喜劇な日々

名古屋の劇作家、鹿目由紀のほんの少しだけ喜劇的な毎日を、綴ります。

仕事の句読点

2007-02-08 02:54:05 | 日々のこと
火曜日。
8名の新入団員を交え基礎稽古。総勢16名。
いやぁ多いです。若いです。
ストレッチと発声を、手分けして教える。その後、自己紹介。
イリスパンシブルティの渡山くんから借りた、宮沢章夫『演劇は道具だ』にあった自己紹介。
円になって何周も何周も自己紹介するというもの。
それぞれの話し方やしぐさに特徴が垣間見えて、面白い。
久々に見た山中崇敬が変で面白い。久々に見たからか。
それでほとんど時間がなくなってしまい、最後にちょこっと神谷さん直伝の稽古を試す。
松井ととみィにやってもらったが、相手の感じ方が顕著に表れた。
来週は、これを中心にやるつもり。

水曜日。
昼から、ヒューマンアカデミー公演『真夜中、成仏相談所』の稽古。
歌のレッスンの近藤先生と舞台監督の松井に来てもらう。
色々あって、とうとう怒る。一瞬一瞬に懸けて欲しい。
このメンバーで出来る時は、もう二度とやって来ないのだから。
その後、NHKで6月に書く(予定の)ドラマの打ち合わせ。
第一弾を読ませて頂いたのだが、かなりベタな雰囲気になりそうです。
参考に読んでおいて欲しいと、お借りしたのは山本周五郎の『扇野』。
『赤ひげ』のイメージしかないので、読むのが楽しみである。
このところ、なんやかんやでNHKに通う日々。
そのせいなのか、打ち合わせは17時なのに18時と間違えて、近くのカフェでのんびり…。
電話がかかってきて慌てて走る始末。モウロク気味である。反省。
こりゃもう、どえらい大きく予定を書いて、部屋の壁に貼っておくしかあるまい。
この日は何だか、あちらこちらから電話。
そんな日もあります。電話デーみたいな。
『プロフェッショナル』で観た、脳科学者の茂木さんの仕事の流儀が素敵だった。
仕事の合間に、句読点を打つように、シャワーを浴びたり身支度をしたりするそうな。
身支度している時に、良い仕事のアイデアが浮かんだりするそうな。
感心しました。はい。