喜劇な日々

名古屋の劇作家、鹿目由紀のほんの少しだけ喜劇的な毎日を、綴ります。

ツヤツヤにクラクラ

2007-09-30 00:41:29 | 芝居のこと
ミスドのハニーディップが美味しいのである。
凄くカロリーが高そうだが、何個でも食べられる気がする。
ミスドのドーナツは、危険物である。取扱注意。
買おうと思えば、毎日でも買ってしまいそうな、あのグレーズのツヤ。
寄ろうと思えば、毎日でも寄ってしまいそうな、ポップな店構え。

本日、あおきりみかん『漂流裁判』を脱稿。
やれやれ、なかなか苦しい潜水でした。
今までより、役者に良く噛み砕いて貰わないと厳しいホンかもしれない。
なるべく、深く理解して欲しいものです。
脱稿した軽い気分のまま、稽古後、近くの松屋に入ったら登澤氏と遭遇。
なぜか並んで、豚しょうが焼き定食。ちょっと面白かった。
今の勢いで、今宵は残りの仕事もバッタバッタと片付けよう。
今回のスペシャルイベント、見逃せませんよ。

こないだ、久々に味仙の台湾ラーメンを食べたら、辛くて死にそうだった。
カラムーチョばあちゃんみたいな顔になる。ひぃぃーっ。
スタミナ満点で、元気が出るかと思ったのになぁ。

ホンを書いていると、雄々しくなっていくのです。
格好にも気を遣えなくなるし、言葉も乱暴になっていく。
非常に疲れている時は、完全に口調が『会津っぽ』である。
あと、非常にリラックスしている時も。抑揚をつけるのが面倒になります。
こればっかりは、なんともならないようです。
本日、うちの女性陣数名が岩盤浴に行ったようで、なんだかツヤツヤしていた。
私は逆に、あまり寝てなくてザラザラしていた。心も体も。
ザラザラにはツヤツヤがピカピカ眩しくて、クラクラした。

余白は作っておきましょう

2007-09-27 13:01:11 | 日々のこと
「余裕のないところからは何も生まれないからね」

という台詞を旗揚げ公演の時に書いた。
アウトロー的なスナフキン的なヤツが言う台詞はそのままそっくり私に向けての台詞だった。
あの時の初めての公演で余裕のなかった私へ向けての言葉。
そう、とどのつまり余裕である。もっと言うと、余白である。
余白を活かしたデザインは美しい。それは余白がなにかを物語るからである。
それなのに、安売りスーパーのニンジン詰め放題のように、余白をギシギシ埋めていく。
だから息苦しく、息苦しいと息が続かない。なにも進まない、なにも手に入れられない。
やはり原点なのである。なんでもそう、原点である。初心である。
最近は、仕事で色んな方に出会うようになった。
その度に思うのは、第一線で活躍されている方は常に初心であるということ。
チャレンジ精神を忘れないということ、自分を言い訳にしないということ。
そしてなにより、とにかく楽しんでいるということ。苦しさも含めて。
そういう方と話すと、自然と背筋が伸びる心地がする。
それから、ダメな自分を叩きのめしたい気持ちになる。
余白を作っておこう。心に体に、すべてにおいて。
仕事だろうが私事だろうが、それはそれはすべてにおいて。

ところで『漂流裁判』。
これまでで、一番手こずるホンです。
その分、面白くなれば良いのだけど。
今日はぴあに行って、あおきりみかん会議であります。

写真は以前伝えた、山中画伯のハットリくん。あり得ない。
テキヤのハットリさんと行った、コワモテぶりである。
目に染みているのは、タコ焼きの煙に違いありません。
ハチマキをしていると言い張った山中画伯。してねぇよ、絶対。

晴れる

2007-09-21 14:50:24 | 日々のこと
今夜20時から、金とくドラマ『マサさんがゆく~三重・志摩編』。
どんな風になっていることやら。自分もまだ観てないのでドキドキです。
明日の朝に再放送もありますので、観られない方はそちらもどうぞ。

