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CAR SHOP ys-style・カーショップ ワイエススタイル・滋賀県近江八幡市  滋賀県竜王町

2011年05月24日 | まち歩き
 
 
 
皆さん、こんにちは。
こういう空に飛行機雲があると、「あー、夏やなー」っていう感じがしませんか?
なんでかわかりませんが、私はこの空が大好きです。
あと、飛行機雲も。
 
 
 
 
 
先日、こんなことがありました。
 
それは夜、滋賀県竜王町にあるセブンイレブンにたまたま寄ったときのことです。
コンビニの外灯の下で、何やらボンネットを開けている一台の車が・・・・・・。
「何をしてんのかな?」、これが第一インスピレーションでした。
そのコンビニは超若者が多く、いじっている(改造している)車に乗った人も多く来るところです。だからまた、「エンジンルームを開けて何かしてるんやろ」という感じにしか思わなかったのです。
が、しかし、
ボンネットを開けている車はいじっている車ではなく営業車で、しかも布亀(ぬのかめ)と書いてあり、しかも初心者マークが貼ってあり、しかも車の取扱説明書を片手に持っているではありませんか。
そこで「これはどうやらおかしい」と思い、「どうしたん?」と声を掛けに行った訳です。
すると若い営業マンが、
「なんかオーバーヒートして」と言いました。
ていうか初心者やのに、よくオーバーヒートだとわかったなと聞くと、「まず、メーターに赤いランプが付き、なんか焦げ臭いにおいがして、エンジンがカラカラ鳴ったので上司に聞くと、それはオーバーヒートだと言われた」、と。
だからすぐ近くにあったコンビニの外灯の下に車を停めた、と。
そしてその営業マンは、
コンビニで買った水をラジエター(エンジンを冷やすもの)の冷却水の中に入れていました。
しかしどう見ても、下から水がポタポタ漏れている・・・・・・。
それは彼が一気に水を入れすぎたためにポタポタ漏れているのか、それともラジエターやホースから水が漏れているのか、どっちなのか判別をつけるのに非常に迷いました。
とりあえず、
エンジンを一度かけてみよう、と。
そしてかけてみたら、オーバーヒートのランプが消えていました。
そしてその営業マンは、その車で彦根市まで帰ってこいと言われていると言っていました。
「さすがにそれは無理やで」と、私。
なんてったって、竜王町から彦根市までは走りっぱなしで1時間ぐらいかかりますからね。
 
オーバーヒートの原因はいくつもあります。
例えば、
・冷却水が回っていない。
・ウォーターポンプが作動してない
・冷却水が無い
・どこかから冷却水が漏れている
・ホース部分から冷却水が漏れている
ざっと挙げただけでもこれだけ軽くあります。
それを、オーバーヒートしたらまた停めて水を入れて、というのを繰り返して帰ってこい、と。
それはなんぼなんでも無茶やで、と。
実際それは無謀以外のなにものでもありませんからね。
 
結局なんやかんやでレッカーを呼ぶことになりました。
そのレッカーされていく様子。
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レッカーを手配している間にエンジンが冷えたので私は、「エンジン冷えたから、もうラジエターキャップを開けても大丈夫やし、もう一回水をラジエターの中に入れてみ」と言いました。
さっきは何が原因で水が漏れていたのかわからなかったので、今回はしっかりと私が見て確認したらある程度の故障箇所を突き止められるんじゃないか、と思った訳です。
そしたらラジエターの中に1Lぐらいの水が軽く入るんですね。もうその時点で異常です、おかしいです。
そして下を見たら、水がダダ漏れ。
上からエンジン内部を覗いたら、「あのホースが怪しいな」と最初に思ったところから、案の定水漏れ。
しかもホースからピューって水鉄砲みたいに。
「こらあかんわ」、と。
そんなもん、彦根まで帰るとか言うてるレベルの話じゃないです。
この状態で車を動かしたら、間違いなくエンジンつぶれます、はい。
 
