喜劇な日々

名古屋の劇作家、鹿目由紀のほんの少しだけ喜劇的な毎日を、綴ります。

抑制

2009-07-31 12:53:00 | 芝居のこと
夜が遅かったので、今日は遅めに起きてハムトーストとコーヒー。頂いた参考資料の短編小説を片手に。短く目の通しやすい文体でするっと読めたが、抑制された描写が逆に内にこもっている熱を放出するようで、時折ぐっと来るものだった。書名はまたの機会に。ついでに読んだ『週刊朝日』の倉田真由美氏コラムも助長してか『性』についてもの思う。抑えられているからこそ、滲み出るもの。色。さて、昨日から取り組んでいる直し作業を終わらせてしまわなければ。今日は早めに本屋さんへ旅に出なきゃいけません。

カレーライス万歳

2009-07-30 22:49:44 | 芝居のこと
驚愕。行きつけの喫茶店がカレーライスを始めていたではないか。早速頼んだらめちゃ美味い。なんという事だ。私がカレー大好き人間だと知っての事か。というわけで、カレーで盛り上がった気分のままホンを書き進め、もう一本が書き上がり、稽古へ。短編はどちらも面白くなりそう。前半の4人の立ち位置が見えてくればいいなぁ。出し物のネタが出揃ってきたので、そろそろ構成について本腰を入れなければ。さてさて今からご飯を食べながら、昨日の打ち合わせで頂いたラジオドラマを参考に聴いてみようかと。その後、別のあるホンの直し。明日まで必須のもの。これが終われば少しだけ気が楽になりそうです。

仕事色々、出会い色々

2009-07-30 11:44:30 | 日々のこと
昨日。NHKで新しくご一緒させて頂くドラマ班のディレクターさんと初顔合わせ。とりあえず、まずは色々な事を聞く、話す、話してみる。9月にラジオドラマを書く事になりました。詳細はまた後日。話しながら、自分の中で膨らみ始めた事やもともと居座っている事にぼんやりと想像を巡らせる。『漂流裁判』のDVDも観て頂いたそうで、面白く感じてくださって嬉しかった。細部に対する意見に「なるほど」と思ったり。さて、来週までに自分のタンスの引き出しを開けられるだけ開けてみよう。その後『男祭り』稽古。うーん…今日の稽古に期待。その後、次回本公演『占いホテル』についての制作会議。そうです、もうその時期です。頭の中に広がっている大海原を小海原くらいにしようとしながら概要を話してみる。稽古後、急遽の電話でありがたいお話。瀬辺千尋お姉さまのお店に行く。新しい出会い。映像作家の方なのだが、デジタルかと思いきやアナログ志向の話で心が躍る。機械にとんと弱い私の頭を「デジタルとかアナログじゃない」というお話で柔らかくほぐしてくださったような気がして面白かった。そしてお店にはお客さんがぞくぞく…。偶然会えた方もいて、なんだか楽しい夜でした。今日は『男祭り』のもう一本も短編を書き上げて、あわよくば明日までにやる作業に手を付けたいところ。いやぁ、暑い熱い夏です。写真は瀬辺さん特製、野菜たっぷり焼きそば。

ひと息ついて

2009-07-29 15:11:37 | 芝居のこと
色々べらべらと話してしまいました。
松井真人氏も熱く語ってました。
次は新しい仕事の打ち合わせ。
今からNHKに向かいます。
その前にちょいとひと息。
松井は真剣に携帯と向き合っています。
空は相変わらずもやんとしています。

回るのを待つ

2009-07-28 22:50:28 | 芝居のこと
回る、回るよ、乾燥機が回る。気分転換に洗濯。近所のコインランドリーで本を読みながら、洗濯物たちの競演を眺める。ホン書きが仕事になってから、時々このような『待つ』時間を楽しむようにしている。短い時間ではなく、出来るだけまとまった時間、待つ。なにかを待つのは、じれったい。例えば電車で目的地に向かう間もそう。例えばご飯が炊き上がるまでの間もそう。なにかを強制的に待つとなにかを考えざるを得なくて、なにかを考えるとすれば、私の場合、それはとりとめもない事か、もしくはホンの事になる。そんな時に生まれた考えには思いも寄らない閃きが紛れていたりして。だから待つのは楽しい。楽しく愛しい。誰かを待つのも楽しい。いや哀しい時もあるが、それもまた、いつか楽しいと思える日が来るだろう、と信じてみるのは楽しい。楽しくて愛しい。愛しくて哀しい。ほら、やっぱりぐるぐる回るのだ。

書いて、また書き出す

2009-07-28 19:18:39 | ホンのこと
ようやく昨夜から筆が滑り出しました。今朝も早起きしてホン書き。午後はいったん中断し、むすび座の木村繁さんにお誘い頂き、9月の『演劇CAMP in 中津川』の概要を聞きに、撞木館での会議に参加。駅でバッタリと刈馬カオス氏に遭遇。今回は劇作家協会が絡んでいる企画があり、その事で参加との事。この企画についてはまた詳細を公表します。中津川でのイベント、面白そうですが色々と大変そうです。ふと4年前の長久手の劇作家大会を思い出した。いやぁ…あれは本当に大変だった。色々と思い出深いです。11月の演劇大学のお話も聞いてから帰宅。最後まで書き上げてメール。ふぅ。すぐにもう1本の短編を書き出すぞ、おー。といったところで、県の小島さんからお電話があり、慌てて出る。嬉しいお知らせ。また8月4日と5日の、豊田市でのワークショップについてもあれこれ考える。写真は撞木館の二階、窓の風景。凄く久しぶりに訪れましたが、素敵な建物です。