稽古は少し難航していたが、昨夜ちょっとしたヒントから希望を見出した。
明日は早速、考えて試してみよう。

気分が晴れるのは良いことだ。
今日は晴れそう。いや、既に晴れているか。
良く笑い、良く食べ、良く飲み、良く話し、良く聞く。
それが、一番の晴れ。人が楽しそうなのは楽しい。
それが好きな人なら、なお楽しい。

いつだってどこだって

2007-09-19 18:05:00 | 文章とか
西原珈琲店で食べたナスサルサのサンドイッチとブレンド。
おいしい物を食べるといい気分になる。
昨日は貰った入浴剤を入れて風呂を堪能。
ラベンダーの香りを嗅ぐといい気分になる。
かといって時をかけることはない。
おまけに少女でもない。
気持ちは少女である。いつだってね。
おまけに恋愛すると中学生である。いつだってね。

洗おう、そして書き殴ろう

2007-09-18 00:52:38 | 芝居のこと
私が書いた鶴仙人。これは結構自信あり。
桃白白は難しい。あとカリン様がただの招き猫になってしまう。
ようやく部屋を片付ける気になる。なかなか長い道のりでした。
片付けてる時は結構片付けてるんですけどね。
やはり部屋は心模様を表しているのでしょうか。
今この瞬間、死ぬわけには絶対に行かないなぁと命がけで思う。
日記は絶対に燃やさねばならない。
部屋は片付けて誰かが私の生死を確かめに来てもびびらないようにしなければならない。
未知さんに「女らしい人だと思ってたんだけど、稽古に来てみたら」的な言葉を頂いた。
はっきりと「これが本当です」と言っておいた。
いや、ええと、これ「も」本当です。他のも嘘偽りなく私です。
劇団だと非常に雄々しくなるだけです。それだけのことなんです。
自分でも時々、自分がどういう人間なのか分からなくなる時がある。
ただ言えるのは、あらゆる意味で不器用さんだということ。
それから他人と打ち解けるまでかなり時間がかかる仕方ない奴だということ。
ふと目に飛び込んできた、今日の占い。水瓶座への一言。

「絵文字を多用する男には気をつけろ」

笑えてしまった。

稽古は前半を重点的に。一つ一つの関係を洗ってみる。
劇団の稽古はとにかく、粘ることから始める。
松井氏が、居方の根っこの先端部分くらいを手にしたような様子。
けれどまだ、ちょっと油断すると逃してしまいそうな。
けれど昨日よりは確実に良くなった。一歩一歩。
今回のような芝居は、関係なり居方なりを地道に洗っていくしかない。
時間はかかっても、それがぶれないために必要なことなのだろうなぁと思う。
色々考えながら、やれるだけのことをやってみよう。
劇団に必要なことも分かるし、やりたいことがあることは確かだ。
作家としての私は、歩みは遅いながらも楽しんでいる。
ようやく近藤絵理と私の役が登場したのだった。そう…自分のことも考えねば。
ホンを書くことが久しぶりに純粋に楽しい。
苦しくて窒息しそうで楽しい。その感覚は悪くない。

日記を滞っていることに気づいてしまった。
かなり反省。いずれ燃やし尽くす日記だとしても、やはり書かねば。
書いて書き殴って自分を安定させねば。
昔、今は遠くに住む友人から教えて貰った大事なこと。

それで良しとする

2007-09-17 00:17:20 | 芝居のこと
稽古とホン書きの日々。今回はホンの進みが遅い。
いつも早い方ではないけれど、なんというか歩みが遅い。
カメさんといった感じである。別に十津川警部シリーズではない。
題材に少し専門的なことが入るからだと思われる。
進んだり戻ったりを繰り返しながら、ホン書き作業は進む。
稽古はまだまだ試行錯誤でなかなか進まない。
けれど焦らずに行こうと思う。
自分の役の出番もまだである。頑張れ作家。
未知さんの台詞は、きちんと耳に残る。
きちんと届いているからだと思う。届けたい相手に。
劇団員の課題はまず、そこにあるようだ。

ところで。
松井真人と木村仁美が私が書いた『マサさんがゆく!』に出演します。
少しなんですけど、結構重要な役どころなので観てみてください。

今日、新しい仕事の話。
年末までのことなので、なんとかなりそう。
ようやく体調も日常も少しずつ戻ってきたので、なんとかなりそう。
人にはバイオリズムというヤツがある。
悪いことは立て続けに起こったり。良いこともまた然り。
他の人には、そういう話をして励ますことができても、自分となると全くダメである。
だけど、役に立ちたい人の役に立てるなら、それはそれで良し。

