創価学会・公明党が日本を亡ぼす

  政教一体で憲法(20条・89条)違反だ!-打首獄門・所払い(=解散)せよ!

しんぶん赤旗の戦い-06

2016-02-17 09:20:53 | Weblog

(政教一体)公明党・創価学会 政権参加を問う しんぶん赤旗・特別取材班
               新日本出版社  800-  2000/3
    -------(P30)--以下、本文--

「池田公約」の真偽         
◆内部メモが語るものは
  世論のきびしい批判にさらされた創価学会,公明党による言論出版妨害事件。池田大作会長(現名誉会長)ら幹部は、この事件からどのような教訓を導き出そうとしたのでしょうか。

◆緊迫した息づかいが……
 持別取材班は今回、興味ぶかい創価学会内部資料を入手しました。
「総合本部長会報告」と題した極秘メモです。B5判大の用紙五枚には、松崎稔副理事長、北風松総務、田中伸子主任婦人部長、原田立総務(肩書はいずれも当時)の内部発言がびつしりと書き込まれています。
  会議が開催されたのは七〇年三月四日のこと。言論出版妨害事件で学会・公明党が大ゆれに揺れていた最中の時期で、池田氏の“おわび講演”の直前に当たります。
「言論問題をめぐって学会本部(東京-信澳町)で緊急の理事会があり、その内容を徹底するために福岡市の学会九州本部で九州プロックの総合本部長会が開かれたんです」
  そう証言するのは創価学会理事や公明党鹿児島県本部書記長、鹿児島市議、県議を歴任した山口優氏--話をつづけます。
「総合本部長とは各県の学会最高責任者のことで、鹿児島からも総合本部長ら二名が出席しました。メモはそのときに書かれたものです。鹿児島でもただちに幹部の会議が開かれ、このメモで言論問題の方針が徹底されました」
 では、メモはいったいなにを語っているのか--。
 まず言論出版妨害事件を次のように位置づけます。
「単なる言論問題でなく、本質は広布(注=創価学会の教えを広めること)を阻む第六天の魔(注=不幸をもたらす天魔)である」
「強盛な団結と信心で打(ち)破る以外ない。非難ゴウゴウをどのように解決していくか、どうとりくむかが問題である」
「憲法違反であれば告訴すればよいものを国会でさわぎ、創価学会へ切り込んできている。想像以上に敵は牙をといでおでおそいかろうとしている」
「一人の候補の当落問題でない。公明党が抹殺されるかどうかの斗である」
「(池田)先生のおおせの議員であり幹部であれば打(ち)破れる。……魔に対する完璧な斗が大切である」
 事件を反省するどころか、真相究明を求める国民の声を「第六天の魔」などとすり替え、学会特有の信心の力で批判をかわしていこうというのです。
 さらに、最高指導者の池田氏を守るために、「言論の刃を全身に受けていらっしゃる先生の姿こそ有徳王(注=正法を守ってたたかった王)の姿である」「今まで甘い考えであった。先生の生命の姿勢と自分の生命の姿勢が合っていかなければならない。……すわ鎌倉の気持(ち)が大切である」と訴え、こうハッパをかけています。
「今日から戦時態勢に入ってしっかり斗おう。北条(浩)副会長は、一歩外へ出れば敵地みたいなものであると話された。相手によって話について注意すること」
「学会幹部は無神経すぎる。矢野(絢也)書記長が頑張っていると(いうことで)傍観しているのではないか」
「末端切りくずしに来たとき、それを追(い)払う。公明党・創価学会の悪口を 一口でもいつたら追(い)かえし、不法侵入として警察へ訴える位いにする。幹部のところへ来たら破折(注=論破)しきって相手がふるえ上る位(い)の斗をすること。見つけたら最後、絶対に許さない。信心で斗うこと」
 緊迫した息づかいが伝わつてきます。

◆「反共」あおリ結束呼びかけ
 極秘メモが最も強調しているのは、日本共産党にたいする露骨な敵対心です。激烈な言葉で「反共」をあおり、結束を呼びかけています。
「共産党は槍傷覚悟でやって来る。広布をハバム魔である。重大な決意をしなければならない。死にものぐるいの斗をしなければならない」
「今まで共産党は公明党のあげ足を取ってきたが、今度の様に死力を尽くしているのは初めてである。所詮は創価学会をつぶそうとの考えである。学会を解散させようとしているのである。思いを新たに御本尊に御祈念し、先生を(国会)喚問させないように共産党をつぶす様、祈っていこう」
 デマがつぎつぎに飛び出します。
「共産党は学会幹部のスキヤンダルをさがしている。班長を五名ずつ切り崩せと指令を出している」
「共産党は益々卑劣な態度に出て来る。ゲリラ戦を起(こ)してくると予想される。共産党も破れかぶれで公明党に学会に戦をいどんで来る。共産党は45年間斗って来ている。その共産党と最後の斗をしなければならない」
「共産党は学会ブッ潰しの特訓をしている。我々よりも攻撃の意欲が盛(ん)である。共産党に焦点を合(わ)すこと」
 元・公明党福岡県本部の本部長で、旧福岡二区選出の衆院議員(連続八期)だった大橋敏雄氏は、言論出版妨害事件をめぐる体験を述懐します。
「池田先生の国会喚問を阻止せよと、学会本部の指令でわれわれ公明党国会議員は各党の関係委員会理事クラスとか責任者の懐柔工作をやらされました。赤坂の料亭や高級クラブをつかって。もちろん共産党は除いてですが」
 大橋氏は創価学会の「反共主義」についても証言します。
「学会の会合て“共産党は仏敵だ、赤旗はウソ旗だ!!”と叫ぶと、雰囲気は一気に盛り上がるんです。反共体質は、池田さんの五月三日(七〇年)の講演の前も後も、ちっとも変わりませんでしたね」
 ここで紹介した「総合本部長会報告」メモから浮き上がってくるものは、かたくなな反共主義で内部を固め、池田氏を守るために政教一体で動く創価学会・公明党の特異な姿です。

◆「猛省」の弁は何だったのか
 そして三十年を経たいま、「東大阪の編」でもみた「かたくなな反共主義」をむき出しにした公明党・創価学会の現実をみると、池田氏のあの「猛省」の弁は何だったのか、当座を乗りきるための目くらましだつたのではないか、というところにゆきつかざるをえません。
 もしそうだとしたら、国民にたいする重大な背信になるのではないでしようか。
    ---------(35P)-------つづく--

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