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「観のありかた」が人間世界の最大のテーマ

2018-08-07 11:16:18 | 日記
人間が“神の子”であり
何回も生を繰り返しながら魂の生長をし、
人間界という霊界の中の一つの界に誕生した、
という霊魂的視点から見ると、
物質界にいる人間の物質的視点とは
全く異なる視点・考え方が
正しいということになります。
谷口雅春先生は
人間は“神の子”なのであるから、
物質的視点の考え方(唯物論)から脱却して
此処は実は神の世界であるということを、
明らかにして、
神の国に存在する“神の子”の生き方を
お説き下さったわけで、
キリストと釈迦がなさったことと同じです。
『生命の実相』40巻が
病気のことを多く扱っている理由は
この現象世界が実は“神の子”“仏子”の世界なのであることに
気が付く最前線にいるからです。
だれでも切羽詰まって
「生きるとはどういうことか」とか
「人生って何なのか」とか、
「愛ってどういう意味があるの」
「人は死んだらどうなるの」とか
考えざるを得ない場合が多いので、
ある意味
生命の実相の真理に気づく
近い所にいると言えます。
これは人間世界が「如何なる世界?」という疑問を
解くことです。
これは“真理を知る”ことと
同じです。
人間が神の子であることに気づけば
“神の子”になってしまうので、
神の子に人生苦は存在しないので、
人間界という霊界で
幸福な生活ができるようになります。
私自身は、
人間世界の最大の公案は「物質と見えるもの」であると思いますし、
「観のありかた」が如何なるものであるかが、
最大の テーマなのだと思うものです。





“理念”についての分りやすい例

2018-08-07 10:27:13 | 日記
理念についての
よい例が書かれていた。
早速転載しました。
(正法眼蔵を読む 仏性の巻 谷口清超著)
【<莫妄想>
長沙の岑和尚は南泉普願和尚の法嗣であるが、その岑和尚の法会に出席した竺尚書が、こんな質問をした。
「ミミズを半分に切断したところ、二つの頭が共に動き出しました。一体仏性はどちらの頭にあるのでしょうか」
師は答えられた。
「妄想するなよ」
尚書はいう。
「しかし動いておりまする」
師云く。「それはただ肉体の成分が散っていないからじゃ」
さてこの珍妙な問答を考えてみることにしよう。尚書はミミズを両段したというが、まだ切断しない時は、それを一段といってよいのか? 又そこに仏性があるとでもいうのか? 仏祖の本意としては、そうではあるまい。ミミズそのものは一段ではなく、両段でもない。無形の理念なのだ。】