連係プレーから

終戦記念日です。
当時の政府がポツダム宣言を受諾し
無条件降伏したことが伝えられました。

戦争の悲惨さや無益さを今一度、
強く感じる日であり、故人への哀悼と名誉回復
がなされなければなりません。

国を信じて戦った人たちがいました。
でも、無益だと無理だと判断した時には
すでに遅し。

信じていただくことの責任は非常に重いものです。

この責任の重さは、いつの世でも一緒。

信じて買ったバックがコピー商品。
信じて買ったマンションが耐震偽造や異物混入。
信じて買った食べ物が賞味期限改ざん。
などたくさんの信用失墜を見てきました。

失った信用は金銭では測れません。

逆に信じ合う気持ちがあると見ている方にも伝わります。

夏の風物詩、高校野球やクラブユース選手権に
その気持ちが見て取れます。

選手・スタッフ一丸となって勝利に向かってまい進している姿には
純粋に心惹かれます。

互いが信じ合っているからこその連係プレー。

組織力を見るときに一番目を向けるのは
この連係プレーです。

個人が自立している中に連係プレーが
見え隠れするといい組織であることが
判断できます。

企業採用の枠が、スポーツマン的人材を求める意味は
これにあります。
信じたら組織の目指す方向に向かってまい進する。
その力があると思うから採用し、育て上げ、戦力として
羽ばたかせる。

責任ある行動から信用を積み上げることが
組織の強みにならないといけないですね。