喜劇な日々

名古屋の劇作家、鹿目由紀のほんの少しだけ喜劇的な毎日を、綴ります。

3月がやって来る

2006-02-27 13:37:56 | 芝居のこと
 少年ライブラリィ3月号。詳細を発表します。
 今回のシチュエーションはこちら。
 
 ○墓前
 ○引越の部屋

 そして、鹿目班の詳細です。

 ○墓前
 ★出演 とみィ(いちごメロン) 松井真人(劇団あおきりみかん)

 ○引越の部屋
 ★出演 徳留久佳(劇団B級遊撃隊) 伊藤利佳(劇団あおきりみかん)

 どちらも2人芝居です。
 久々の伊藤利佳、出演。徳さんとどうなるのか、楽しみです。
 とみィと松井。珍しく2人きりでガッツリ絡みます。
 ホンは現在、せっせと書いております。
 何とか稽古初日には。ね。

昨日、今日、それから明日

2006-02-27 01:20:53 | 日々のこと
 昨日。
 既に一昨日だが、オイスターズのトークイベントが無事に終了。
 打ち上げに参加したら、いろんな方とお話しできて楽しかった。
 今日。
 既に昨日だが、午前中に座☆NAGAKUTEのお芝居を観に行く。
 劇作家大会以来、久々に踏み入れる長久手の地。感慨深い。
 やはり別役作品は好きだ。
 夜はあおきりみかん会議。その後、帰り道が一緒の伊藤利佳とご飯を食べる。
 日々のことをとりとめもなく話す。すっきりする。
 明日。
 既に今日だ。このように、明日は毎日平気な顔をして今日になりすます。
 できるなら、明日が今日になっても後悔しないような生き方がしたいのである。

 写真→素敵な愛車を運転する中元志津の手。

疲れて驚いて癒されて

2006-02-25 02:24:02 | 日々のこと
 なかなか、目まぐるしい日だったのだ。
 日中、資料として貰った『中学生日記』のDVDを観てから、少年ライブラリィのホンに取りかかる。
 少し調べ物があったので、カタカタとネット検索。
 それから稽古スケジュールを作成して、気付いたら夜になりかけていた。
 慌てて、審査を頼まれているキャンパスフェスティバルのお芝居を観に行く。
 帰宅。ともかく私を癒してくれるもの、それはズバリ風呂でしょう。
 誕生日に劇団員から貰った『バスフォーム』なる物を入れる。
 そろそろお湯が溜まったかなぁとバスルームを見て、愕然。
 「何じゃこりゃ」
 人間、本当に驚いた時はこれを言ってしまうんですね、優作様。
 だって何だか、モクモクなのだ。
 だって80年代くらい、バブリーなのだ。
 だってカップでケーキ(懐かしい)くらい、モッコリなのだ。
 そうか。泡風呂になるヤツだったのか。
 そういえば、皆がそう説明していたのをぼんやりと思い出した。
 数日前、普通の入浴剤が如くお湯を溜めてから投入したのは、間違いだったわけだ。
 今日は何となく先に入れてみたりして、良かったぁ。
 かくして気分は映画女優なモクモク泡風呂で、今日の疲れは癒されたのだった。
 つーか、裏の説明書きを読もうよね、私。
 ちなみに明日(もう今日)はお知らせしていたトークイベントに出ます。
 私の拙いトークはともかく、中元が頑張っているようなので、ぜひともお芝居を観に行ってみてくださいね。

そう、こんな日もある

2006-02-24 01:23:04 | 日々のこと
 朝。
 飲むブルーベリーヨーグルトをお気に入りの財布にこぼす。
 昼。
 食べ過ぎ。重い。
 夜。
 お気に入りの靴の先を、扉に思い切りぶつける。破損。
 うどんのつゆをお気に入りのコートにこぼす。
 それでも今日は、良い一日だった。
 明日はもう少し、素敵なオトナらしく生きよう。
 そうしよう。

