喜劇な日々

名古屋の劇作家、鹿目由紀のほんの少しだけ喜劇的な毎日を、綴ります。

2012-09-19 13:06:35 | 芝居のこと
なんだか、滞りまくりのブログです。
元気にあれこれとやっております。
先日、足に栄養をチャージしつつ。
台本を読んでみた、の図。
けっこう集中できました。
足は大事です。
近々、近況報告を連ねます。
今日こそはホンを書き出すぞ。

あっという間に日が暮れる

2012-09-04 19:13:40 | 日々のこと
先週、テレビ塔の『怪談×階段』はおかげさまで無事に終了しました。おかげさまで総来場者数1000人というめでたい結果になった模様。終わった後、上った展望台から観た夜景はとても清々しいものだった。さて、そんな先週末からNHK文化センターの短期集中戯曲講座が始まった。とよたこども創造劇場の稽古も着実に進んでいる。本日。雑務に追われ、あっという間に日が暮れた。ニシキオリさんがひたすら眠っている。水を換えたばかりでよほど気持ちいいらしい。部屋もそれなりに片付き、やることはなんとかひとつひとつ…。自分を見つめ直してみる。自分にちょっと聞いておきたいことがあり、確認したところ、やはり自分の心は決まっているようだった。自分の心が決まっているのなら、それに準ずるのみである。心に忠実に。生きている、と呼ばれる状態なのは、実際、物理的に生きている今だけなのだから、生きている間にやるべきことをやらないといけない。なんのためにやるのか。自分のためだ。誰かのため、みたいな偽善なんかいらない。ところで昨夜、空沢しんかちゃんと久しぶりにごはん。とにかく話しまくった。お互い立て続けに忙しかったので、小さな打ち上げみたいなもんだ。楽しい夜。彼女とは合うのよ、なんだか。稽古がない夜はなにするのかといえば、ええ、仕事です。歌詞をひとつ書き上げてから、とにかくひとつひとつきちんと読まなければ。じっくりたっぷり。市写真は前回に引き続き、能登のバスからの夕陽。

愛しい季節にあたり

2012-09-01 13:54:58 | 日々のこと
9月。大好きな秋がやってきた。とは、言い難い暑さだが、それでも夜は涼しく幾分か過ごしやすい。昨日までに、絶対にやりたかったことを終わらせることができ、とてもほっとしている。日常に追われ、やりたいことを諦めるのなんて、本末転倒に違いない。もちろんやらなければいけないことはどんどん溜まっていくし、それを片づけているうちに、気付いたら過ぎてしまうものもある。けれど、どんなに苦心したとしても、やりたいことだけは、なんとかやらなければいけない。最近とみに、それを感じるようになってきた。こういう仕事になってから「やりたいことやれてていいよね」というお言葉をいただいたりする。そう思える時もあれば、そう思えない時もある。やりたいことは一本の線ではない。川のようなもんだ。全体を俯瞰して眺めてみると川なのだが、近くで見ると、水がひしめき合って揺らいでいる。やりたいことの底には、『本当に今この瞬間やりたいこと』という、さらなるヤツが潜んでいて、そいつを捉えるのが至難の業なのだ。大好きな季節に入ったので、そこんとこしっかり自分の底の方を見極めていきたいもんだ、とつくづく思う。そして、余分なものは捨てよう。必要なものは抱えよう。時にそれは過酷なことだけど、部屋と同じで、捨てないと狭くなる。ほこりをかぶる。わけがわからなくなる。とりあえず、手始めに秋色の服を着る。それがなんだと言われればそうなのですが、自分を乗せるのは必要最低限のマナーだと、ここんとこ、感じている。写真は先日撮った、能登行きの列車からの風景。黄色のような緑。美しい。