配慮の大切さ

気象庁が７月の天候について
３０年に１回の「異常気象」であったと報告しました。

確かに雨が多く、梅雨明けが８月になってからという地域も
あり、それに伴い日照不足も感じられました。

環境に対する配慮を欠くと異常気象が続き
地球崩壊を招くと思います。
気をつける義務があるのは現代人です。

さて、昨日から裁判員制度がスタート。
呼び出された７３人の中から最終的には抽選で６人の裁判員と
３人の補助裁判員が選出されました。

報道によるとわかりやすく一般の人たちにも専門性の高い用語は
なるべくわかりやすくまたＣＧを駆使した映像などを投入し
また、容疑者イコール犯罪者という、先入観を排除した座席位置
など配慮がなされているとの評価でした。

配慮が効いてるのはすごくいいことだと思います。

中立な立場を貫きつつ市民感覚を裁判に持ち込む
ことが１つの趣旨ですから、そのオーガナイズが
利いていることに、制度導入に対する相当の苦労を感じます。

ただ、表面的な部分だけで判断してはいけないのですが、
呼び出しに応じた人たちの中に、裁きに興味を持って参加した人が
いたような感じを受けましたが、「目には目を」のハンムラビ法典時代の
罪刑法定主義的な判断ではなく、犯罪の根底にある社会病理の根絶につながる
制度になることを期待しています。

その第一歩ととらえている制度のスタートに配慮がなされたことに
期待しつつ見守りたいと思います。