喜劇な日々

名古屋の劇作家、鹿目由紀のほんの少しだけ喜劇的な毎日を、綴ります。

心を覆う

2008-04-01 16:20:16 | ホンのこと
ようやく『パレード旋風~』の軸となるポイントを見つけた。後は、頭の中にある色々とぐちゃぐちゃした物をきちんと紡ぎ出していけば良いのでしょう。しかし、それが一番大変な作業なのに間違いはない。昨日は後輩であり友人でもある塚本玲子嬢と飲む、話す、飲む。なにも考えずにただ口まで来る言葉を吐き出す、吐き出す、楽しくなる。その帰り道、桜が空を覆う。おかげで寒かったけれど暖かかった。いつまで咲いているのか分からないと考える事が、実際に散りゆくのを見る事よりも寂しいと感じるのは、私だけだろうか。今日の午前、ホンに関わるある事のために、近所の公園でひたすらじっとしていた。道行く人が「なんだあいつ」という視線を向けては通り過ぎる。小心者の私は、その度に意味もなく携帯を見るフリをする。その挙動不審ぶりも含め、行動としては変質者と思われても仕方ない。もちろん、やましい事をするつもりはないのに動悸が激しくなる。ああ、もう少し大きな人になりたいものです。