喜劇な日々

名古屋の劇作家、鹿目由紀のほんの少しだけ喜劇的な毎日を、綴ります。

私には私なりの風が吹く

2007-02-13 22:38:16 | 芝居のこと
昼。東京在住の大学時代の先輩が名古屋を訪れていたので、会う。
たまに行く喫茶店で美味しいコーヒーを飲みながら、近況報告など。
会うといつも、刺激をくれる先輩だ。
予想を上回ることをしようとしていて、感銘を受ける。
私は、行きつけの喫茶店で昼間から大学ノートを前にうだうだと考えている自分が、いかに店にとって気になる存在になりつつあるかを話す。
「何をしているのかカミングアウトしたら?」
と先輩に言われたが、それはそれで居づらい。喫茶店とはつかずはなれずの関係が一番。
そういえば。
こないだコーヒーとベーコンサラダを注文した後、雑誌を取りにレジ近くに行った時。
注文を取りに来た娘が私のオーダーを告げると、キッチンの人が、
「実は予想しとった」
と言ったのを、私は聞き逃さなかった。
そして、某女性週刊誌を片手に身を翻しながら、にやりとほくそ笑んだのだった。
そうそう、このくらいの関係が心地よいのである。

夜。あおきりみかんの稽古。
新入団員に、ストレッチ、発声、ストップモーションと順番に教える。
その後、『挨拶する』稽古を試す。
これがまた面白い。挨拶するだけで、こんなに色んな事を感じるものかと思う。
自分なりに咀嚼して、来週も試してみようと思う。

テレビの中学生日記を再び書くことになり、日曜に中学生の取材。
今日も、日記関係の取材。
『ねがいごとパズル』。ずっとあれこれ考えていたが、今日はたと気付いたことあり。
同時に、書くにあたって私には私の適した方法があることを発見。なぜに今さら。
そう、私なりの方法でいいのだ。人には人のやり方というものがあるのだ。

関係ないが。
私にとって、元気をくれる人というのは、私が元気にしてあげたい人なんだなぁ。
と、改めて思ったり。