YSCCのYSCCによるYSCCからの魂の叫び!!

能書きはいい。読めばわかる!!!

中心と周辺

2008-12-16 09:38:53 | Weblog
めっきり寒くなりました。

日の出前に表に出て、大きく息を吸い込むと
体の中に冷気が進入し、痛いくらいの刺激と
新しい伊吹を吹き込んだような感覚になります。

富士山を拝みつつ、気持ち新たな1日の始まりに
感謝したい気持ちになります。

1日健やかに、アクティブにがんばりましょう。

さて、先日、縁あって、カバディの日本代表選手による
「体験会」を行いました。
予備知識として、「カバディカバディ・・」と
息の続く限り攻撃を仕掛けることが出来る
鬼ごっこ的なものと思っていました。

当日、小学生や保護者の参加者で行われましたが、
鬼ごっこにある、攻め手と守り手の駆け引きや、
進入してきる相手に対して数的優位をどのタイミングで作るか??
また、ボディコンタクトなど格闘技に近い要素も含まれ、
子供たちも、保護者もスポーツ本来の姿である「遊び」に興じていました。

先般、出席させていただきました講義において、
オリンピック選手でも今は自分の中で「中心」となっている
単一競技のみ行ってきている現状の中で、
子供たちがキャッチボールの導入部分である、
手首の動作をうまくコントロールできないなど、
子供たちの運動に関する警鐘がならされていました。

また、別の講習会では、高校生年代の優秀なアスリートが
集まる練習会は、参加者の空間認知力の低下が報告されていました。

サッカーを「中心」に行っている子供たちの中でも、
単一競技のみで育った子供と
サッカーを柱としながらも、
違う「周辺」のスポーツに興じて楽しみながら
「中心」となる主たる競技に応用させていった子供とでは、
解決力や発見力、創意工夫に違いが出ます。

「周辺」スポーツで、駆け引きを覚えたり、
協調性の重要性に気づいたり、
スペース認知力の磨いたりすることが出来、
中心となるスポーツで伸び悩んでいる子供が、
「周辺」のスポーツで自ら壁を乗り越える例はいくらでもあります。

子供も大人も童心を取り戻したトライアルは
良い波及効果を生みそうです。
コメント
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