そもそもなぜ、8万kmでアッパーホースから水漏れしているのか?という話ですが、
見ると、バンパーが当たっているんです。
それがグッと車側に押されているんです。
そのバンパーの奥にはラジエターやラジエターホース(アッパーホース)があります。
そこの部分がグッと押されて、車の内部の部品に圧迫されていた訳です。
そこでホースが圧迫されてグニャッとなり、圧がかかって亀裂が入ったという訳です。つまりホースが切れてそこからの水漏れ、ということです。
こんな状態で走れる訳がありません。車を潰したいのなら話は別ですが。
正直私は、「そんな原因もわからんと、彦根まで帰ってこいなんてよー言うな」と思ったものです。
皆さん車の素人ですからね、オーバーヒートぐらい大丈夫と思いますよね。それは当然だと思います。
でもねはっきり言って、
オーバーヒートした時点でもう動かせません。
ですので、オーバーヒートした時点ですぐに連絡してください。動かさずに停めてから。
 
 
 
 
 
「お礼に」と言って、栄養ドリンクを頂きました。
はっきり言って、何のお礼なのかわかりません。お礼を頂けるほど何もしていませんし。
でも、「やったー!」と言って頂きました。
しかし決して、お礼が欲しかったから近付いた訳ではありません。そこだけは誤解しないでください。
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結局レッカーされることになったのですが、そこに至るまでも時間がかかっていました。
布亀さんの営業車はリース車両です。
だからまず、リース会社に連絡しろ、と。
はっきり言って「ん?」と思いましたが、結局私の思ったとおりでした。
リース会社に電話をしても意味がありません。
トヨタで車を買ったから故障したり事故をしたら、トヨタに電話する。と言っているのと同じです。トヨタに電話しても何もなりません。
ではどこに連絡するのか、ということですが、
任意保険会社です。損保保険の会社です。
皆さん任意保険はもちろん入っていますよね?
例えば、そんぽ24とか損保ジャパンとかソニー生命とかそういうところです。
要は、その任意保険の保険内容が重要なんです。
「何かあったときはJAFを呼ぶ」、
それでもいいのですが、別途お金がかかることがあります。
今の任意保険は、そういうトラブルのときの料金がかからないようになっているのもあります。だからせっかく任意保険に入っているのに、JAFさんを呼んでいてはもったいない訳です。
『ロードサービス無料!』
こんな言葉にだまされてはいけません。
無料は何キロまでかしっかりと確認しておかないといけません。
レッカーの移動距離がだいたい50kmでしょうか?
それ以上の距離は別途お金がかかります。それが保険屋のいやらしいところです。
だから言うならば、無料ではない訳です。有料なんです。でも、50キロまでは無料ですよということです。
 
ですので、故障やトラブルや事故の場合は、取り引きのある車屋さんに連絡するのもそうですが、まずどこへ連絡するかというと、任意保険の保険会社へ連絡します。
もしものために保険内容をしっかりと確認しておいた方がいいでしょう。
皆さんは安さだけで保険会社を決めているかもしれませんが、何でも安ければいい、という考えははっきり言って愚かなことです。
そういうもしものときに備えて、保険会社を選別した方がいいと思います。
値段や価格だけではなく、ね。
 
 
 
車は大事に乗ってやってください。
今回の営業車もバンパーを当たっていなければ、オーバーヒートにはならなかったはずですから。
そして少々当たっただけでも、やはり取り引きある車屋さんに見せた方がいいですね。
トラブルを未然に防ぐ、という意味でも。
そこでなんやかんやと言って、整備や板金をさせようとする車屋はやめておきなさい。
そして、素人でもわかるように丁寧に説明をしてくれない車屋もやめておきなさい。
それは、専門用語を並べたくって整備をさせようという魂胆(こんたん)ですから。
だって素人はチンプンカンプンですからね。それを狙っている訳です。
無茶な言い方をしますが、車屋はそんなところばかり。と思っておいた方がいいでしょう。
そうじゃないと、ババを引くのは自分になりますから。
それぐらい疑っていてもいいと思います。
 
 
 
 
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代表  須山 洋平
車屋選びは慎重に