ピンクのときめき

2006-02-22 18:39:28 | 日々のこと
 西原珈琲店で、まったりとホンを考える。
 たまには、こういうのも悪くない。
 ピンクのカップが愛らしい。
 ピンクというのは、世間一般的に「オンナノコ色」である。
 学生の頃は歯ブラシでも何でも色を選ぶ時は一貫して、この「オンナノコ色」を避けて来た。
 自分らしくない色だと思っていたのだ。
 同時にこの色を躊躇なく選べる女性に憧れと羨望の眼差しを向けていた。
 あ、林家パー子師匠という意味ではない。
 今はほんの少し、ピンクを選んでみたりする。
 ちょっとした、ときめきである。

近況報告

2006-02-20 13:32:25 | 芝居のこと
 『psiko』という日本初の心理学マガジンにはまっている鹿目です。
 3月号の特集は『恋愛実践主義』。ぜひともご一読を。

 それはさておき。
 色々と忙しくなりつつある昨今。
 まず今週末。
 前にもお知らせしましたがThe Oysters『サイユウキ』のトークイベントに出演します。
 2/25(土)昼公演の後です。場所は南文化小劇場。詳しくは下記のHPをどうぞ。

 http://www.48gumi.com/

 うちの中元志津が、急遽ちょこっと出演することになりました。
 最近、あちこち忙しい中元です。肌アレに気をつけるべし。
 
 そして。少年ライブラリィ3月号。
 鹿目班で決定している出演者を大発表しちゃいます。

 松井真人(劇団あおきりみかん)
 とみィ(いちごメロン)
 徳留久佳(劇団B級遊撃隊)他

 1月号に引き続き見逃せない、個性豊かな役者陣です。
 そろそろ書き出さなければ。むしろ書き上げなければ。
 チラシも来週には出来上がる予定です。
 超豪華なチラシですよ。何が豪華なのかは、見てのお楽しみ。

まるで洋画劇場

2006-02-20 02:06:50 | 日々のこと
 数日前。
 アメリカ映画でしか観ないような、いわゆる『サプライズパーティ』を経験した。
 私の30歳のバースデーパーティ(誕生日は先月でしたが)だ。
 オーマイゴッド!と言いそうになりました(嘘)。
 とみィが(団員ではないのに)企画してくれて、みんなで画策していたそうな。やるな、とみィ。
 悔しいけれど、ちょっと感動しました。
 ありがとうよ。
 太い蝋燭が3本立ったケーキが印象的だった。みかんちゃんも上手に描かれていた。
 ケーキと場所を提供してくれたせせらぎ瑞穂通店さん、ありがとう。
 個人的にはケーキに『由紀ちゃん おめでとう』と書いてあったのが嬉しかったですね。
 そう呼ばれること、もうあまりないですから。

しずかちゃん並み

2006-02-16 15:51:04 | 日々のこと
しずかちゃん並みに、風呂に入っている。
風呂が大好きだ。最近は朝と晩、1日2回。
半身浴で、しわしわになってもいい雑誌を読み続ける。
しばらくしたら一度上がり、お茶などを飲んでぼーっとする。
で、また入浴。これの繰り返しが大好きだ。
 
そして。
事件は、今日の午前中に起きた。
いつもの如く風呂に入ろうとしていると、ドンドンドンドンと扉を叩く音。
「何事?」
覗き穴から見ると、制服のおばちゃんらしき人影。
何だろう。何か悪いことしたかしら。
恐る恐るインターホンに出ると、おばちゃんはこう言った。
「カノメさんですよね!」
「はい」
「ガスの使用量が先月より上がってるんだけど、大丈夫かね!」
え。そんな我が家の経済事情を心配しての、あの扉の叩き方なのか?
「それはガス漏れしてるということでしょうか」
「いやね、そういうんじゃないんだけど。今もメーター動いてたから。出てきて確認してくれる?」
「今シャワーを使ってたんで。外に出るのは…」
「あ、そうかね。何でこんなにメーター上がったんだろうね。いやね、今もメーターが動いてたから心配になって訪ねてみたんだけどね。先月の倍以上使ってみえるしね」
私はやはり、自分が悪いことをしているような気分になってきた。
このおばちゃんは、なぜ私にこのようなことを力説するのか。
「お風呂はあれ?シャワーだけ?」
「いえ、冬は1日2回お湯を溜めてます」
「あ、そうかねそうかね。じゃそれが原因だね」
「多分そうでしょうね」
「あ、そうかねそうかね。じゃまた1ヶ月様子見てみましょう」
「はぁ」
「どうも失礼しましたぁ」
30分後。風呂から上がりぼーっとしている時。私はようやく気付いたのだった。

