喜劇な日々

名古屋の劇作家、鹿目由紀のほんの少しだけ喜劇的な毎日を、綴ります。

横から縦に

2008-04-28 00:18:30 | 日々のこと
色々とうまく行かないことがあり、なんだか落ちる所まで落ちてしまいそうな夜。自省は常に必要である。自省して、見つめ直して、大地を踏みしめてしっかりと生きなければなるまい。人のことを考える前に、まず自分を立て直したいと思うのである。横たわっている自分を縦に直したいのである。それが目下の望みであり、使命だと思うのである。ああなればこうだし、こうなればああだし。どうしてこうも曖昧な地面なのだろうか。どうしてこうも人は想う生き物なのだろうか。うまく行かない時に考えることは大抵うまくない考えである。うまくない考えを考えてみたところで、うまくないのだからダメに決まっている。決まっていると分かっているのに、うまくない考えを巡らせる愚かさ。それもまた時にはよろし。時には。世の中の尊敬すべき人や見習いたい人や愛する人を思い浮かべながら、コーヒーを飲んだら少し、身体が縦になった気がした。

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