なんとか目の覚めるような働きで返したいものだ。昨日は大阪から再び、今回の作家である松木麻里子さん来訪。松井純子には緊張が見てとれた。稽古後、ほんの短い時間だが親睦会。そして松木さんは愛すべき家族の居る場所に帰って行った。今日テレビを点けたら、NHK『小さな旅』で会津若松市が放送されていた。会津藩の伝統的な『溝口一刀流』の現在唯一の継承者の事。『ならぬものはならぬのです』。これが会津の教えである。会津の人は信念に向かって突き進む気質だと言われている。自分の事は分からないが、そんな故郷を愛していることは確かであり、故郷があるから生きて行けるとも思える。演歌の世界のようだが実際にそうである。向田邦子が、故郷と呼べる所がないことにコンプレックスを感じていたという話がある。思うべき場所があるのは幸せなのかもしれない。時々憎たらしかったり疎ましく感じたりしつつも、やはり拠り所となる場所。故郷とか第二の故郷とか。もちろん劇団とか。

素敵なカケラ

2008-02-22 02:09:35 | 文章とか
今日、道を歩いていたら、素敵なカケラを拾いました。
一見すると、ゴツゴツしていて薄汚れていて。
けれど良く見ると、やっぱり素敵なカケラでした。
素敵なカケラだから、ゴツゴツしていようが薄汚れていようが。
どんな道を歩いていても、自然と目に飛び込んできます。
カケラというのは、どこかにはまらなくてはならないのですが。
はまるところは本当は、一つしかないのですが。
どこに、はまっていたとしても、素敵なものは素敵なカケラ。
たとえ、はまっていなかったとしても、素敵なものは素敵なカケラ。
素敵なカケラは、素敵なカケラなのです。
それは、見まごう事のない、唯一無二の真実。
どんな道を歩いていても、私はカケラを見つけます。
どんな夢を見ていても、私はカケラの夢を見ます。

報告と近況

2008-02-20 14:26:48 | 芝居のこと
劇団HPにありますように、木村仁美が体調不良により止むを得ず降板する事となりました。木村仁美を応援してくださっている皆様には、多大なるご心配とご迷惑をおかけ致しまして、誠に申し訳ありません。なお、本人は順調に回復の方へ向かっておりますので、どうぞご安心くださいませ。木村に代わりまして劇王の『不惑と窓枠の行方』にも出演しておりました手嶋仁美が出演する事と相成りました。デカい手嶋参入により、『ギャル』はまた違ったハーモニーを奏で始めております。何卒よろしくお願い致します。昨日の稽古の様子。ミュージシャンのけいこさんの唄声が加わった事により、舞台に立体感が出てくる。『うた』の力は偉大である。役者には、今回必要なリズムを紡ぎ出して欲しい。まだ身体がリズムを奏でていない。奏で合っていない。けれど、着実に一歩ずつ進んでいる事は確か。稽古後、久々に『金麦』を飲んだら美味しかった。壇れいが大好きである。『武士の一分』から胸キュンである。なんて可愛らしいのだろう。ところであの人も頑張っている。私もやるしかない。遂行するしかない。