おばちゃん、自殺を疑っていたのか。
 
それなら扉の尋常じゃない叩き方、しつこい尋問にも納得なのだった。
そうなのか。生きているか確認されたのか、私。
 
来月はお風呂の回数を減らそう。
そう、心に決めたのだった。

温かい拍手と、髪の毛

2006-02-15 12:24:40 | 日々のこと
 急遽、司会を頼まれたのだった。
 佃典彦さんの岸田戯曲賞を祝う会で、である。
 最近、ロクに話せもしないのに司会業が回ってくる。
 いちごメロンの栗林栗子さんとのダブル司会だったのだが、栗林さんはこの会の発起人だけにとにかく忙しい。本当にお疲れ様です。
 従って、やるからには少しでも役に立ちたいと意を決し、成人式や結婚式以外で初めて美容院で髪のセットをしてもらった。
 しかし、あれなんです。
 近くの美容院、火曜日はほとんどお休みなんです。
 こうなったら意地でも美容院を探し出してやる。
 栄を歩き回り、野生(?)のカンで美容院を探し当てる。もう汗だく。
 扉を開けると、そこがまたイケメン揃い。
 関係ないのだが、イケメンという言葉はもう日本語に定着しつつあるのか。
 で、まるで姫のような気分でセット。
 女性が美容院とかエステとかに足繁く通う気持ちが、この時初めて分かった(遅いよ)。
 新しいスカートも下ろし、とりあえず格好だけは整えた。
 会が始まり、いざ司会。
 役に立っているのかは怪しいトコロだったが、とにかく滞りなく終了。
 佃さんは舞台に組まれた壇上に、おぼっちゃまくんのような格好で招き猫のように座り、次々と訪れるお客様に挨拶し、『貢ぎ物』を受け取っていた。ちょっと可愛らしい。
 この会だけの特別な催し物も、すべて面白かった。堪能です。
 最後に送られた佃さんへの温かい、惜しみない拍手。
 本当、おめでとうございました。
 そして栗林さん、森田さん、かだいさん始め、皆様お疲れ様でした。

 追記。家で髪の毛をほどいたら、メドゥーサみたいになっていた。
 あぁ、石になるかと思った。
 写真は、自分で何とか撮影した髪の毛。ボケてます。

自分の言葉で

2006-02-13 13:25:02 | 読んだ本のこと
 永井愛(劇作家協会)会長の『ら抜きの殺意』を、ようやく読んだ。
 どうしても、小説から先に手をつけてしまうのだ。
 で、これがまた「おぉ」と唸る作品だった。
 一番「おぉ」と唸ったのが、『女性の言葉』についてのくだり。
 『カサブランカ』を引き合いに出しての考察は笑ったし、他人事とは思えなかった。
 そうそう、わかるわかる。
 やはり、本音でつき合おうと思ったら『自分の言葉』で話さなければ。
 自分をうまく出せずに失敗した経験を思い出した。
 そうそう。可愛い子ぶってはいけない。
 もしくは、可愛い子ぶってもそこに自分が出せるようにならなければいけない。
 かなり高度だけど。
 しかし、私の場合。究極に自分を出そうとするなら会津弁で話せば良いのか。
 無理ですね。それは。