写真は先日の衣装会議後、山中氏の書いたドロンパ。
あり得ないくらいアメーバである。悟空はうまく書けたのに。
私の書いた鶴仙人と、山中画伯のあり得ないハットリくんも近日公開。

なんとかかんとか

2007-09-11 19:09:02 | 芝居のこと
『ねがいごとパズル』、初回学校公演が終わった。
明後日は春日井の小学校だそうで。またドキドキしながら観に行きます。
松井組の大道具も凄く楽しくて、お見せできないのが残念な限り。
主役のヒート氏が小学生に「ユウスケくーーん、またねーー!」と校庭の端っこから声をかけられていたのが、とても嬉しかった。
ハプニングは色々ありましたが、とにかく無事に初日が終わりほっとしました。
これからもっともっと面白くなっていくと思います。
まずは、皆様お疲れ様でした。そしてこれから頑張りましょう。
関わってくださった方々、ありがとうございました。

というわけで『漂流裁判』と、ほかの仕事諸々。
昨日の稽古で色々試してみる。立場とか関係とか。
ああ書きたい、早く書き上げたい。

来週の金曜日(21日)は、NHK金とくドラマ『マサさんがゆく』。
猛暑の中の撮影だったようで、お疲れ様でした。
ぜひとも、お見逃しなく。

ところで昨日、凄く憧れていた方と話してしまったのです。
それでかなり、元気が出ました。

いよいよ

2007-09-11 10:12:27 | 文章とか
いよいよ、今日から。
冒険舎「ねがいごとパズル」の学校巡回公演が始まります。
子どもたちはどんな反応をするのか、ドキドキします。
写真は学校のマット。カラフルで可愛い。
いやぁ、それにしても緊張する。

滞っている仕事が色々あり、各方面に迷惑をかけている昨今。
部屋も散らかっているし、気分も散らかっておりました。
メールやコメントの返信も遅れがち。
明日からは、というのは良く聞く台詞だけど、ほんとに明日からはなんとか生きます。

更新、つまり近況

2007-09-06 20:46:15 | 芝居のこと
驚くべき滞り具合で、久々の更新である。
あれやこれやで、余裕という言葉を忘れていた今日この頃。
昨夜、近くの(ちょっとスーパーな)銭湯の露天風呂で一人空を見上げたら、少し取り戻した。
なにを、と言われると分からないが、色んなものをちょっとずつ、取り戻したのだ。
やはり風呂は良い。風呂は私の恋人である。風呂のない人生など有り得ない。
風呂のありがたさに気づけたのは、風呂のおかげである。ありがとう。
とても行きたかったホチキスすら観られず、ヨネさんザッキーはじめ皆さんに会えず。
大好きな小玉さんも観られず、残念無念であります。
けれど名古屋公演、無事に終わったようで何よりでした。お疲れ様。
篠原タイヨヲづてに米山氏からの伝言と、かこ氏からの伝言を聞き元気を貰う。
色々重なり過ぎている今週。なんとか乗り切りたいものだ。
あおきりみかん『漂流裁判』の稽古も始まった。
昨日はとうとうキャストが決定。総勢15名。
今回客演してくださるB級遊撃隊の山口未知さん、素敵な方です。どさんこです。
台詞が美しく流れる。相手にきちんとかかる。
迷いましたが、かのめも出演します。余計に早く書き上げたいものです。
稽古後、とみィ山中両氏と会議。あの日焼けコンビはたまに話すと面白い。いつもだとうざい。
明日から冒険舎は学校巡回の前のリハーサル。
盛り沢山の舞台なので、なかなか苦闘しておりますが、きっと面白くなると信じている。

ところで、慌ただしくしていたら、ある節目を通り過ぎていた。
そういうものだとは思いつつも、なんとなく感慨深い。
ところで、あの人も頑張っている。だから私も頑張ろう。

本日より、再びぼちぼち更新してまいります。